ジャンプGIGA WINTER、vol.1が面白かったのでvol..2も買ってみました。
けっして幽奈さんの袋とじが見たかったからだけではありません。
これが目当てで買う人が多いと思われる「ゆらぎ荘の幽奈さん袋とじ」。
前回の画太郎コラボのようなギャグではなく、ガチのお色気内容でした。
具体的には乳首券が発行されております。
それ以上のものが見えてしまったり入ってしまったりはありません。
対象キャラは幽奈さんだけですのでその辺もお含みおきください。
青年誌や快楽天を買う勇気はない青少年への贈り物に最適ですね。
その他、個人的に気に入った作品を挙げてまいります。
あくまで私の好みです。
霧の都のK・K 第2回(馬上鷹将先生)
ケツを見物しているシーンがよございました。
前回に続き完成度が総合的に高い印象です。
クライマックスは次なので、今回は流れをつくってエネルギーを貯めていく回ですね。
水球どんぶらこ 第2回(原作:後藤冬吾先生 / 漫画:松浦健人先生)
前回よりも更に読みやすく・面白くなっています。
すごい。
水球を知らない人が読んでもすごく面白い。
これはジャンプ本誌とかで連載しても人気出るんじゃないかな。
王道スポーツ漫画として。
笑いの病人(大森かなた先生)
漫才をテーマにした読切です。
読みやすくてキャラの好感度も高い作品でした。
ただ、いじめシーンにやり過ぎ感(特に便所メシ)があって、そこでけっこうな数の読者が躓きそうな印象でした。
便所メシからの突っ込みは面白かったしドラマ的にも重要でしたけどね。
ROCKING ON!!!(石川香織先生)
ロッキンオンと読みます。
ロックな漫画です。
これはめちゃくちゃ面白かったです。
熱量がうんごいんですよ。
印象的な見開き・大ゴマが多くて、字を読まなくても“入っていける”作品。
既にジャンプ+での連載が決まっているとのことで楽しみです。
ENEMY WORLD(立石拓磨先生)
地球に次々と襲いかかってくる宇宙人を討伐する人たちの物語です。
W主人公なんでしょうか。
メイン主人公と思われる「一舘はじめ」さんのキャラが凄くいいですね。
連載になって、この方のその後の活躍を見続けたい思いになりました。
中盤でお亡くなりになって相棒の谷川愛知さんに意志と力を繋ぐような展開になってしまいそうですけど。
サヨナラカミサマ(原作:下山田哲郎太先生 / 漫画:森井崇正先生)
日本のさる地方に土着する神様をテーマにした伝奇的な作品です。
ヒロインがすこぶるかわいいです。
作画が全体的にきれいで、特に背景が物語のムードを高めていると思います。
封印されし超怪力の女性高生ミマちゃん(林野昭伸先生)
だいたいタイトルどおりの読切作品なんですが。
作画もテキストも作者さんの個性が充分に表れていて、しかもその個性がとても快いと思いました。
この作者さんの作品をもっと読んでみたいです。
以上、vol.2も全体的に面白うございました。
続きモノは2/3回なので見せ場づくりが大変そうでしたが、その分vol.3の期待も高まろうというものですね。
前も書いたんですが、ジャンプGIGAはこれだけ読み応えがあって480円というのが素晴らしいと思います。
年末年始、新幹線などで長時間拘束されるときのお供にもふさわしいですよ。
(重いですけど)
素敵な創作作品をたくさん世に出してくださってありがとうございました。
来年も新たな才能がたくさん世に出てきてくださりますように。