肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

ジャンプGIGA '18SUMMERvol.1「アクタージュ、ぼく勉、ゆらぎ荘袋とじの感想等」

 

ジャンプGIGA(2018SUMMERvol.1)をアクタージュ番外編に釣られて買ってみたらしっかり面白くて満足度が高かったのでかんたんしました。

 

www.shonenjump.com

 

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アクタージュと、ぼくたちは勉強ができないと、ゆらぎ荘の幽奈さんの袋とじがおまけについています。

 

 

アクタージュは夜凪景さんがゲロを吐く前のエピソードになっていまして、僅か3ページの内容ながらキャラの掘り下げに繋がっていますし微笑ましく眺めていられますしでいい感じの内容です。

夜凪景さんの瞳が次々に変遷していったりテンションがおかしい方向に上がっていったりするのがかわいいですよ。

この主人公はほんま一般世間からズレていますが、ズレているのに注目してしまう魅力を持っていてまさしく大女優の原石を上手く表現しているように思ってしまいます。
(それなりにアンチがつきそうな点も含めて)

こういう番外編とか読切とかが2巻以降の単行本に収録されると嬉しいなあ。

 

 

幽奈さんは2ページで、例によって乳首を見せていただくだけの内容です。

乳首を見たい青少年はちゃんとお金を払って買いましょう。

 

 

ぼくたちは勉強ができないも2ページで、人気No.1の先生のけしからんポーズを見せていただくだけの内容です。

フィギュアスケート関係者から怒られないか若干不安になりますが、この桐須真冬先生人気の勢いはとどまるところを知らない様子で凄いですね。

個人的には、何周かまわって最近は唯我君が一番かわいいんじゃないかと思い始めています。

 

 

表紙の斉木楠雄のψ難は、本誌最終回後の内容(3年生に進級)で楠雄さんが超能力を使えなくなった? 状態のエピソードになります。

vol.3に続くようですし、内容はまさしくこち亀の後継者的な安定した面白さがありますので今後も楽しみですね。

本誌にも戻ってきて欲しいものです。

 

 

 

読切の中では「異形の少年」(小川カン先生)が一番好みでした。

動きのある絵、まとまりのよいストーリー、読み心地のよいコマ割りと構成、愛欲を前面に出した最近では珍しい敵役。

ヒロインさんも素敵なお人柄ですし、物語の続きを読みたい気にさせられます。

 

「求む辛口コメント」と記載されていましたが特に批判するような点が思い浮かばない……あえて言えば平野耕太作品の影響が強そうに見えてしまうことくらいかなあ。

別に悪いことでもないか。

うーん、肝心の「骨からつくった刀」がやや地味かなあ? でもアクションは見栄えいいしやっぱり辛口に批判するようなことにも思えないや。

 

 

 

毎回言っている気もしますがジャンプGIGAは500円ワンコインで相当なボリュームの作品を楽しめるのでありがたいですね。

今回のアクタージュのように、ジャンプ本誌作品の番外編やサブキャラクタースピンオフなんかが定期的に掲載されるとファン的にはなお嬉しいものです。

 

引続き尖った新世代がたくさん登場してくださいますように。