肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

「'17年度のイレブンスリー」大阪府岸和田市の国道26号線界隈

 

野暮用でたまたま国道26号線を通っていたら、お巡りさんがすこぶる厳重な検問体制を構築してはってかんたんしました。

 

そういえば明日は11/3文化の日でしたね。

 

これが噂のイレブンスリーか。

初めて現場の雰囲気を目撃しました。

 

イレブンスリーとは - Google 検索

 

 

イレブンスリーがネットで拡散して「どこの未開地域なんや……」泉州ブランドが毀損しまくったピークが'15年のこと。

(それ以前からイレブンスリーは続いていましたが)

 

地元の人に聞いている分には、去年'16年は警察サイドが1,000人規模の厳戒態勢を敷いた結果、ほとんど暴走行為を封じめることができたそうな。

さすが警察。

メンツがかかった時の組織力は随一です。

 

 

 

で、本日11/2の22時~23時の状況としましては。

 

メイン会場となる国道26号線の横●ラーメン岸和田店界隈、すさまじい数のお巡りさんで埋め尽くされておりました。

 

合戦かよというくらい。

 

近隣の中高生らしきギャラリーもちらちら見かけましたけど、どう見てもギャラリーよりお巡りさん(たぶん大阪府警精鋭部隊)の方が多かったです。

 

26号線は片側3車線の道路なんですが、真ん中の車線が完全に封鎖されていましたね。

 

0時くらいから暴走行為が盛り上がる風習のはずですが、この分だと'16年度同様に暴走行為はほぼほぼ阻止できることでしょう。

というか阻止できているっぽいと地元人がいま教えてくれました。

 

 

ただ、個人的に気になったのは、岸和田界隈の26号線ロードサイド商業施設が軒並み閉店していたこと。

自主的にも警察指導的にも今夜は早じまいして駐車場にゲートを張って、「溜まり場」になることを抑止しているんだと思います。

 

でも、そんなん絶対に営業補償とか出ないじゃないですか。

お店的には大損ですよね。

 

しかもイレブンスリーって実は地元岸和田人のヤカラやヤンキーは少数派(地元はギャラリー参加中心)で、大半が府外からの遠征組であることは周知の事実ですから……。


迷惑をこうむるのはいつだって無辜の民草。

戦が起こるたびに逃散していた昔の人の気持ちも分かるというものです。

勢力争い激戦区だった南北朝時代根来衆に苦戦していた戦国時代のことを思い浮かべてしまって、助けて鬼十河さんという気持ちになっちゃいましたよ。

 

カラカルチャーを全否定はしませんが、商売の邪魔はしないでほしいですよね。

 

 

いずれにせよ、暴走する人もギャラリー参加する人もよけいな怪我だとか後悔するような不始末だとかを起こさず、平和に明日の夜明けを迎えられますように。

 

お巡りさんや警戒に追われた地元の人たち、お疲れ様でございます。