任天堂が「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の発売を
発表いたしました。
昨日の海外版リリースで悪魔城ドラキュラが収録されていることに
かんたんしていたら、本日の国内版リリースでリストラされていて
ひたんに暮れました。
なんでや……
なんでなんや……!!
ドラキュラの代わりに収録されるのは「がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻」。
分かる……分かるさ……
同じコナミだもん。
ゴエモンいいよね。
同時プレイできるもんね。
おんぶとかのアクション楽しいもんね。
見えるよ。
親子でプレイしてさ。
「パパ、こんなでっかいおたふく倒せない~」
「ふふふ、画面端っこでしゃがめばいいんだよ」
そんな微笑ましいやり取りが各ご家庭で生まれるんでしょ。
そりゃ、一人で黙々とプレイする悪魔城ドラキュラなんて
家庭団欒には貢献できないもんね……。
海外のキャッスルバニア人気みたいなんもないし、
どうせ国内のドラキュラマニアは実機でプレイしてるから
わざわざ収録せんでもいいよね、って思われてるよね……。
くそう、その通りだよ!
あまりにも口惜しいので、勢いでドラキュラプレイしてやりました。
ハン、1時間ちょいでクリアできたわ!
よくできてるんですよ。
SFC独特の画面回転機能をつかってみたり。
巨大シャンデリアに乗りこんでみたり。
このゲーム最大の難敵は背景と一体化していて突然襲ってくるこうもり。
8面の難易度は凶悪です。
でもぶら下がっておててわさわさしている骸骨はかわいい。
9面は財宝の間。
ボスは黄金バット。
時計塔では3大名曲のひとつ「血の涙(ブラッディティアーズ)」が流れます。
「VampireKiller」が流れる中、崩れる橋を進むシモンさん。
橋がこうもりに変化する演出がおもしろい。
SFC版のVampireKillerアレンジはけっこう好きです。
カラクリ館同様、「サークルオブザムーン」で採用されていました。
画像を撮り忘れましたが、この後のエリアでは「Beginning」も聞けますよ。
凶敵ベリガンをやっつけ
雑魚敵ギャイボンを叩き落とすと
いよいよデス様がお目見え。
分身体を引き連れた登場シーンの格好よさはシリーズ随一です。
ドラキュラ直前ではこんなところに隠しボーナスがあったり。
ドラキュラ伯爵はそこまで強くありません。
と言いながら舐めてたらけっこうダメージ喰らってしまいました。
ドラキュラさんが本気を出すとBGMが「シモン・ベルモンドのテーマ」に
切り替わります。
紫色を基調とした演出と相まってたいそう盛り上がるのです。
如何でしょう。
けっこうおもしろそうだと思いませんか。
グラフィックはきれいだしゲームバランスはいいしBGMは荘厳だし、
いい作品なんですよほんとに。
こんなおもしろい作品をリストラするなんて……。
ちなみに悪魔城ドラキュラをプレイしてみたくなった方は
PSPの「悪魔城ドラキュラXクロニクル」が手に入り易くておすすめですよ。
新曲「Red Dawn」が素敵、「月下の夜想曲」もオマケでプレイ可能、
ドラキュラ戦前の「PoisonMind」アレンジがイケている上に
真祖ドラキュラ戦はとても楽しいとウリがいっぱいです。
……百年後のイースターの日に悪魔城ドラキュラが復活しますように。
(前も書いた)
「コーエーテクモホールディングスの株価('17.3)」日経新聞 コーテクHD、命運握る「10年越しの新作ゲーム」 証券部 南雲ジェーダ記者 - 肝胆ブログ