スーパーロボット大戦MXポータブルの2周目をクリアしました。
2周目になってもけっこう時間がかかってかんたんしました。
1周目⇒「スーパーロボット大戦MXポータブル」バンプレスト - 肝胆ブログ
こちらのゲーム、2周目以降はクリア特典がついていて、
前周までに稼いだ資金やPP(各キャラを強化するためのポイント)や
強化パーツを一部引き継ぐことができるのです。
とりわけ資金と強化パーツの恩恵は大きく、2周目以降の難易度を
大きく下げてくれます。
いきなりお気に入り機体フル改造とか、ハロ装備とかできますからね。
PPの方は全員分のPPを合算して再度全員に配分することになりますので、
2周目だとボーナスはひとり100ポイント(アタッカー分)程度と
そこまでの無双を可能とするものではありません。
キャラ単位引継ぎだったら無敵の甲児くんとかつくりたかったです。
2周目はガンダム系+1周目に使わなかった人たちということで、
以下の方々を中心に使いました。
最終マップ出撃メンバー
電童(銀河・北斗)
セルブースターバルハラ(ベガ・スバル)
凰牙(アルテア)
ブラックサレナ(アキト)
ドラグナー1型カスタム(ケーン)
ドラグナー2型カスタム(タップ)
ドググナー3型(ライト)
ファルゲン・マッフ(マイヨ)
ディジェSE-R(カミーユ)
フルアーマー百式改(クワトロ)
ΖΖガンダム(ジュドー)
νガンダム(アムロ)
マジンガーZ(甲児)
天のゼオライマー(マサト・美久)
ダイモス(一矢)
ガルバーFXⅡ(京四郎・ナナ)
ライディーン(洸)
ブルーガー(マリ)
+
リアル系主人公
+
真聖ラーゼフォン(真聖綾人)
それぞれ使い勝手などの感想を書きますと。
電童の皆様はよい若者&大人たちという感じで好感度の高い面々でした。
シナリオの主軸ですし、決戦シナリオで挿入されるOver the Rainbowという
曲もロボットアニメらしい素敵なBGMでした。
機会があれば原作アニメも観てみたいです。
但し、電童は戦力的にはイマイチでした。
装甲も運動性も攻撃力も中途半端なので、精神コマンドや修理抜きでの
運用は二線級という印象です。
フェニックスエールを使えるようになってようやく他の主人公級並……。
1周目ならクロックマネージャー(敵行動不能化)をもっと活用できた気が
しますけど、2周目なら動きを止める前に殴り殺した方が早いので。
ベガさんは使いやすいです。
1周目ならバイク運用していたと思いますが、2周目はカミーユやドラグナーが
斬り込み隊長を担うので補給機運用です。
統率技能があるので補給機でも攻撃力が出ます。
運動性を改造すれば回避力も高く、戦力的にも渋い活躍でした。
アルテア兄上は格好よすぎました。
初見メンバーの中で個人的に一番気に入ったのがこの方です。
凰牙・フェニックスエールは武器がひとつだけ、気力130で使用可能と
一見正気ではない設定なのですが、それでも好んで使っていました。
援護技能&エネルギー回復があるのでラスボスの前に置いて大活躍です。
ナデシコも原作未視聴です。
なんかイメージよりも悲壮感のあるシナリオっぽいですね。
ラーゼフォンが抜けるタイミングで援軍に来てくれたので、
そのままブラックサレナを使ってみました。
すげえ強かったです。
敵の攻撃は当たらず、反撃で2万近いダメージをばら撒いてくれます。
ドラグナーの皆様はキャラ的にも能力的にも大活躍でした。
強制出撃が多いので、育てておくと攻略が格段に楽になります。
合体攻撃が異常に強いですね。
ダイナミック勢やGガンダム勢の立場がないです。
終盤で仲間になるマイヨさんなんて明らかにバランスブレイカ―です。
同じような立ち位置のクワトロさんの立場がないです。
そんな中、しばしば被弾するタップさんがチャーミングでした。
ガンダム勢はいつものロボット大戦という感じですが、
ドラグナーやナデシコ勢に若干喰われている印象ですね。
普通に使うなら彼らの方が強いと思います。
ただ、カミーユが乗ってきてくれた隠し機体「ディジェSE-R」だけは
とんでもない強さです。
言うなればブラックサレナのエネルギー無消費型です。
私の知っているディジェSE-Rと違う。
中身ビルバインなんじゃないかと疑ってしまいます。
機体入手は手間ですが、労力に見合う戦力だと思います。
甲児君は初め使うつもりはなかったんですけど、
ベガ星連合軍との決戦シナリオ出撃メンバーで育てていたのが
ライディーンだけでしたので急遽育成いたしました。
このゲーム、シナリオ分岐による出撃キャラクター縛り対策が地味に重要です。
合体攻撃がなくてもマジンガーは安定して強うございました。
ゼオライマーは機体デザインがいいですね。
八卦ロボがそれぞれ格好いい。
ゼオライマーのメイオウ攻撃(MAP兵器)は確かに便利でしたが、
よく話に聞くほどバランスブレイカ―ではないと思いました。
高攻撃力・分身・バリア・エネルギー回復・覚醒と万能感はありますけど、
過信して敵陣に放り込むとけっこう冷や冷やするダメージを喰らいます。
といっても充分エース級なんですけどね。
ダイモスは戦闘アニメの作画がよかったです。
あえて昔ながらのカクカクデザインを強調するポーズ・ムーブ。
絶対そんな角度で関節動かへんやろ……というデザインを
無理やりグリグリ動かしているのが楽しい。
この人も過信しているとけっこうダメージを受けますので、
単騎特攻には向きません。
役割はシンプルにボス殺しです。
それまでは双竜剣で地道に気力を溜めましょう。
ガルバーFXⅡは意外な活躍でした。
運動性を強化してみたら避ける避ける。
修理補給に邁進しつつ、局面によっては雑魚殺しの遊軍にも。
京四郎さんのキャラクターも渋くていいですね。
ライディーンは便利でした。
援護&ゴッドボイス(MAP兵器)が超便利。
BGMが「神と悪魔」なのもいい。
ぶつかる~ぶつかる~♪
カットインなどで洸君の美少年ぶりが強調されてるのもよかったです。
ブルーガーは優秀なサポート機でした。
各精神コマンドの消費量が少なめに設定されているのがありがたい。
原作終了後なので仕方ないんですけど、神宮寺さんとの二人乗りなら
なおよかったのですが。
無念、ミスターはプル・プルツーほどの人気は得られていない模様。
主人公は地味ながらいい人たちです。
リアル系の機体も地味ながら良質でした。
地味なのがいいんですよね。
シナリオもGガンダムをもう少し優等生にした感じですし。
そしてラーゼフォン。
能力的にはまあ強い、というところです。
終盤シナリオでは離脱してたりするので、育てるかどうかは好みですね。
シナリオ面の中核を担っているのですが、
用語や設定が難解すぎて困った方も多いと思います。
私も1周目は訳が分からなくて、終盤でいきなり遙さんがサカり始めるので
「なんやこのおばはん……」とドン引きしてしまいました。
どうもこのMX、遙さんとミサトさんとベガさんの妙齢トリオが
フィーチャーされております。
ベガさんは健全なるも、他二人は色々こじらせている模様で。
ラーゼフォン(映画)を観てみたりして一応事情は分かったんですけど……
17歳男性と29歳女性の熱愛……まではまあいいとして、
29歳側には年齢相応の成熟を求めたいところです。
一方で、BGMと「ブルーフレンド」は素晴らしかったと思うんです。
リアルタイムで観ていたらもっと嵌まっていたかもしれません。
みっちり観たら良作で、表面だけチラ観したらけったいな作品という印象です。
さて、これだけの強メンバーを集めて周回ボーナスも得て、
改造しまくり、全員アタッカー&リベンジ装備、強化パーツ使い放題、
難易度楽々でプレイしてみましたが、クリアに3箇月近くもかかってしまいました。
ロード時間、やたら多い敵HP、やたら長いシナリオの壁は厚かったようです。
でも、苦ではなかったですね。
やっぱり好きなロボットが質のいいBGMに乗って格好よく動いているだけで
プレイヤーは楽しいものです。
またそのうち3周目をやるかもしれません。
そのためにも、近所のTUTAYAに電童が入荷されますように。