肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

バレエ「くるみ割り人形」の子連れ鑑賞

 

クリスマスが近いので、ちびっ子連れでバレエを見に行ってきました。

鑑賞初心者でも充分楽しめる内容でとてもかんたんいたしました。

 

くるみ割り人形 - Wikipedia

 

 

くるみ割り人形

 

ホフマンさんによるメルヘンな物語で、クリスマスの夜を舞台にした幻想的なストーリーが楽しい作品です。

「7つ首のネズミとの戦い」「呪い」「お菓子の国」「アラビアや中国の踊り」「イケメン王子様」と、少年少女の心をわしづかみにするモチーフが満載。

神話チックと言いますか、非常に不可思議かつ幻想的な印象が胸に残ります。

それにしてもどこの国でもネズミってのは災いの象徴なんですね。

 

 

この作品、原作小説よりもバレエの方が有名です。

チャイコフスキーさんによる美しい楽曲は、「くるみ割り人形」というタイトルを知らくても「メロディは知ってる」という人も多いと思います。

 

 

12月ということもあり、このくるみ割り人形のバレエがあちこちで開演されています。

「子連れOK(4歳くらいから)」をウリにしているところも多いです。

バレエって敷居が高いイメージですが、一流どころのバレエでもチケットはS席でも1万円しない、ふつうの席なら5,000円前後で手に入ったりします。
遊園地つれていくのと同じくらいだし、大人は遊園地より疲れない(笑)。

 

みんなで連れ添ってバレエ鑑賞。

たしょう気恥ずかしいですけど、思い出にはなりますよね。

 

そういう訳で少年少女を含む何人かでバレエを観に行ってきました。

 

 

行ってよかったです……!

バレエ、楽しいじゃないか。

 

オーケストラの生音。

同じ人間の身体とは思えないバレエダンサーたちのパフォーマンス。

 

 

子どもたちも大興奮です。

何が面白いのか言語化はできないみたいでしたが、スゲェ! ってことは充分に理解できたようであります。

とりわけ第1幕の「ネズミとの戦い」「雪片のワルツ」、第2幕の「中国の踊り」「花のワルツ」はたいそう喜んでいました。

 

バレエはセリフがありませんので、事前に絵本やパンフでかんたんなストーリーを教えておいてあげるといいと思います。

 

また、舞台芸術ですので、素敵なパフォーマンスの際や終演の際には万雷の拍手が鳴り響くのもインパクトが強かったようです。

ライブ感、劇場内の一体感・高揚感というのはテレビ・youtube等では実感しがたいと思いますから、バレエに限らずたまに経験させてあげるといいかもですね。

 

なお、ひとり4歳児もいたのですが、その子だけは早々にお昼寝してしまいました。

個性の差が大きいので一概には言えないのですが、連れていくなら小学生になってからの方がいいかもしれません。

 

お客さん全体で子連れは4割というところでした。

どこの家のお子さんも静かに楽しそうに見てましたよ。

さいきんのちびっ子や若い親はマナーいいですねほんとに。

 

 

私もあまりバレエ詳しくないのでだいそれた感想は言えませんけど、


 ・主人公「マーシャ」さんの緩急あるキュートなパフォーマンス

 ・「ドロッセルマイヤー」さんのセクシーなパフォーマンス

 ・「王子様」のプリケツとネズミ王の首級召し取ったりシーン

 

あたりはとても見応えがありました。

 

なによりオーケストラの生音。

これが最高でした。

普通の形のコンサートもいいですけど、バレエという演出を伴ったオーケストラってのは素晴らしいですね。

年に1回くらいは観に行ってもいいかな……と思ってしまいました。

 

 

 

以上、大人も子どももくるみ割り人形」は初めてのバレエ鑑賞に最適というお話でした。

 

楽しかったのでまた誘ってみたいです。

 

子どもたちみんなに良きクリスマスが訪れますように。

宗教的にクリスマスがダメな子どもにもよい年末年始が訪れますように。