完璧超人始祖編の完結以後も好評連載中のキン肉マン。
ストーリーはまだキリのいいところではありませんのでしばらく紹介するつもりはなかったのですが、今週の掲載内容があまりにもシュールで面白過ぎてかんたんしきりになってしまいました。
キン肉マン新シリーズはただいま「オメガ・ケンタウリの六鎗客」というオメガマンの兄上が率いる連中と、「ウルフマン・カレクック・ベンキマン・カナディアンマン・ティーパックマン」という正義超人軍が戦っている最中です。
そこにキン肉マンが駆けつけようとしているのですが……。
「王子
見てください
あれは一体!?」「え?」
ゴムアゴムア
(中略)
「もしやあれ…
ワープゾーンじゃ
ないですか!?」
…………。
「もしやあれ…ワープゾーンじゃないですか!?」
…………グムー。
すごい。
どんな頭してたらこんなセリフが思い浮かぶんだろう。
ミート君って、たまにとんでもないシュールなパフォーマンスしますよね。
究極の超人タッグ編で、ネプチューンマンとマンモスマンの特訓(新幹線破壊)で飛び散った部品が後頭部に\ガン/と激突したコマとか。
「“ウルル”の語源=“グロロ”」オモシロ起源説とか。
ゴムアゴムアという見たことのない擬音も中毒性が高いです。
あかん、急いで移動する時とかに呟いてしまいそうだ。
そして、更なるサプライズが。
このゴムアゴムアワープゾーン……
設置したのは完璧超人始祖の生き残り
「ジャスティスマン」さんでした。
ウオォ、ここで来るか~~ジャスティスマン!!
がぜん新シリーズへの期待が高まってきました。
「オメガ・ケンタウリの六鎗客」という連中、「マグネットパワーを狙っている」「昔は地球に住んでいた」という伏線がありましたので、完璧超人始祖と何かしら縁がありそうな気配は出ていたのですが。
案外、ジャスティスマンに「ギルティ」されて地球から追放された集団だったりして。
完璧超人始祖を上回る存在にはいまのところ見えないし……。
新シリーズ、盛り上がりはまだこれからなんですけど、既にキン肉マンフェニックスやアタル兄さん、そして今回のジャスティスマンと超大物の参戦が仄めかされています。
こんな作品最高クラスの戦力を集めて、いったいどんな敵を登場させれば釣り合いが取れるというのだろう。
「ハワァーー!!」を打ち破る敵のイメージがまったく湧きません。
それとも、さすがにジャスティスマンは観戦・審判役に留まるのかな……。
急激に注目が高まってきた新シリーズ。
カレクック(冬の太陽の光)が一勝をあげてくださいますように。
唐突にシングマンさんが降ってきて大活躍してくださいますように。