生まれて初めて「鬼灯」を食べ、かんたんしました。
鬼灯って食べられるんですね……。
恥ずかしながら知りませんでした。
今日はちょっといま風の、「野菜ソムリエ」のいる店で飲み会がありました。
(小規模なお店なので店名は伏せます)
そこで「生野菜の盛り合わせ」という品を注文したところ、
出てきた野菜の中で一番驚いたのがこの鬼灯です。
鬼灯ってあの赤くて庭園で栽培されているやつしか知らなかったのですが、
食べられる鬼灯は黄色くて、見た目はプチトマトの親戚のようです。
「マンゴーのような味がしますよ、美容にとてもいいんですよ」
と男前な店員さんに勧められて口にしたところ、
確かにマンゴーと杏子を混ぜたような味、
甘酸っぱくて独特の余韻が残るような美味でございました。
トマトと違って、「ネチョッ」とした固めねっとり食感です。
これはジャムとかにしたら滅法うまそうな気がします。
ドライフルーツでもよさそうです。
……検索したら既にたくさん商品化されていました。
考えることは皆同じですね。
盛り合わせには、他に
・紅芯大根
・梨っぽい味と食感の茄子
・食べられるサボテン
・カブとキャベツのあいの子
・白いとうもろこし
などなどが乗っていて、それを
・マヨネーズ
・昆布出汁入りの塩
・豚味噌
・バターを効かしたバーニャカウダソース
の好きな味付けで食べるのです。
どれもおいしかったですが、個人的には野菜の質がいいので
シンプルにマヨネーズで食べるのがよかったです。
お酒にはバーニャカウダが一番合いましたが。
生野菜の盛り合わせ、これだけ驚きがあっておいしくて
3人で取り分けられる量で1,080円でしたので良心的だと思います。
食べられる鬼灯には本当に感心しました。
ぐりとぐらにたかってくる森の動物たち並に感心しました。
農業、品種改良の進歩ってすごいですね。
これからもおいしい食材がどんどん登場しますように。