肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

山岡鉄舟小説「命もいらず名もいらず 感想」山本兼一さん(集英社文庫)

山岡鉄舟さんの生涯を描いた小説「命もいらず名もいらず」がストイック極まりない精神性推しの展開の数々でかんたんしました。 books.shueisha.co.jp 幕末~明治期に活躍しはった山岡鉄舟さんの生涯を1,000ページ以上にわたって丹念に描写してくださる長編小…

「六古窯展 感想」出光美術館

東京、有楽町の出光美術館で開催している「六古窯展」が地味で素朴で力強い見どころが多い内容でかんたんしました。 こういう展示、好きです。 idemitsu-museum.or.jp 六古窯……中世から瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波、備前で制作されてきたやきものはファン…

大阪市北区堂山町「炭割烹 誉はマジでおすすめ」

さいきん連れていっていただいた「誉」という割烹の料理がマジでおいしくてかんたんしました。 あんまり個人店のことは書かないつもりなのですが、このお店については力強く推したくなったのであります。 restaurant.ikyu.com 個室もありますが、割烹ですの…

大阪府高槻市「霊松寺と三好義興墓(カンカン石)」&「芥川商店街 肉のマルヨシのコロッケ」

久しぶりに高槻に行ったので、霊松寺の三好義興さん墓に立ち寄ってみました。 多くの人は訪れておりませんでしたが静かな墓所で雰囲気がよくかんたんしましたし、帰り道に芥川商店街(サンロード芥川)で買い食いしたコロッケがやたら美味しくて、満足度の高…

「近鉄中興の祖 佐伯勇の生涯 感想」神崎宣武さん(創元社)

近鉄を日本有数の私鉄に押し上げたことで有名な佐伯勇さんに関する本が30年ぶりに復刊されており、現代の視点で読んでもなお興味深い事柄が多くてかんたんしました。 www.sogensha.co.jp 佐伯勇さんは近鉄の社長を昭和二十六年から昭和四十八年まで務め、そ…

「家入レオさんのエッセイが面白い」日経新聞のプロムナード

日経新聞夕刊の「プロムナード」という様々な方が日替わりで連載しているエッセイ欄がどれも面白くて好きなのですが、その中でも家入レオさんの文章は、若い時分の繊細な感覚を強く共感させてくれてかんたんいたしました。 ↓家入レオさんのエッセイ r.nikkei…

「星の王子さま4巻感想 まさかのマッスル・ドッキング、からの酷過ぎる返礼漫画」

星の王子さまの単行本が久しぶりに出たと思ったら酷さに輪をかけた内容になっていて盛大に笑えたのでかんたんしました。 jumpbookstore.com もはやあらすじを語っても意味のない漫画ではありますが、4巻では クラウドファンディング成功で934万円ゲット 原作…

「カレーライスの唄 感想」阿川弘之さん(ちくま文庫)

ちくま文庫から復刊された「カレーライスの唄」という阿川弘之さんの小説が、まことに穏やかで調和した娯楽小説でかんたんしました。 これぞ昭和期の連続ドラマ的展開。 www.chikumashobo.co.jp あらすじ(オフィシャルHPより) 会社倒産で職を失った六助と…

「啄木歌碑アルバム(無料パンフ)」石川啄木記念館

岩手県盛岡市玉山区の渋民、石川啄木さんゆかりの地にあります石川啄木記念館が発行している無料パンフが素晴らしい逸品でかんたんしました。 www.mfca.jp ↓このパンフ。 和歌や短歌といえばご時世的に万葉集の話でもした方がいいかもしれませんが、あえて石…

信長の野望201X「ノーサイド!201X学園(学園武田家)」

201Xのエイプリルフールイベント、学園武田家のシナリオが非常に感動的なドラマになっていてかんたんしました。 ↓イベントのリリース nobu201x.gamecity.ne.jp のっけから色々おかしい画像が続きますが、イベントの展開はスクールウォーズあり、昨今のスポー…