今朝、かっこいいサラリーマンを目撃してかんたんしました。
少し人通りの多い道を歩いていたところ、
私の3メートルくらい先で、横から飛び出してきた自転車のお婆ちゃんが
通行人にぶつかって転んでしまいました。
幸い、頭など危ない箇所を打った様子はありませんでした。
その時です。
お婆ちゃんが転んですぐさま、
ぶつかった通行人のサラリーマンがお婆ちゃんに手を差し出し、
隣を歩いていたサラリーマンがお婆ちゃんの荷物を拾い、
少し後ろを歩いていたサラリーマンがお婆ちゃんの自転車を立ててあげたのです。
3人の兄さんおじさんたちの迅速で当然感溢れる親切は本当に格好良かった。
私はただ、離れたところで一部始終を見ていただけです。
格好悪い。
や、私とて、難儀している人に親切をしたことくらいありますよ。
でも、今朝は本当に格好悪くて、自己嫌悪したのです。
脇道からふらふら出てきた自転車の動きが不自然で、
一瞬「酔っ払い? 当たり屋?」と感じてしまったんですよね。
よく見たら足腰の弱そうなお婆ちゃんだったという。
不審……? → あ、お年寄りやん、助けなきゃ。
と思った頃には、既に3人の紳士がお婆ちゃんに善意を施していたという顛末です。
別にウドやメトロシティで暮らしている訳でもなし、
変な警戒心に囚われて歩いている自分はみっともないと思いました。
次似たようなことがあったら、すっと親切に加われますように。