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信長の野望20XX「3章および源頼光&四天王絵巻 攻略の感想」

 

20XX、源頼光さんと四天王が実装されたことで、日本の古典的な妖・怪奇物語の要素をたくさん楽しめるようになってかんたんいたしましたが、それに伴う難易度の向上には参るね感がありますし世界観に乗り切れていない感じの黒田官兵衛さんには一層の活躍を期待したいところでございますね。

 

↓3章等実装アップデートのリリース

nobu201x.gamecity.ne.jp

 

 

 

以下、敵やストーリーの一部ネタバレを含みますのでご留意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

攻略した感想

なんとか3章&四天王絵巻はすべてクリアすることができました。

卜部季武巻の周回だけはこれからですが、EX2の難易度がこれまでの四天王よりもマシだったのでありがたいです。

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今回の魑魅魍魎アップデートでは、その名の通り、源頼光さんと四天王方にゆかりのある日本古来の伝統的化け物がたくさん実装されましたね。

個人的にジャパニーズファンタジックモンスターは好きなので、有名妖怪と戦うことができるのはそれだけで楽しいです。

 

 

ただ、こやつら名に恥じない強敵ばかりで、やっかいすぎますね。

今後の再登場は何卒勘弁していただきたいものです。

土蜘蛛さんと白大蛇さんの同時出現とか本当にやめてくださいと先に言っておきたい。

 

 

魑魅魍魎の首領、土蜘蛛さん。

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取り巻きがいる限り、まともにダメージを与えられません。

タフなお供を連れていると本当に面倒です。

現代兵器の効きがよくないのも印象がよくない!

 

 

 

姑獲鳥さん。

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物語によって悪役のときとそうでない時がありますが、20XXでは悪役です。

(実は完全な悪者ではなかったのかもしれませんが)

 

他の魑魅魍魎と比べると、まだ戦いやすい方ですね。

 

と思っていたら、卜部季武巻では妙な能力を持って登場していました。

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まあそんなに害はないので、屍アタッカーを育てていれば大丈夫でしょう。

カケラをラストまで持ち続けるのが石の赤子伝説再現になっているんでしょうね。

 

 

 

星熊童子さん。

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「岩硬」。あらゆるダメージを受けない。

いやいやいや。

物語の設定に沿っているとはいえ、こんな敵を難易度ノーマルにも配置するのはいかがなものか。

20XXからの新規プレーヤーに、中後列アタッカーやボス打ち抜きアタッカーの用意を迫るってえのは、201Xの信濃「危死虫」以来の挫折ポイント感がありますね。

無属性耐性や岩硬の実装により、このゲームのウリである現代兵器を頻繁に封じられてしまうと、プレイ満足度にも響いてしまう……。

 

 

 

最大の難関、白大蛇さん。

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登場後4ターンは岩硬持ち。

一切攻撃が通用しないので、防御パーティで耐え抜くしかないという。

こんな敵を難易度ノーマルにも配置するのはご無体が過ぎると思います。

対策としてはお寿司を食べて防御バフをかけて場合によっては回復キャラも用意して、ということになりますが、防御重視パーティを用意する必要があるというのは201Xで言えば第1部ラスボス級の難易度ということなので、相当ハードルが高いと思います。

 

星熊童子や爆弾蜂や黄金鎧鬼の存在も含め、ちょっと3章は初心者お断り感が強い印象であります。

先に201Xの攻略を進めるのがおすすめですね。

 

 

 

四天王絵巻の方だけに登場した獄卒鬼さんと大化鯉さん。

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獄卒鬼さんは陣形防御がやっかいで、

大化鯉さんは単純に強くてタフなのがやっかいでした。

 

 

かように、今回のアップデートでは難敵が多数実装されまして、歯ごたえがあるし、色んな武将を育てなきゃ的なモチベーションにも繋がるし、戦っていて楽しいと言えば楽しいのですけれども、心を折られた初心者も多いんじゃないかなあという感じですね。

 

平安時代が誇る大物妖怪たちの格を下げないためにも!

こやつらと同等の面倒特性を有する敵が軽々しく今後登場してこないことを祈るばかりであります。

 

 

 

ストーリーの感想

源頼光さんと四天王の皆さんは、素直に素敵で好印象です。

やはり元々のバックボーンがしっかりしている方々の存在感は強いですね。

 

 

源頼光さん。

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後の武家社会の源流のような描かれ方です。

四天王の皆さまが慕うだけに人格・器量も抜群ですし、自陣営の核として今後も活躍が期待されますね。

 

 

 

渡辺綱さん。

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四天王筆頭に相応しい実力者ですが、あざといですねこの美形。

 

そこに気安くのっかれるかさねさんが好きです。

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坂田金時さん。

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おおきくは世の中イメージのまさかりかついだ金太郎そのものですが、おかっぱ美少年。そうきたか。腕力の強い美少年。そうくるか。

 

 

 

碓井貞光さん。

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顔グラは一見ウホウホ系ですが、話してみるとなかなかの好漢ですよ。

四天王の中では2番目に好きだな。

 

 

 

卜部季武さん。

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オールバックと少し大きめの通った鼻、元の量が多そうだけどきちんと整ったヒゲ。

落ち着いていてストイックで一人でお酒を楽しめる性格。

四天王の中では断トツで好みです。

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ちなみに余談ですが、季武さんが対峙する姑獲鳥さんのエピソード。

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姑獲鳥伝説はバリエーションが多く、悪役でなく神霊的な存在として描かれることもありますね。

イベントでも触れられていましたが、小泉八雲さんは出羽の侍「梅津忠兵衛」さんが六百ポンドもの重さの子どもを抱え続けて怪力を得たという伝説を紹介されていますし、小説「陰陽師」シリーズでは源博雅さんの笛の音で見事に怪異事件が解決されていたりもします。

 

 

 

他の平安時代メンバーですと。

 

相変わらず口説き方の格が低い藤原道長さん。

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そろそろ道長さんの大物で格好いいところも見てみたいですね笑。

 

 

 

登場するだけで場面に安心感を与えてくれる源博雅さん。

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この方がいるのといないのとで、平安時代ストーリーの空気が変わってくるのがすごいと思います。

 

 

 

そんな博雅さんに構ってもらいたくて仕方ない安倍晴明さん。

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何でもできるキャラクターですし、その気になれば20XX世界を覆う神の企てとやらにもリーチできる気がするのですが、源博雅さんが巻き込まれない限り積極的には動かなさそうな雰囲気が漂っています。

逆にいえば、源博雅さんが邪神に拉致られでもすれば、タケミカヅチさんの支援なしに神の世界に殴り込んでいって異変を解決してしまいそう。

 

 

 

暗躍する芦屋道満さん。

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土蜘蛛さんの怨念を吸収して時をも遡る強大な力を身に着けますが、さいきん国府台異聞が復刻されたこともあって、土蜘蛛吸収芦屋道満さん(星5)≒足利義明さん(星2)という謎の公式が頭に浮かんでしまい動揺しています。

 

 

 

初登場、鉄輪の娘「橋姫」さん。

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詳細は申し上げませんが、深刻な身の上の割に、想定外なはっちゃけ方をされる方で驚きました。

この橋姫像は新しいなあと称賛をお送りしたい思いです。

 

ちなみに、これも余談ですが、小説陰陽師シリーズでは

1巻で安倍晴明源博雅コンビが、

2巻で小野小町さんが、

3巻で鉄輪の娘が、

それぞれ登場していたりします。

 

 

 

 

さて、最後に黒田官兵衛さんですが。

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なぜか、かさねさんの歓心を買おうと必死なキャラになっています。

いちおう最後の方で活躍はなさるのですけど。

 

かさねさんは実況も解説も進行もちゃんとできる人ですが、真面目すぎて人心の機微については鈍いというキャラ付けが当初からされていますので、かさねさんの歓心を買おうという官兵衛さんの気持ちが伝わることはありません。

明らかにツッコミ役・フォロー役不足で、ひたすら官兵衛さんが空回りし続けるというのは見ていて悲しくなるものがあります。

一般的に黒田官兵衛さんに期待されるお人柄はキレッキレの野心家ですし、3章ストーリーにおいては唯一の戦国時代出身者でもありますので、「さすが戦国時代にブイブイいわせていた実力者は違うなあ」「戦国時代人の考え方は平安時代人とはまた違う切れ味があるなあ」感をかさねさんに対しても平安時代メンバーに対してももっと魅せて差し上げていただきたいですね。

かさねさんは、まつりさんのような即興的対人対応力には乏しい一方で、素直な「押忍!」的マインドは強く持っておりますので、「武将方の凄いところを学んで一緒に成長しよう」という風に意識を方向づければ彼女も武将方もキャラが勝手に立っていくと思いますし。

 

 

 

 

 

以上、攻略バランスも黒田官兵衛さんも、20XXの産みの苦しみを存分に味わっているような印象がございますが、もう今さら201Xに引き返すことはできないのですから思うようにずんずん突き進んで20XXならではの楽しさ・魅力を構築していってくださいますように。

 

 

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