信長の野望・新生、本能寺の変シナリオまでくると織田家・豊臣家だと消化試合になるし他の勢力でやると時間めっちゃかかるしどうしようかなと思っていたら、信長さんが生存する仮想イベントが実装されていたので見てみるかとプレイしてみましたところ三好咲岩さんの巧言が冴えわたり超活躍する展開をみることができてかんたんしました。
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シナリオ、夢幻の如く。難易度はもう初級で。
功臣の追放、非情なる采配の数々。
主人公だけど手放しで褒められるわけではない信長さん、人の上に立つってのは大変なものです。
シナリオ情勢。
からの、仮想イベント「信長の予感」。
開始早々、おもむろに二条御所へ引っ越してみると……
と、西国攻略をにらんで拠点を西に移動、防備を強化しようと言い出す信長さん。
そして予定通り開催される本能寺の変。
……と、めっちゃ運命を悟ったアピールをされますけれども、
どっこい
生還した信長さん。
生来の悪運強さは健在でした。
安土城を焼かれる前でよかったですね。
織田家諸将もうきうきです。
秀吉さんがじゃっかん残念そうなのが魅力的ですね。
かくして信忠さんの犠牲を出しつつ、織田家リスタートと相成ります。
仮想イベント「信長の野望・新生」。
信長さん討ち取りに失敗しても8城で独立した光秀さんの手腕はさすがですが、巨大織田家に勝てるはずもありません。
信長さんと光秀さんの最期の会話、信長さんは光秀さんのことをいまだ「分かり合える」「夢は同じ」と信じ切っているのが切ないですね。麒麟がくる味も感じます。
「お前のおらぬ織田家」なんて謀反した人にわざわざ言わないよ普通。
こうして……
寂寥感とともに「拾った新たな生」信長の野望・新生が始まるのでした。
……と言っても、本能寺の変さえ乗り越えればこの時点の織田家はクリア確定状態のようなものですから、毛利家を秀吉軍団とともに削り、東を滝川一益さんに任せておけばみるみる城数が増えてまいります。
3年後。
上杉家や長宗我部家は従属し、毛利家滅亡まであと一歩。
この間、東では伊達家父子のイベントがあったり。
大志は黒過ぎたのか、いつもの「わしもろとも撃て」に戻りましたね。
個人的には201Xのせいで酔っ払ってない二本松義継さんを見ると違和感があります。
西では鍋島直茂さんがひとりでお家を守っています。
直茂さんも大志ほど漫画的なキャラ立てはされなくなりました。
でも好き。
この方はどのシナリオでも本当にまじめに織田家に尽くしてくださって、上司的には心強いことこの上ありません。
後任は北陸から転勤してきた柴田勝家さん。
変わらない元気さで東北攻略をし始めます。
さて、終盤にあって突然大活躍始めたのが三好咲岩さんです。
一人で十河家、筒井家、木曽家、長宗我部家へ次々と降伏を呑ませてきて、一気にクリア条件を織田家にもたらしてくれたのでした。
すごいぞ咲岩さん。
しかも、病の身体をおして。
この時点で79歳。
最近の研究では「三好長慶の叔父(三好元長の弟)」説は否定されつつあり、斎藤道三さんのように父子二代の業績がごっちゃにされたパターンで実際はもっと若いんじゃないかとも言われていますが、私は元長さんの時代から三好・織田・豊臣の栄枯盛衰を見守って来た老雄ロマンの立ち位置が好きなので従来説をあえて採用するのも否定しがたいスタンスです。
この方も本能寺の変で運命が転変した一人ですので、実際に信長さんが存命であれば四国で三好家を復興させていた可能性も充分にありますもんね。
さすれば三好家の一次史料ももっと現代に伝来したであろうに……。
仮想イベント「信長の野望・新生」で信長さんの次に道が拓けた人物こそ三好咲岩さんであり、新生織田家で家老にまで昇りつめ、無き三好家の残響をまといながら全国の群雄を説き伏せていった功績の大きさ。
これは新生織田時代に三好人気が沸騰すること間違いなしですわ。
それにしても、なんで三好咲岩さんがこんなに活躍し始めたんやろと思ったら。
織田家直轄軍団、意外と巧言持ちが少ないんですね。
羽柴秀長さんは秀吉軍団にいるし。
巧言持ちで城主格の三好咲岩さん、こんなに織田家で貴重な存在だったとは。
咲岩さんのおかげで思わぬ感動を得られて、信長さん生存後の展開を存分に楽しませていただきました。
三好政権崩壊後の三好家遺臣もそれぞれ豊かなドラマをお持ちですので、新生で咲岩改名イベントを入れてくれたりしたのはありがたいですね。
そのうち三好三人衆や篠原長房さんもピックアップしていただけますように。