生まれて初めてガンプラをつくってみたところ、素組みなのにけっこうそれっぽく仕上がってかんたんしました。
ガンプラってこんなにつくりやすくて上手いことできるもんなんですね。
つくったのはガンダムWが誇る名量産機リーオー。
乗り手によって性能がものすごく変わることで知られる渋い機体です。
エレガントモードが発動するとあらゆる敵の攻撃を無効化するとかしないとか。
(トレーズ様はリーオーに搭乗したシーンが一番素敵だと思う)
1箱900円くらいで売ってたので、せっかくだから3箱買ってみました。
1機組み立てるのに1時間くらい。
塗装とかの技術はないので、ニッパーで切って組み立てただけです。
おお、なんかそれっぽく見えるものですね。
塗装レスなプラスチックの質感が絶妙に量産機っぽい、いい意味でのチープさがあって好きな感じです。
ガンプラを初めてつくってみて驚いたのは、モビルスーツってスタイルいいなあということ。
リーオーさんも太ももあたりはセクシーですけど、全体的にはスリムで小顔ですよね。
この頭身の高さが絶妙にヒロイックで人間的で、ガンダム特有のドラマ性を生み出しているのでしょうか。
我が家には他のガンプラがないので、他のおもちゃと比較してみると。
(正当なガンダムファンの方には申し訳ございません)
同じ安っぽい量産機ですが、スコープドッグの方が寸胴でマッシブです。
設定を無視してストレートに印象を言えば、スコープドッグの方が強そう。
アームパンチ一発でリーオーの首がもげそうに見えませんか。
テリジノサウルスに挑むリーオーさん。
勝てるかなあ。
尻尾の一振りでなぎ倒されそうな気もする。
装甲自慢のウルトラ怪獣にはとても敵いそうにありません。
キングジョー一機でリーオー千機くらいはやられてしまいそう。
ウルトラマンエースには一瞬でバラバラにされてしまいそうです。
ウルトラマンエースって、敵側から見るとものすごく怖いデザインだと思います。
とまあ、あまり強そうではないのですが、リーオーさんが好きよ。
私が扱ったら弱いだけで、いい搭乗者が扱えばめっぽう強くなりますしね。
第1話で主人公のガンダムを堕とした敵機なんてリーオーくらいじゃないですか。
単体で眺めても愛しさと格好良さがにじみ出ていて、
他のおもちゃと組み合わせてもいい大人が楽しめて、
たくさん集めたら集めただけの魅力戦闘力があって、
素人でも取っつきやすい安さお手軽さまでお持ちという。
ご家庭にガンプラを置くならまずはリーオーです。
朝な夕なリーオーを見詰めて、きたるトレーズ閣下の決起の日を待ちましょう。
みんなで力を合わせればMD搭載ビルゴにだって勝てるはず。
人間を評価し人間を愛してくださる世の中がこれからも続きますように。
ガンダムWでは閣下のそんな思いが終盤トレーズ派に集う無数の型落ちリーオーを通して顕現していたように思えましたね。