肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

信長の野望・新生「1584年小牧長久手の戦い 羽柴家攻略の感想 長宗我部家の150年越しリベンジ」

 

信長の野望・新生の特典シナリオ「小牧長久手の戦い」。

PK前にもかかわらず羽柴秀吉さんの駆け上がりイベントが多数収録されているようなので挑戦してみましたが、残念ながら四国征伐までしか達成できず、九州征伐小田原評定の達成が難しすぎてかんたんしました。

イベント、鑑賞メニューから見れるようになったみたいなんですけど、実際のプレイを通じてイベントを見たい派の私としては悔しいです……!

 

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小牧長久手の戦いシナリオ。

 

最終盤のシナリオだけあって、勢力の統廃合がめちゃくちゃ進んでいますね。

 

 

十河存保さんなんて1城、武将2名。クリアできるもんなんでしょうか??

 

 

 

シナリオの情勢紹介。

 

佐々成政さんの雪山アウトドア魂みなぎる装束がいいですね。

 

 

小牧長久手~豊臣・徳川和睦までの一連のイベントは、まさにプレイヤーが見たいものを見せてくれる感じでいいですね。戦国時代末期っぽい腹芸が多くて。

 

最終的に「徳川家康、大儀!」「ははっ! 不肖徳川家康、今後は秀吉様のお下知に従い~」等と会見するに至りますが、家康さんは秀吉さんに臣従してくれるわけではなく、単に長期の同盟関係になるだけです。

この辺のイベントとゲーム結果の塩梅がまさに化かしあいっぽくていいんじゃないでしょうか。

 

 

 

それはそうと、四国、九州、北条という一連のイベントも用意されているのですが。

 

四国関係は起こすのもかんたん、達成もかんたんです。

長宗我部家をラスト3城までに追い詰めるだけでOK。

 

終盤のイベントは、長宗我部元親さんにとってはつらいものばかり。

イベントが実装されないのもつらいし実装されてもつらい……三好家といい、戦国時代の四国衆は同情を寄せてしまいたくなる魅力がありますね。

 

 

 

ちなみに、効率的に四国や九州へ遠征をするためにも、畿内の城のいくつかは商人町特化にして、早めに小荷駄隊配備政策をMAXにするといいと思います。

 

 

 

さて、続いては九州なのですが……

一連の九州イベントを発生させるためには、前提として大友家が豊後に健在である必要があるのですけど。

 

…………開始1年、四国を下した時点で、大友家が滅亡寸前になっていますね。

イベントを見たいがために初級でプレイしているのに!

 

ちなみに、島津家を従属させるか滅ぼすかしないと北条イベントが起きないのですが、九州イベントが始まらないので島津家を従属させることもできず、北条家と真田家が健在のうちに島津家を滅ぼしましょう的な感じになってしまいます。

 

島津家を追い詰めるにしても、毛利家とは対等同盟関係なのですぐに従属や滅亡させることもできず、長宗我部家もなかなか吸収できないので、対島津家は畿内から無理に遠征させる兵力中心の攻略になり、かなり時間がかかりますし……。

 

また、真田家を温存することは難しくはないのですが、北条家の方は……

  • 北条家が豊臣家の東北領土(元上杉家)にちょっかいを出してくる
  • 撃退する
  • 北条家の兵力が減少する
  • 徳川家が北条家の小田原城を落とす(徳川と北条、同盟してないのかよ!)

 

という展開になってしまい、小田原評定の舞台が早期に崩壊してしまうのです。

なんてこったい。

 

 

何回かプレイして、夢幻の如くシナリオで始めたら九州征伐イベントまでは見れたのですが……

 

ますます元親さんがつらくなってしまいますし、北条家の小田原城を徳川家から守るのも難しいので、もういいやという気持ちになり。

(徳川家との同盟を破棄して先に徳川家を滅ぼせばいけそうではありますが)

 

 

普通に各大名家を滅ぼすか従属させるかだけのイージープレイに切り替えました。

精神的敗退!

 

 

うっかり島津義弘さんを討ち取ってしまい、島津家を従属させることがますます無理になってしまいましたし。

 

 

 

結果、島津家滅亡時点の全国勢力図。

 

豊臣家の実力はさすがとしかいいようがなく、島津、毛利、徳川、北条を同時に相手にしていてもまったく楽勝です。

畿内の1/3くらいの城を商業特化にした結果、政策開放もどんどん進み軍団もどんどん強大に。

 

 

今回のプレイで、初めて楽市楽座をMAXにでき、1等級家宝を買って実績を開放できたのが唯一の精神的達成感ですわ。

 

商人町をしっかり敷き詰めれば、楽市楽座政策の効果ってめっちゃ大きいんですね。

勉強になりました。

 

 

 

北条家、毛利家も滅亡。

 

ラストは兵力が432まで減った徳川家。

同時に秀吉さんも体調を崩し始めたので、間に合ったというところです。

 

 

 

毛利家を滅ぼしたら、最後に黒田如水さんと小早川隆景さんのいい感じの会話イベントが見れてよございました。

 

この「仁愛の心を忘れずに物事を決めれば、たとえ当てが外れていてもそれほど悲惨なことにはならぬ」というセリフは、本当に含蓄深い、真理やなと思いますね。

当てが外れても大外れにならないオプションを常に取り続けることができる人は、まことに賢人やし人格者なんやろなと思います。

 

小早川隆景さんの名言逸話って多いですよね。

右筆さんに「急いでいるときほど落ち着いてゆっくり書け」ていう話も好き。

 

 

 

かくして、徳川家も直後に滅び。

 

 

 

豊臣家の天下が訪れました。


豊臣政権、150年後に長宗我部家等の自立運動で滅んでしまったようです……。

毛利家や島津家を滅ぼし、史実の徳川家よりも盤石の体制を築いたのに徳川幕府よりも短い政権に終わってしまうなんて。

 

確かに、徳川家よりも豊臣家の方が「経済が発展して、結果として庶民や有力大名の力をも強めてしまう」展開になってしまいそうな気もいたしますが。

 

いずれにせよ、戦国時代末期はつらいこと続きだった長宗我部家が、150年後にリベンジして時代の主役に躍り出るのであればそれはそれでけっこうなことではないかなとも思いました。

よかったね元親さん。

 

 

現代の各地方の戦国時代研究は、どうしても各地方の人口や、ライバルとなる時代の有無(古代、幕末等)の影響を受けやすい印象がございますけれども、四国の戦国時代についても着々と研究が進んで、その上で秀吉さんの大波到来というビッグイベントの味わいがさらに高まっていきますように。