肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

ウルトラマンタイガ「ホマレ先輩いいよね……(第18話「新しき世界のために」感想)」

 

ウルトラマンタイガを18話まで見て、うすうす気づいていたんですが私ホマレ先輩好きだなあと確信してかんたんしました。

 

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ホマレ先輩。

主人公工藤ヒロユキさんの職場の先輩。

俳優は諒太郎さん(テニミュ出演歴もあるんですね、知らなんだ)。

 

 

以下、既放送分含めネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホマレ先輩、実は宇宙人で元ギャング(ヴィラン)で甘党なんですけどね。

彼の、丸くなった元ヤンがたまに見せるような、腹の底から振り絞った熱い演技が最高に響くのですよ。

 

 

詳しいストーリーは省きますが、

宇宙人であることをカミングアウトした際の

「オレ、実は、……宇宙人なんだよね!!」

 

今回18話の、

「オレ達を受け入れてくれる人はいるんだよ!
……いるんだよ!!」

 

等の熱演、ほんと好き。大好き。

私宇宙人じゃないけど今回のセリフ直接目の前で言われたい。

 

 

タイガは工藤ヒロユキ(井上祐貴)さんのぐんぐん成長していく体当たり演技とか

霧崎(七瀬公)さんの気持ち悪くてドロドロしていて底深い演技とか

俳優陣の頑張りがよく伝わってきていいなあと思っているのですが、

その中でもホマレ先輩の存在感を強く推したいと思うのです。

 

 

ニュージェネだと、これまではガイさん&ジャグジャグさんの噛み合わせが一番好きだったんですけど、ホマレ先輩はまた別の方向の性癖を刺激してくださって同じくらい惹かれます。

彼のセリフや演技、腹の奥から魂と一緒に吐き出している感じがするんだもの。

こんなん痺れちゃいますよね。

 

 

 

……詳しい人物紹介も考察も何もない、ただ「彼が好き」というだけの性癖記事を書いてしまった。

やむをえない。

ホマレ先輩と18話がそれだけよかったんです。

 

 

そう、18話よかったですね。

ベムラーゼットン。割れる八つ裂き光輪。初代派の私歓喜

中華料理屋をめぐる小芝居や電車車両内視線の特撮。

流れ出すドヴォルザークさんの「新世界より」。

60-70年代感のあるゲストカップルの好演。

 

タイガはなんとなく移民やマイノリティや多様性や寛容等をテーマにしているきらいがあって、そのあたりのよしあしの好みは人それぞれなんでしょうけど、昭和ウルトラマンもそういったテーマは時々扱っていましたし、振り返るとそういう回の方が印象に残っていたりもしましてね。

 

最終的に作品のよしあしはテーマ性よりも役者方の熱量によるところの方が大きいんじゃないかなと思っている者としては、いまのところタイガのテーマ性はホマレ先輩や佐々木カナ社長(新山千春さん)の実力を引き出すのにとても寄与している気がしますから、ポジティブに捉えたいと思います。

 

あと、メフィラス星のマンダリンジュース、飲んでみたいですね。

 

 

 

 

タイガとウルトラギャラクシーファイトの後半を楽しみにするとともに、ホマレ先輩演じる諒太郎さんの先行きが明るいものになりますように。

社会派ドラマとかでも当たり役を得られそうな気がする。硬くなりがちなお話に動きをもたらしてくれそうというか。