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月風魔伝「GetsuFumaDen:Undying Moon 攻略した感想 ※v1.1.1時点。面白いので追加アップデート求む」

 

コナミから唐突にリブートされた月風魔伝「GetsuFumaDen:Undying Moon」をプレイしたみたところ、良質なアクション、ローグライクという触れ込みですが個人的には往年のシューティングゲームのような手触り感がめっぽう楽しくてかんたんしました。

 

www.konami.com

 

 

主人公は二十七代目の月風魔さん。

ファミコンの初代月風魔さんの子孫とのことで、風貌もよく似てはります。

 

 

ストーリーをざっくり説明すると、龍骨鬼が復活、それどころか地獄が現世に繋がってしまったので異変を解決しに地獄へ殴り込んでいこうぜという感じです。

 

いろいろ設定はあるようなのですが、ゲーム内ではほとんど語られることはなく、そういうところもシューティングゲームっぽい。

 

 

以下、攻略やボスのネタバレがありますのでお含みおきください。

 

 

 

 

 

 

スタート地点、月氏の館。

 

風魔さんの歌舞伎っぽいジャンプアクションが楽しい。

 

 

1面は「辺獄の忌地」。

 

背景に龍骨鬼さんが見えているのがのっけからクライマックス感ありますね。

 

 

そういう訳でボスは復活したばかりの龍骨鬼さんです。

 

ボスが出るたびに浮世絵っぽいカットが入るのも楽しい。

「いきなり龍骨鬼かよ」と思ってしまいますけど、そんなに強くありません。

v1.1.1最高難易度の「求道者」でもひょいひょい倒せます。

きっと寝起きだから力が出ないのでしょう。

 

むしろ難しいのはステージ1の道中で、こちらの戦力が整う前にザコ敵のダッシュ攻撃等で「死」に至ることが多いので気をつけましょう。

 

この辺の死亡演出は初代リスペクトですね。

 

 

ステージ2-Aは「業火の断崖」。いかにもな地獄絵が背景。

 

ボスは大百足さんです。

そんなに強くありませんが、画面外に逃げている時間が長いので、慣れるまでは倒すのに時間がかかります。

画面外に逃げて、画面の左右が光りはじめたら突進してくるので、ジャンプして背中に飛び乗ってポコポコ攻撃してやりましょう。

 

この面は道中も複雑なので、先を急ぐ人はステージ2-Bに行くのがおすすめです。

(Bステージは専用アイテム入手で行けるようになります)

 

 

ステージ2-Bは「荒波の大洞」。いかにもな浮世絵調の海がバック。

 

ボスは五頭龍さん。やはりたいして強くありません。

海水を飲み始めたら低い位置に逃げましょう。

 

 

ステージ3-Aは「雲霞の双峰」。

 

ボスは双天鬼さん。要は風神雷神ですね。

攻撃が苛烈なので守勢に回ると難儀です。画面の真ん中で様子を見るようなことはせず、懐に飛び込んで一体ずつ即殺していくのが大事です。

 

この面は設置型の機雷(う●こ?)をばらまく蝉が出るのでうっといのですが、個人的には化蝙蝠の方が嫌いです。まとわりつかれると鞭で殴れないし。

 

 

ステージ3-Bは「無窮の雪原」。

 

浮世絵の雪表現いいですよね。

ただ、この面はトゲだらけな上に化蝙蝠も多いのでうっといです。3面はどっちに行っても何かしらのうっといポイントがあるので困るのです。

 

ボスは九尾狐狸さんで、全ボス中でも最弱ちゃうかというくらい弱いです。

九つの尻尾が全部弱点で、ちょっと尻尾を攻撃されるとがっくりうなだれてしまうのがいじらしいぞ。

ただ、攻撃力はかなり高いので舐めずにさっさと倒しましょう。

 

 

ステージ4-Aは「夢幻の遊郭」。

 

ボスは土蜘蛛さんです。たいして強くないのでくみしやすい相手でしょう。

ステージ4はA・Bともに建物内を進むかたちでして、リーチの長い武器だと階上の雑魚敵を下から一方的に攻撃できます。メインウエポン(主武器)は2つ装備できるので、1つは刀や槍、剣斧を持っていくといいですよ。

また、この遊郭ステージは表・裏を扉経由で行き来するのですが、扉をくぐった瞬間に雑魚敵に囲まれてリンチされがちです。扉をくぐる際はサブウエポン(副武器)の火薬玉や火縄銃を即ぶっ放せるようにしておくといいんじゃないでしょうか。

 

 

ステージ4-Bは「亜空の城塞」。

 

ボスは大太郎坊さん。いわゆるダイダラボッチですね。

両腕に当たり判定があるので、片腕ずつ砕いていきましょう。さすれば崩状態になって首が降りてきますので「殺」を入れる→繰り返し、という感じです。

意外とボスの攻撃を回避するのが難しく、難敵だと思います。時間もかかるし。

この城塞ステージは道中の難易度も高いので、慣れてきたプレイヤー向けにわざと難しくしている感じでしょうか。難しいなりに攻略していて楽しいんですけどね。

 

 

ステージ4をクリアすると、詳述はしませんがイベント戦を挟みます。

 

ここで風魔さんがあのポーズを決め、あのBGMが鳴り響くのがメチャ熱なのです。

ファミコン月風魔伝が好きな方はここまで頑張ってたどり着きましょう。

 

 

最終ステージは「古宮都」。地獄最終章のコキュートスですね。



ラスボスは天ツ外主さん。クトゥルフ? 極上パロディウス

ステージ・ボスともにSF感がみなぎっており、ワイワイワールド感もありますね。

往年のコナミリスペクトが過ぎる。

ちなみにとても弱いので、やはりパロディウスがメインモチーフなのかもしれない。

 

道中は慣れればたいして難しくありません。

触手が生えている攻撃力激強な武者が2種類いますが、恐れず突っ込んで回避ボタンで背中に回り込むのが大事です。

 

 

このほか、ステージとステージの間でご先祖の二十一代当主「月蓮華」さんと戦うイベントが起こることがあり、倒すことで月蓮華さんをプレイアブルキャラクターに追加することができます。

 

見た目通り、風魔さんより生命力と攻撃力が低く、機動力が高いキャラ。

初心者は風魔さん、慣れてきてサクサク攻略したいなら蓮華さんでしょうか。

 

 

 

攻略上のポイントとしては「吸魂」が大事です。

赤い敵や宝箱から手に入る魂を使って、主武器強化、副武器強化、生命力強化、薬入手のどれかを得ていく感じで、要はグラディウスのパワーカプセルシステムです。

 

慣れるまでは体力を5段階ほど強化、慣れれば2~3段階強化して、あとは主武器の強化につぎ込むといいんじゃないでしょうか。

 

 

私のイチ押し武器は鈍器「血器棍・撲桐花」。

 

吸魂による武器強化は、もともとの武器攻撃力のベース値に乗算式で強化されていく仕様のようで、主武器強化をしまくると「攻撃力上昇S」がついているこの鈍器は大変な攻撃力になっていきます。

 

最終的にはタメ攻撃で20万超のダメージも軽々と。

 

 

攻撃力の低さを補えるので、蓮華さんにもピッタリです。

 

「移動速度上昇D」がついているのも地味に便利で、強化すればするほど俊足に。

さっと飛び込みすべての敵を一撃で砕いていくプレイ。

こういう女性を撲殺天使というのでしょう。

 

このゲームはシューティングライクなバランス調整になっており、敵も味方も攻撃力は激高、防御力は紙、という仕様です。

よって、小さなダメージをコツコツ与えて戦闘を長引かせるよりは、強攻撃で一戦一戦を即殺していく方が結果的に生存率が上がるんですよね。

 

ちなみに鈍器、地上攻撃はスキが大きいので、小ジャンプ攻撃→相手が生きていたら二段ジャンプ攻撃→相手がそれでも生きていたら固有攻撃、というコンボを基本にするといいと思います。

なお、吸魂で主武器強化しまくれば全雑魚敵を一撃で撲殺できます。二発当てる必要のある肩車ブラザーズを除き。

 

 

 

副武器は、「蛮神帰依の札」で攻撃力を高め、もうひとつは「蛮神帰依の札二枚目」or「大筒・国崩(敵を貫通する上、一直線攻撃で多数に当てやすい)」が好き。

 

吸魂で副武器強化をしまくれば、本来30秒溜めの「六尺玉・大花火」が2-3秒溜めになって、実質主武器代わりになるのが面白かったりもしますけどね。

 

 

同じく、「衝迅の苦無」も2-3秒溜めになる上、移動スピードがめっちゃ速くなるのでなかなか楽しい。

 

まあ、副武器強化しまくるプレイはオマケ要素みたいなものですけどね。

 

 

 

あと、育成要素の鍛錬・秘伝。

 

鍛錬は素直に生命力と攻撃力を優先。

秘伝は、最優先は薬増加、次に守銭奴(金銭入手で生命力回復)。その次は、地味に初期武具段位上昇が便利な気がします。好みの武器を拾えなくても、初期武器でラストまで行けるようになるので。

 

 

こんな感じに攻略しまくり、じっくり攻略したら一周90分くらい、さっさと攻略したら一周20分くらいです。こういうプレイ時間もシューティングゲームっぽい。

 

ローグライクという通り、周回ごとに道中マップも変わりますし、探索したらしただけアイテム入手や育成に繋がったりもしますので、毎回ちょっとした変化や目的があるのがいいですね。

 

 

 

最後にv1.1.1時点の全実績。

 

実は死亡50回の実績だけまだ開放していません。

わざと死ぬのもなあ。

ちなみに私の場合、死亡20回弱の大半がステージ1でのうっかり死、その次が大太郎坊さんに3回敗北、その次が双天鬼さんに2回敗北です。

 

明らかに未実装のステージや武器があるっぽいので、50回死亡は今後の追加アップデート後のお楽しみにしようと思います。

 

 

良作だと思いますがあまり知られている感じもしませんので、なんかの拍子にじわじわ人気が出て、追加アップデートに繋がっていきますように。

元が安いので有料アップデートでもいいのよ。