マルハニチロのプレミアム缶詰シリーズ(1缶250円)「月花」のさば味噌・さんま煮付がありがたい美味しさでかんたんしました。
さば缶を筆頭に、魚の缶詰とは大変ありがたい代物であります。
安いのであれば100円、高いのでも500円以内で手に入る値ごろ感。
缶詰ならではの常温で日持ちしますよ感。
一缶添えれば食卓が豪華になった感。
地味に身体にもよさそう感。
何より、味噌煮であれ醤油煮であれ水煮であれ、缶詰の魚ってやたらにうまいですよね。
しっかり熱が入っていて、骨までサクホロになっている独特の食感。
魚のうま味と調味が悪魔合体したような独特のデリシャス感。
大ぶり切り身がドンと詰まっている嬉しいボリューム感。
お魚が年々お高くなっていく中、安くておいしい魚の缶詰は庶民にとって手放せない常備菜であります。
フランス王家で言えばスイス傭兵のような存在ですね。
こちらのマルハニチロ「月花シリーズ」、その中でも「さばみそ煮」と「さんま煮付」は、私が色々試した中では一番のお気に入り缶詰です。
常温でもイケますが、レンジでチンした方が当然うまいっす。
さばみそ煮。
肉厚です。
大人の腕くらいの太さのさばが転がり出てきます。
国産さばを使用しているそうですが、よい仕入れをしているのが分かります。
味付けは信州味噌。
さばの力強い持ち味と、クセの少ないうま味たっぷり味噌味とが、一滴も逃げずに濃縮沸騰したのが伝わってきますよ。
ごはんにヒトカケ乗せれば、ハグッムシャムシャッまっしぐらです。
さんま煮付。
さんまの身を豪快にブツ切りしたのが7個くらい入っています。
たぶん一匹分くらいでしょう。
値上がり著しいさんまをカッ喰らえるのは嬉しいですね。
醤油ベースの味付けです。
缶詰にありがちな「濃すぎる」感はありません。
しっかりした味付けなんですが、さんまの甘味と醤油の風味が手を取りあって、思いの外な品ある味わいになっています。
ごはんにヒトカケ乗せれば、ハグッムシャムシャッまっしぐらです。
どちらも、まず万人受けするおいしさだと思いますよ。
子どもも喜んで食べます。
お年寄りも喜んで食べます。
骨の心配がないのもいいですね。
総合的にハイバランスな逸品だと言い切れます。
さすが伝統あるロングセラーシリーズ。
安売りしているタイミングを逃さずにストックしておきましょう。
これからも良質なお魚の安定供給がなされますように。