肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

肝胆ブログについて②

 

当ブログの記事がこれで400件に到達しました。

 

17年2月にブログを初めて21カ月。

その間、ブログに書いたことだけでも400件もかんたんするようなポジティブなことがあったのだと思うとなかなか感慨深いものがあります。

自己暗示に近いかもしれませんが、自分の人生、世の中、けっこう楽しいんじゃないかという気になってしまいますね。

 

記事にしていないけれどもかんたんしたような出来事もたくさんある訳ですし。

 

 

 

 

このブログはボケ防止の手慰みに始めたんですけれども、最近私生活で新たな挑戦を始めたせいで更新時間を捻出するのが難しくなってきました。

 

私生活で新しくやっていることはニッチでローカルでクローズドでトラディショナルなやつで、忙しい反面なかなか充実感があって楽しむことができています。

その上でブログも、となるとボケる前に身体がワヤやなあと思って、どっかで一区切りつけようかなともいっとき思っていたのですが。

 

ある時、尊敬している人が、趣味や、読んだ本や、出会った人など、人生で起きた印象的な事柄を様々ノートに整理してまとめてときどき読み返してはることを知りまして。

これってブログと一緒やなあ、こんな立派な人でも記録をつけて振り返って学んでってことをやってはるんやなあ、と思うとなんだか清々しい気持ちになり。

 

多少更新頻度を落としても続けることが大事やな、と思い至っていまもボチボチ続けさせていただいております。

 

 

 

ブログの内容は私がかんたんした出来事を適当に紹介しているだけですので、客観的に見たら何のブログなのかよく分からなくなってきておりますが……。

 

↓アクセス状況。一日千アクセス前後、月三~四万アクセスくらいでしょうか。

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↓今日時点のグーグルからのアクセス先。

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↓今日時点のヤフーからのアクセス先。

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おおきくは信長の野望のことを書いていて、たまに漫画や小説や食べもの等の内容が混ざっているブログという感じでしょうか。

大志の武将能力記事にこんなけアクセスが集まるとは意外でした。
どっかの攻略サイトさんとかがちゃんとまとめはるやろと思っていたのに。
三好長慶能力アップや鍋島直茂顔グラとかにはしゃいでいるのが恥ずいじゃないか。

瓶詰地獄や今治造船さんの記事にアクセスが集まったのも意外でした。
こんなん誰が読むんやろと思った記事にアクセスがあるとけっこう嬉しいです。

 

読者様的には歴史ネタなら歴史ネタ、漫画なら漫画と、内容に統一感のあるブログにした方が親切なのだろうとは思いますが……まあ出発点が私のボケ防止なのでその辺はお許しください。

 

 

そういう訳で、今後もマイペースな頻度でマイペースな内容を更新していけたらと思っています。

 

また、定期的に読んでくださっている方もいらっしゃるようで、すこぶる嬉しいです。

本当にありがとうございます。

 

 

こんな中身のない記事を最後まで読んでくださった方に何かいいことありますように。

 

 

 

 

信長の野望201X「伊達家③&最上家ストーリー攻略 羽前」

 

201Xを羽前まで進めたところ、遂に最上義光さんが登場してしっかり活躍いただいて満足度が高かったのですがそれ以上に「渡し」さんたちの悲哀っぷりにかんたんしてしまいました。

 

↓羽前アップデートのリリース

お知らせ

 

 

羽前のマップ。

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こないだ最上義光歴史館に行ってきたので予習はばっちりですよ。

山形県山形市「最上義光歴史館」と「文翔館(旧県庁舎・県議事堂)」 - 肝胆ブログ

 

 

 

先にストーリー面を紹介しますと、大きくは期待通り最上義光さんが様々な魅力を振りまいてくださる内容になっています。

 

 

妹好き。

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めそめそ。

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家臣からも慕われています。

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201X義光さんは強くて頭もキレッキレだけど脆いところがあるというキャラ設定です。

脆さ表現が娘介錯系とはまた違うキュート味があっていいですね。

 

 

 

更に、近年注目を集めている最上家=鮭ネタがふんだんに。

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何かあるたびに鮭ネタが。

知らない人からすると山形=鮭になってしまう勢いです。

 

 

伊達政宗さんと義姫さん母子。

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分かりにくく息子を大事にする系の義姫さんいいですよね。

 

 

志村光安さんたち最上家臣の皆さまもしっかりご活躍しますよ。

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と、ここまで最上家の魅力を紹介して参りましたが、この羽前では面倒くさい屍ボスであることに定評のある「渡し」さんの中間管理職的演出がやたら印象強かったです。

 

「渡し」さんは様々なイベントで黒幕的に暗躍されるボスなのですが……。

 

どうやらそのリアルライフは大ボスにいじめられる中ボスだったようです。

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異界渡しさん、フードの下ではいつも汗や涙を流しているのかもしれません。

 

 

 

そして、攻略面に移りますが、この後がない感じの渡しさんたちが米沢城で一斉に襲いかかってくるのですよ。

 

米沢城ラストステージ。

 

一戦目。

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二戦目。

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三戦目。

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四戦目。まだ続くのかよ。

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五戦目。

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六戦目。

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七戦目。ご家族総出で登場です。

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八戦目でようやく神ボスという。

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戦闘数が多いからか、3-4回コンティニューしましたが問題なくS評価もらえました。

 

渡しさんたち一体一体はそんなに強くないので、物理と術の複数アタッカーを連れていけば意外と何とかなると思います。

正鹿山津見さんは初回先制で吉兆マスを破壊してくるので、7戦目のラスト渡しで吉兆マスを温存する必要はありません。

 

正鹿山津見さんは渡しの印象が強すぎて正直印象に残っていないのですが、なんか普通に強かった気がします。

 

 

 

ちなみに羽前の他の面は獣オンリーで、敵はそんなに強くありません。

あえて言えば毒の予防ができるといいと思います。

 

魔窟のラスト二戦のボスはこんな感じです。

1~6戦目が雑魚敵、7~8戦目がボスです。

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7戦目を兵器で突破し、8戦目を範囲アタッカーでオーライする感じでしょうか。

 

 

 

以上、ストーリー面が濃厚な羽前でした。

 

 

最後に南部家について。

最上義光さんのリアクションで、南部家への期待ががぜん高まってきました。

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想定し得る最悪のシナリオみたいな反応ですよね。

大志の南部晴政さんの志を見るに、蛮族系騎馬民族みたいな感じになってたりして。

 

 

東北シナリオはまだまだ続くようですし、東北武将の魅力がますますたくさん紹介されますように。

 

 

信長の野望201X「伊達家ストーリー攻略② 岩代」 - 肝胆ブログ

 

信長の野望201X「伊達家④&安東家ストーリー攻略 羽後」と「今更ながら兵器特化って便利っすね」 - 肝胆ブログ

 

 

 

「アナバシス 敵中横断6000キロ」クセノポンさん / 訳:松平千秋さん(岩波文庫)

 

以前読んだ「ヘンリ・ライクロフトの私記」(ギッシングさん)で絶賛されていた「アナバシス」を読んでみたら、確かにめちゃくちゃエキサイティングな戦記&紀行ものでかんたんしました。

 

アナバシス - 岩波書店

 

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「ヘンリ・ライクロフトの私記」ギッシングさん / 訳:平井正穂さん(岩波文庫) - 肝胆ブログ

 

 

あらすじは次のとおりです。

前四○一年,ペルシアのキュロス王子は兄の王位を奪うべく長駆内陸に進攻するが,バビロンを目前にして戦死,敵中にとり残されたギリシア人傭兵一万数千の六千キロに及ぶ脱出行が始まる.

従軍した著者クセノポンの見事な采配により,雪深いアルメニア山中の難行軍など幾多の苦難を乗り越え,ギリシア兵は故国をめざす…….

 

かなりのハードシップですね。

 

おおきくは史実のようです。

 

 

以下、ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紀元前401年。

キュロス王子というペルシア王家に連なる人物に惹かれて、バビロンまで遠征することになったギリシア人傭兵さんたち。

ところが、現地に着いて早々、勝ち戦にも関わらずキュロス王子が突出しすぎてうっかり戦死してしまい。

しかもギリシア傭兵の指揮官たちはペルシアの計略で別途まとめて謀殺されてしまい。

残されたクセノポンさんと一万数千人の兵士たちは、ギリシア目指して行軍し続けることになるのです……。

 

ペルシア兵から追い掛け回され。

アルメニア地方の各民族の国を強行突破し。

黒海沿岸の山賊というか野盗というかなヤカラに傭兵として雇われ。

ギリシアに近づいたと思ったら当時のアテナイ・スパルタの政争に巻き込まれ。

 

最終的に5000名ほどまで兵が削られつつも、なんとか帰国することができたのでした。

クセノポンさんは政治的なアレで故国アテナイには戻れなかったみたいですが。

 

 

 

この作品、ヘンリ・ライクロフトの私記で絶賛されており、カエサルさんの「ガリア戦記」に匹敵するとの評がなされていまして。

 

↓ヘンリ・ライクロフトの私記から引用。

たとえこれがギリシア語で書かれた唯一の現存する作品だとしても、それをよむためにだけでもギリシア語の勉強をする値打ちは大いにあろう。

『アナバシス』は簡潔でテンポの速い叙述が絢爛たる絵画的な美しさと巧みに融合している点で、ユニークな驚嘆すべき芸術品なのである。

そこではもろもろの野心と闘争が、未知の国の不可思議なことがらが、目もあやに描かれている。はらはらする危機や救助がふんだんにもられている。山岳や海の新鮮な空気が颯々として吹き通っている。

あらゆる時代の人々の感動をさそう、人間の愛情と犠牲のすがたが輝くにいたった

 

中でも、引用されていた「二人の捕虜」のエピソードが印象的だったので、いっちょ実際にアナバシスを読んでみようと思ったのです。

 

二人の捕虜のエピソードについては、アナバシスの方から引用してみます。

クセノポンが言うには、

「実は私のところにも案内人が二人いる。先に彼らから難儀を蒙った時のことだが、われわれは待伏せをしかけたのだ――これはわれわれには息抜きにもなったのだが――幾人かは殺したが、生捕りにしたいと思ったのは、正にこの目的のためで、土地に詳しい者を案内人に使いたかったのだ。」

そこで直ぐにその二人を連れてこさせて、今見えている道のほかに、別の道を知らぬかどうか、別々に尋問した。その一人は、さまざまな威嚇を加えられながらも、知らぬといった。その男は何一つ役立つことを言わぬので、もう一人の男の面前で斬殺された。もう一人の捕虜の言うところでは、前の男には行く先の土地に嫁いで、夫と暮らしている娘があるために、知らぬと言ったのだという。自分は駄獣でも通れる道を案内するというので、その道には通行できぬ箇所はないかと問い糺すと、峠があって、これを先に占拠せねば、通過することは無理であろうという。

 

……。

名もなき古代カルドゥコイ人(クルド人)の父親としての真情が、現代日本にまで伝わって胸を打つというのはクセノポンさんの筆の冴えあってのことであります。

 

とは言え、当事者の気持ちになってみれば、クセノポンさんたちギリシア兵集団の来襲は災厄以外の何物でもありませんね……。

彼らは彼らで帰国するため、生き延びるために必死です。

その必死さ故に、道中の各民族の集落は襲撃され、略奪され、人質になって売り飛ばされ、虐殺されていくのです……。

 

 

このエピソードに限らず、クセノポンさんによるこの作品の描写は非常に写実的で、具体的で、光景がありありと目に浮かぶような力がございます。

軍中での議論、演説のシーンはとりわけ名場面が多く、これぞ古代ギリシア人とかんたんすること間違いなし。

確かにカエサルさんのガリア戦記に並べられて評されるのも分かる気がします。

 

 

私が気に入った場面としては。

 

元々のギリシア傭兵集団の指揮官たちがペルシアに謀殺されてしまうシーン。

敵将ティッサペルネスさんの巧みな話術や誘導が誠に見事で、仮に自分がギリシア人だとしても絶対騙されてしまうだろうなあ、と思ってしまう迫真味があります。

 

旅の途中、ギリシア人らしく競争競技会を始めてしまうシーン。

「こんなに堅くしかも草の茂った所で、どうしてレスリングができるのだ。」

などとボヤキながら、めちゃくちゃ楽しそうに騒いでいるところに人間味を感じます。

 

雪中行軍のシーン。

凍傷凍死の連続も悲惨なのですが、後になってから「あの時、死にかけている兵士を見捨てたやつを殴ったのは適切だったかどうか」→「殴り方が足りぬ」などとワイガヤ議論している場面の法廷ドラマ味が超面白い。

 

戦のシーン全般で、士気が上がった時のギリシア重装歩兵が戦歌(パイアーン)を合唱しながら突撃していくところ。

これは敵方からしたら怖すぎることでしょう。

装備の問題か練度や陣形(ファランクス?)の問題か、ガチで戦った時のギリシア傭兵軍団の強さは凄いものがあります。

物語の主人公味が充分。

 

 

戦記としても紀行文としても鮮烈なシーンがたくさんあり、そうしたジャンルが好きな方には間違いのない作品だと思います。

一万人を超える大軍団の脱出記、しかも史実、なんて滅多にないですしね。

 

 

とりあえずティッサペルネスさんの謀略が怖かったです。

私の人生でティッサペルネスさん的な人に絡まれるようなことがありませんように。

 

 

 

 

「アクタージュ4巻感想 巌裕次郎の背中が大きい」原作:マツキタツヤ先生 / 漫画:宇佐崎しろ先生(ジャンプ)

 

アクタージュ4巻、舞台「銀河鉄道の夜」編が本格的に始まったら、更に面白さが加速していてかんたんしました。

 

www.shonenjump.com

 

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以下、ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙は明神阿良也さん。

目のクマ系男子が刺さる人には特にヤバいですね。

 

天球メンバーとの絡み(巻末おまけ漫画)やジョバンニ役時の無垢な表情などもいいのですが、一番好きなのはscene30.の脚本読み合わせ時に夜凪景さんが弱音はいたときの無言の間です。

なにか匂っていたんでしょうか。

独自ピントの独特ハンサムストーカーってのが蠱惑的です。

夜凪景さんを2時間=映画一本分追いかけまわしていたというのが実にホラー。

 

彼は常に自分の「気持ち」および他人の「気持ち」を正確に読みとろうとしていて、更にそれを独自の言葉で表現しようと努めているのがいいですね。

常在戦場的な、いつも潜っていつも表現している生活習慣。

役者としてとても真面目に仕事している訳なのです。

 

 

 

4巻は、演劇界の巨匠「演出家:巌裕次郎」さん率いる演劇集団「天球」とともに、舞台「銀河鉄道の夜」に夜凪景さんが挑戦する内容になっています。

 

銀河鉄道の夜 原作(青空文庫

宮沢賢治 銀河鉄道の夜

 

 

デスアイランド編が終わって百城千世子さん成分がなくなることを懸念していた方も多いと思いますが、scene32.「私のカムパネルラ」と、巻中おまけの「二人の逃避行(2時間=映画一本分)」と、巻末おまけの「あのデカいキャリーバッグには夜凪景さんのための“千世子セレクトおでかけコーデ”が入っていたという事実」で吹き飛ぶことができるので安心してください。

 

百城千世子さんも「役作り」(しかも透明人間の骨っぽい内容)を始めていたり、明神阿良也さんとのバトル漫画っぽい邂逅があったりと、ライバルキャラたちが主人公に負けず劣らず成長しているのがいいですね。

往年のはじめの一歩を見ているかのようです。

 

星アリサさんが「千世子と手塚で手いっぱい」と仰っていましたが、千世子さんについては殺人犯役への挑戦のことを指していたのでしょうか。

ならば、手塚監督もまた何か面白いことをやっているんでしょうかね?
そうだといいなあ。

 

 

 

他の登場人物ですと……

 

主人公の夜凪景さん。

「感情表現」の課題認識→解決の流れがとても魅力的でした。

天才過ぎるやろという気がしなくもないですが、漫画としては展開早くてとてもいい。

 

非現実的な天才性、異常性が、死者であり違う世界の存在となった「カムパネルラ」に嵌まっていて、作品全体に強烈な個性を帯びさせることに成功しているのではないでしょうか。

 

というか、デスアイランドに続く2つ目の長編で、既に「生と死」を掘り下げていこうとしているのが役者としてもバトルものでない漫画としても異常値だと思うのです。

こういうテーマって、普通の漫画なら20巻台とかでやっているやつだと思うの。
師匠の死を乗り越えて……とかさ。
エピソードを溜めて溜めてからやらないと普通は盛り上がんないですよね。

それを4巻の時点でやっててしかも面白さを増しているんだから、なんてスゲェ原作なんだと素直にかんたんしてしまいます。

 

 

彼女の特設サイトができていたのもウケました。

空メール送ったら本当にスタジオ大黒点からポートフォリオPDFもらえたし。

www.shonenjump.com

 

↓こういうメールとPDFが自動返信されてきます。

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大黒天HP内で百城千世子さん(しかも太もも露わ)が映っている画像を使っていますが肖像権の許可は取ってはるんでしょうか。

スターズから激しく攻撃される気がします。

 

 

 

 

続いて三坂七生さん。

舌ピアス、コンプレックス、憧れ、弱さ、かわいいもの好き、率直。

リアリティのある女性なので応援したくなります。

 

 

青田亀太郎さん。

三枚目、実力派、フルチン派、乳首攻められたがり、イジられてイジれるお兄さん。

いいなあ。

喜怒哀楽の“楽(エクスタシー)”表現だけバストアップになっていましたが、下半身でどんなムーブをやっていたのか気になります。

 

 

星アキラさん。自覚のない嘘吐き。

「たとえあなた(巌裕次郎)でも黒山でも夜凪景でも

 アキラは変えられない

 だから問題ないの」

という母親アリサさんのお言葉が前フリだったらいいな。

その三人だけでは変えられなくても、亀さんの言葉が既に響き始めていますしね。

彼の変化、成長が今から楽しみです。

 

 

亀さんはザネリ役ですが、七生さんとアキラさんは何の役やるんでしょうね。

銀河鉄道で出会う姉弟と家庭教師とかでしょうか。

ハレルヤハレルヤ。

カムパネルラに負けず劣らず難しい役だと思いますし、七生さんアキラさんそれぞれがどんな皮の向け方をしてカタルシスを与えてくれるのか、期待が募るばかりです。

 

 

 

そして、巌裕次郎さん。

伝説の演出家にして怖い人にして業の深い人。

4巻ラスト、scene34.「演技指導」に戦慄した読者も多いのではないでしょうか。

 

「何だよその顔は」

のアンタの表情こそよ。

 

3巻ラストで仰っていた

「俺達と一緒に死への旅と行こうか

 夜凪 景」

がまったく言葉通りの意味だったのがイカツ過ぎる。

 

黒山監督といい手塚監督といい巌裕次郎さんといい、この漫画に出てくる監督・演出家は本当にどうしようもなく作品と役者に対して自己中過ぎるところが似通っていて、めっちゃ酷い連中で、だから好きです。

 

この漫画、大きくは美女と美男に満ちた作品ですが、作画という点ではこの巌裕次郎老人が好き過ぎるんですよね。

基本無表情からの、僅かな顔の変化がたまらん。

 

何より、背中の広さ、たぶん意図的な広さが超いい。最高にいい。

カバー裏のおまけ漫画も、巌裕次郎背中フェチ的にはそっちばかり注目してしまう。

この背中の大きさが彼の存在の大きさをそのまま表しているようで、この背中がフッと消えてしまった時の喪失感の大きさまでが必要以上に想像できて、ほんまたまんない。

 

ジャンプでお爺ちゃんの生死をこんなに気にかけることになるとは。

全国のちびっ子読者よ、これで泣いたら自分のお爺ちゃんお婆ちゃんにもやさしくしてあげようね。

 

 

 

作品内では、映画デスアイランドはまだ公開されていない模様です。

おそらく銀河鉄道の夜もデスアイランドも話題作になるでしょうから、ここから夜凪景さんに対する世間の目も急激に変わっていくのでしょうね。

 

アクタージュという作品も、作品内の夜凪景さん同様、いい感じに世間評価が高まってますますレベルアップして凄いことにならはりますように。

 

 

「アクタージュ3巻 感想 百城千世子は偉大なり」原作:マツキタツヤ先生 / 漫画:宇佐崎しろ先生(ジャンプ) - 肝胆ブログ

 

「アクタージュ5巻感想 映画と舞台の違い」原作:マツキタツヤ先生 / 漫画:宇佐崎しろ先生(ジャンプ) - 肝胆ブログ

 

 

京都 永楽屋の「柚子こごり(柚子こゞり)」

 

四条河原町にある永楽屋さんの「柚子こごり」を初めていただいのですが、これがもうめっぽう美味しくてかんたんしました。

 

shop.eirakuya.co.jp

 

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(画像はオフィシャルHPより引用)

 

 

柚子と砂糖と寒天でできた美しいお菓子です。

琥珀といわれるジャンルの和菓子ですね。

 

サイズは親指より一回り大きいくらいの食べきりサイズで、個包装されています。

和紙の包み紙がまた品のよいデザインで素敵なんですよ。

これは贈答用にも最適だと思います。

 

 

柚子入りの寒天を粗めの粉砂糖で覆ったお菓子ですので、噛みしめるとシャリジャリした食感が楽しいです。

そのあと、寒天の、ゼリーとは違う、独特のネッチリ舌ざわりが心地よく。

そして、柚の爽やかな香り、砂糖の繊細な甘味が口から鼻へ抜けていくのです。

 

主観的な物言いですが、硬くもなく冷たくもないのに、「ピュアな氷を食べた」かのような清冽な印象を抱きました。

 

不思議な味覚体験です。

どうして砂糖と寒天と柚子で、冷たく清らかな水のような描像を創り出せるのだろう?

 

 

もちろん砂糖と柚子ですので、柔らかに疲れを取ってくれるような癒しもあり。

お茶にも紅茶にも嵌まる融通のよさもあり。

 

素晴らしい逸品だと言い切れます。

特に和菓子好きや柚子好きの方は避けて通れないと思いますよ。

 

(梅田大丸、東京日本橋にも店舗があるようです)

 

 

 

京都って、知った気になれない街ですね。

観光客の多さに辟易せず、ときどきぶらついてみたいと思います。

 

混雑騒然の中で、ちょっと静かな気持ちになれるような、そんなお菓子や眺めにこれからも出会えますように。

 

 

 

埼玉県比企郡嵐山町「杉山城(続日本百名城)」

 

有名な杉山城に行ってみたところ、噂通り、小規模な山城ながら巧み極まりない築城の工夫がたくさんなされていてかんたんしました。

こんな城を攻めたくはないものです。

 

国指定史跡・杉山城跡公式HP

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菅谷館の続きです。

埼玉県比企郡嵐山町「菅谷館(続日本百名城)と嵐山史跡の博物館」 - 肝胆ブログ

 

 

比企郡嵐山町は町内に二つも続日本百名城が存在するという、城好き垂涎の地として知られています。

特に杉山城は、城郭ファンからは「戦国期城郭の最高傑作」「築城の教科書」とも呼ばれているそうで。

 

 

案内図。

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私有地なのに地権者の方のご理解・ご協力によって公開いただいているそうです。

本当にありがたいことですね。

 

 

パッと見にはただの野山にしか見えないかもしれませんが……

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立体的な縄張りをよく見ると、攻め手を絶対殺すような仕様があちこちに。

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張り出した土塁に、近所の菅谷館と共通した築城思想を感じ取れなくもありません。

 

 

本郭周辺。

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あちこち写真を撮ったのですが、縄張りの凄さは私の写真技術では再現できそうになく容量の無駄遣いになりそうなので貼るのはやめておきます。

 

城郭に詳しい先達に伺ったところ、「素人が土塁や堀の迫力を写し出すのは無理」とのことなので、そんなものかと思って気が楽になりました。

 

 

代わりに歩いてみた体感を申しますと、うねうね入り組んだ侵入経路が印象的なお城で、あたかも3次元の迷路を進んでいるような気になってしまいます。

そのため、ともすれば方向感覚が狂いそうになり、「どっちから来たんやっけ」「どっちに向かってるんやっけ」という恐ろしい状態に頭が。

しかも、そんなときに頭上を見上げるとちょうどいい位置に守り手が陣取ってそうな郭が見えて、ああこうやって狙い打たれて討ち死にするんですねという感慨を楽しむことができるんですよ。

斜め上を見ながら歩いてみることを推してみたいと思います。

 

この面白さは現地に行ってみないと分からないので、埼玉の近くにお住いの方はぜひぜひ訪れてみてください。

 

ちなみに車のナビをセットする際は、杉山城でなく「玉ノ岡中学校」「積善寺」で検索するのがおすすめです。

私が訪れた際は、積善寺の方らしき人がご親切に道を教えてくださいました。

本当にありがとうございます。

 

 

 

ちなみにこの杉山城、誰が築城/整備したのかでいまも論争が続いているそうです。

築城技術が高すぎるのでずっと「後北条家の城」だと考えられていたところ、近年の発掘調査によって「どうも山内上杉家の城らしい」という風になってきているのだとか。

(既にオフィシャル説明は山内上杉家の城という扱いになっていました)

 

そういえばちょっと前に「杉山城の時代」という本が話題になってましたね(未読)。

 

私はライトな歴史好きなので詳しいことはよく分かりませんが、後北条家の優れた築城技術のルーツには興味があるので、仮に山内上杉家の城だったとしても、こうした良き先例を吸収発展させたのが後北条家なのだと思えば十分にロマンがあるなあと思っています。

間違いなく後北条家が築いた名城があちこちにある訳ですし。

関東は争乱が長く続いていたので築城技術の堆積があっても違和感ありませんし、西国から進出してきた後北条家が土地に根付いたノウハウを吸い取っていくのも実に凄み。

 

 

こんな論争が巻き起こるくらい、この城には訪れた人のトキメキを掻き立てるような魅力があるということだと思います。

 

菅谷館ともども多くの方がこの地を訪れて、山城ファンが増えていきますように。

 

 

 

 

信長の野望201X「201X学園 ハッピーハロウィン ~吸血鬼の宴~」

 

201Xの学園イベント、武田上杉学園が来るかと思っていたら、まさかの陶晴賢さん登場にかんたんしました。

しかも新たなハロウィンガチャには二階堂盛義さんまでいらっしゃって……。

 

↓ハロウィンイベントのリリース

お知らせ

 

 

以下、ネタバレを含みますのでご留意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず一通りクリアしました。

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かぼちゃ畑のラストはこんな感じです。

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パニッシャーで雑魚を、ファウストで黄泉渡しさんを処理して、後は武田信玄さんが溜まっているものを放てば1ターンキル可能です。

 

 

真・かぼちゃ畑の敵はこんな面々。

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赤鬼さんたちで見えにくいのですが、中列にはがしゃ髑髏さんが、後列には牡丹燈籠さんが2体いらっしゃいます。

赤鬼さんたちを先に倒しても、がしゃ髑髏さんに復活させられてしまいますので、まずはがしゃ髑髏さんを真田幸村さんや中列攻撃人材でやっつける必要があります。
牡丹燈籠さんの呪い嫌がらせをなんとかしながら。

 

で、がしゃ髑髏さんを倒しても他のボスたち撤退してくれないんですよね。

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がしゃ髑髏さんを倒すことしか考えてなかったので、真田幸村さんとハーデス神と兵器で一体一体倒していくのが面倒でした。

汎用型のランダム攻撃アタッカーも連れていけるとよさそう。

9,000点でA評価に終わりましたが、私の腕と陣容だと1回はコンティニューが必要になりそうなのでS評価へ挑戦し続けるかは悩ましいところです。

 

 

 

イベントのストーリー面。

 

本陽院さんの重ためな百合要素など色々な見どころがありましたが、中でも陶晴賢さんの高笑いがひたすら眩しかったのが印象的です。

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201Xの陶晴賢さんいいですよね。高笑い系のイケメン。

信長の野望シリーズの中で一番イキイキしている陶晴賢だと思います。

過去のイベントをセルフオマージュした曲げぬ曲げられぬ発言も実にイイ。

 

(参考:過去イベントの晴賢さん)

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ずるいほどかわいいですね。

 

 

 

唐突に登場する尼子経久さんもステキ。

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保護者会 笑。

こんなところで再現される尼子と大内の争いがシュールです。

この二人って直接対決してたんでしたっけね。(あまり詳しくないです)

 

 

 

更には一条兼定さんまでいきなり現れてびっくりしました。

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主席。ツッコミが追いつきません。

 

 

 

更に更には丹波の赤鬼青鬼までがイベント初登場。

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今回の学園イベントは誰が登場するのか予想できないのがすごい。

 

 

 

まつりさんの女性らしい悲鳴も地味にレアですね。

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カオスなストーリーで、201Xらしくて楽しかったです。

ラスボスも意外な人物でして、展開含めて面白いですよ。

 

 

 

 

ガチャ関係。

 

悪魔城ドラキュラ好きの私としては吸血鬼陶晴賢さんは欲しいところです。

手持ちの名将紹介状をほとんどつぎ込んでやっと一枚引けました。

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とても強い。

のはいいんですが我が陣営には対鬼人材がけっこう揃っているので何に使おうか。

活用法を考えずにガチャをやるのはよくない。

 

 

 

晴賢さんを引く過程で生徒会長の細川伊也さんも引けました。

彼女の全身図はなかなかべっぴんさんですね。

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今回のハロウィンガチャの衣装、全体的にデザインがいいと思います。

 

 

 

驚いたのはシレッとガチャに混ざっていた二階堂盛義さん。

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本編ストーリーには登場しなかったので、ようやくお会いできました感。

信長の野望201X「伊達家ストーリー攻略② 岩代」 - 肝胆ブログ

 

今にして思えば201Xのルーツは蒼天録・太閤立志伝Ⅴのこの人あたりにあるのかもしれません。

当時は子孫からクレームがきたので天下創世で未登場になって革新から凛々しい顔になって再登場したとか噂になっていましたが、こうしてあの頃の顔グラで登場したということはデマだったんでしょうかね。

 

 

 

以上、賑やかで楽しいイベントでございました。

周回報酬獲得に向けて引続き頑張りましょう。

 

これからも意外な武将が取り上げられる201Xらしいイベントが出てきますように。