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肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

「劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」田口清隆監督

 

 

「劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」に
かんたんしました。

 

m-78.jp

 

以下、ネタバレしまくりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


公開1週間後に観てきたのですが、
評判がいいのか3連休だからか満席でした。

オーブ本編もすごく面白かったのですが、
劇場版もとても楽しい映画で嬉しかったです。

 

あらすじはこんな感じになります。

・ハワイでオーブがギャラクトロンカスタムと戦う。
  ↓
・助太刀に来たゼロが、ギンガとビクトリーが行方不明になったと話す。
  ↓
・日本。SSPにエックスデバイザーが届けられる。
 大地くんを捜してほしいと頼むエックス。
  ↓
SSPを襲撃する宇宙人。そこにアロハシャツガイさんが
 ウクレレでテーマ曲を弾きながら現れ、宇宙人を一蹴。
  ↓
・変な洋館に大地くんを捜しに行く。
  ↓
・途中オーブが捕らえられたりしつつ、ジャグラーの活躍もあって
 大地くんを救出。
  ↓
・ここから延々敵怪獣と戦い続ける。
 エックスが宝石に変えられたり、ゼッパンドンジャグラーが助けに来てくれたり、
 エックスとギンガとビクトリーが復活したり、セブンが現れたりする。
  ↓
・勝利。銭湯に入ってから、ガイさんがSSPに別れを告げる。
  ↓
・ゼロが現れ、続編がありそうなことを仄めかして終了。

 

幾つかの目線で感想を書いていきます。

 

ガイさん(石黒英雄さん)。

やっぱりこの人は格好いいですね。
アロハシャツを着てても格好いい。
登場するだけで周りが安心する存在感は格別です。

大地くん(高橋健介さん)とともに、人間体でのアクションシーンも
今回よかったです。

 

キャップ(松浦雅さん)。

相変わらず転んだり、身体のラインがしっかり出るボディスーツを着たり、
ジャグラーに背後を取られたりとテレビ本編と変わらぬ立ち位置でした。

 

ハードボイルドリバー渋川さん(柳沢慎吾さん)。

この方も本編同様の立ち位置ですね。
基本ギャグ。ガイさんとはまた別の、いるだけで面白い安心感。
決めるときは決める大人の渋さ。

柳沢慎吾さんとオーブという作品はとてもよくマッチしていると思います。

 

特撮のセット。

今回はビルの縦崩れが多くて迫力がありました。
どうやって撮っているのか分かりませんが、ビルの底が抜けたように
根元の方から崩れていくんですよね。
「折れる」「壊される」も好きですが、「縦に崩れる」は更に好きです。

 

続いて主人公のウルトラマンオーブです。

オリジン。
オープニングらしくほどほどに苦戦しつつ、しっかり必殺技を決めました。

バーンマイトはストビューム光線を出しました。
ちゃんと虹色に身体が光っていて、それだけでグッときます。
登場シーンのスワローキックも相変わらず決まっています。

一方でハリケーンスラッシュさんは残念でした。
テレビ本編の後半同様、かませっぷりに拍車がかかっています……。
最大の見せ場は「敵のガピヤ星人サデスにビンタされる」シーンでしたからね。
オーブスラッガーランス(笑)ジャック(笑)みたいな扱いに涙が。

スペシウムゼペリオン
標準形態らしく、上がりも下がりもしない戦いぶりでした。

サンダーブレスター
荒ぶるゾフィーをカイザーベリアル陛下が宥める形態です。
「かかってこんかいオラァ!」みたいな感じでサデスを圧倒してました。
敵の卑怯な手で退場させたことで、格も落とさない演出でしたね。

トリニティ
新登場の割には、そこまで圧倒的な強さは見せませんでした。
ボコボコにされているシーンの方が長かったような気もします。
その分、最終必殺技の「なんかすごい八つ裂き光輪」はとてもイケてました。

 

ウルトラマンエックスは「アタッカーX」がよかったです。
街がX字に燃え尽くされる感じがマップ兵器感あります。

 

そしてウルトラセブン
登場することは番宣で知っていたはずなのに、完全に忘れていました。

叩きのめされたオーブトリニティの前に
いきなりモロボシ・ダン森次晃嗣さん)が現れて
「ただの風来坊さ」ですもの。
「デュワ!」グイーィィンですもの。
敵宇宙人たちが「セブン~×4からのセブン! セブン! セブン!」ですもの!

思わず「おふっ」って変な声が出ました。

しかもセブン超強い。
さすが50周年。
アイスラッガー。ドロップキック。たまらないです。
「やばい、オーブの存在感が喰われる」と本気で心配しましたが、
最後のとどめはオーブに譲ってくれました。
そういうスマートな気配りが実にモロボシ・ダンっぽい。

 

敵役の皆さん。

冒頭に出てくるギャラクトロンカスタムにまず驚きました。
ギャラクトロンはオーブオリジナル怪獣の中でも人気者ですし
(なんせテレビ本編での行動とやられっぷりがよかった)、
この時点でまず掴みは最高です。

ガピヤ星人サデス
うっといくらい濃くておいしかったです。
他の連中も濃い作品だから悪目立ちにならずに済んでいるのだと思います。
オーブ以外の作品には出られなさそう。

テンペラー・ヒッポリト・ガッツの三人衆の中では、
ガッツが頭ひとつ抜けていました。
芸人成分強めですが、「ウルトラ怪獣散歩」を愛する私には問題ありません。

奇機械怪獣デアボリック
マガオロチ並の都市破壊をやってのけ、相当大物感があったのですが、
最後の方はサデスの武器扱いでしたね。
ギャラクトロンと違って人格も思考もない純粋兵器という感じ。
今後ピンでの人気が出るかどうかは微妙なところかもしれません。

 

最後にジャグラスジャグラー(青柳尊哉さん)。

この人は本当にキャラが立っていますね。
ジャグラーを生んだことがオーブ最大の功績だとすら思います。
きっと今後のウルトラマンシリーズではジャグラーのフォロワーキャラが
量産されて、その誰もがジャグラー並にはなれずに散っていくのでしょう。
青柳さんの怪演に匹敵できる役者さんなんてそうはいないでしょうし。

ダークリングで「ゼットンさん! パンドンさん!」をやったことも
相当面白かったのですが、個人的には

「登場シーンでは先に階段を行くガイさんのケツを凝視し」
「エンディングでは銭湯でガイさんにケツを見せつけ去っていく」

流れが気になって仕方ありませんでした。

ジャグラー目線で見れば、
ケツで始まりケツで終わった映画なのです。

絶対スタッフは狙ってやっていると思います。


以上、見どころがたくさんあってよい映画でした。
これだけ濃くて80分。
大満足です。

 

ウルトラマンとはまったく関係ありませんが、
8日目時点の大相撲春場所
稀勢の里と高安の異常な強さが際立っている他、
この2日間の琴奨菊・千代の国の内容の良さにも惹かれます。

特に7日目の千代の国の引き落とし。
あの足を上げる反応の速さ、片足一本で崩れない体幹のバランス。
めっちゃ格好いい。


どうか琴奨菊が10勝できますように。
どうか千代の国が怪我せず番付を上げられますように。