肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

小説「われは鬼なり 十河一存伝 感想」三日木人さん(郁朋社)

 

十河一存さん初の歴史小説「われは鬼なり 十河一存伝」が三日木人さんの三好三部作ラスト作品として発売されていまして、個人的には三部作のなかで圧倒的に一番面白くてかんたんしました。

 

小説「新三好長慶伝 龍は天道をゆく 感想」三日木人さん(幻冬舎MC) - 肝胆ブログ

小説「三好長慶の遺命 篠原長房士魂録 感想」三日木人さん(郁朋社) - 肝胆ブログ

 

 

 

タイトル通り、十河一存さんの生涯を楽しい歴史小説としてイキイキ描いてくださっている作品になります。

 

これまでの「三好長慶伝」「篠原長房士魂録」のなかでは、三好之長さんの活躍を振り返るパートが一番面白かった気がするのですが、完全に今回の十河一存さん小説は完成度ですべての上をいっている気がします。

著者の三日木さんとの相性的に、知将とか政治家めいた人よりも、気持ちよく暴れてくれて小説的意味合いを後から乗せてあげればいいタイプの人が書きやすいんだろうなと感じましたね。

 

 

十河一存さんの生涯がおおむね網羅されますし、諸エピソードもきちんと拾われます。

 

かんたんしたのは、著者の三好家研究フォローアップが進んで「十河一存さん一時細川晴元派に寝返りかけてた説」とかにまで目配りがされている点。

人名や家系図も、三好「義賢」、安見「直政」、三好康長さんの年齢・立ち位置、それぞれ「最近の研究は分かっているんだけど、いったんはよく知られている方で合わせておきますね」と断ってくれていたり。

三好三部作を書き上げた著者のインプット蓄積を感じますね。

 

 

その上で小説としての仕上がりがたいへん良くて、

    • 十河一存さんは気持ちよく強くて、ほどよく知恵が回らなくてしばしばお兄ちゃんに叱られて反省しているのですがそれがまた爽やかで、でも脳筋では決してなくて堺や海外交易や九条家・和泉荘園統治にも目配りはできていたりする、イケてる好漢に描かれています。傾奇者スタイルだったり身長が7尺あったりすのも、歴史小説らしいハッタリが効いていて私は好き。

    • オリキャラはほどよい活躍ぶりでやりすぎ感なし、「こういうのでいいんだよ」と言いたくなる塩梅。

    • 阿波の女金貸し「阿古女」さんが主要キャラとして登場!
      詳しいネタバレは避けますが、序盤から終盤まで大活躍ですし、この方は「実際に存在した」というバックボーンがあるので多少盛っても「ええやん、もっとやれ」という気持ちになれるのがいいですね。

    • 三好長慶さんはまごうことなき聡明な英傑として描かれています。
      さすが過去作主人公。
      一存さんからしょっちゅう「甘い」と突き上げを喰らっているのがかわいいし、長慶さんに叱られると口では叶わない一存さんもかわいい。

    • 三好実休さんと安宅冬康さんの活躍は控えめ。
      篠原長房さんも同様。

    • 三好康長さんは相変わらずすがすがしい武闘派。

      「いますぐ幕府方を完膚なきまでに叩きのめすべし」



    • 松永久秀さんは相変わらずクラシック石田三成さん的イメージと見せかけて肝心な時は武闘派というレアなスタイル。

      「笑岩さまの申されること、ごもっとも。この際、いっそのこと公方を討ち果たし、新しい幕府を開きましょうぞ」



    • 足利義輝さんは相変わらずいいところがありませんが、この時代の幕府そのものの力、独自性のようなものは補足されるようになりました。

      「きええええいっ」
      木剣を振り回す義輝の眼前に、憎き三好長慶十河一存の幻影がまざまざと浮かぶ。
      ――殺す。あやつらを成敗してやる!

 

等々。

 

有名な人物以外では、細川持隆(氏之)さんに殉死した「蓮地清助」さんがめちゃくちゃ格好良い最期で心に残りましたね。

著者の三日木さんの描く武人、みんな好漢で好きだな。

 

 

こうした登場人物たちの活躍、文章量、ストーリー展開のバランスがとても優れていて、読み味・読みやすさという点では三好関係小説のなかでは随一だと思います。

マジで、三好家関係の小説で一冊おすすめを挙げろと言われたら、この「十河一存伝」を推したいくらい。

これは良作ですよ。

 

 

三好長慶松永久秀足利義輝以外の関係者の中から、完成度の高い歴史小説が出てきたことは素晴らしいですね。

 

これからも三好・畿内コンテンツのフォロワーがどんどん増えていきますように。

 

 

 

 

 

大相撲2022秋場所感想「玉鷲関の優勝に皆笑顔、でも若手も着実に力をつけている」

 

大相撲2022年の秋場所玉鷲関かな、高安関かな、どっちが優勝してもスゲェ嬉しいなと思いながら千秋楽まで引っ張っていただきまして誠にかんたんしました。

上位陣どうこうの話題はともかく、昔よりも30代の力士が息長く活躍いただいているおかげで、結果として上位陣が崩れて平幕の優勝争いになったとしてもそれはそれで面白いというのが良くも悪くも現在の大相撲の層の厚み&均質化ですね。

照ノ富士関が万全でないいま、白鵬関のような鉄板優勝力士に皆が挑む、的な構図はしばらくないものと思っておいた方がよいのでしょう。

 

www.sumo.or.jp

www3.nhk.or.jp

 

 

今場所、幕内の勝ち越し力士は次の通りです。

 

13勝 玉鷲(優勝、殊勲賞)

11勝 若隆景(技能賞)、高安(敢闘賞)、竜電

10勝 貴景勝、翔猿(殊勲賞)、若元春、北勝富士、錦富士

  9勝 霧馬山、佐田の海千代翔馬

  8勝 豊昇龍、琴ノ若、明生、宇良、妙義龍、隆の勝

 

こう見ると、ケガの影響で休場や負け越しとなった照ノ富士関や正代関、御嶽海関を除けば、勝ち越したメンバーは非常に納得感の高い面々な気がいたします。

7勝8敗で惜しくも負け越した方々も大栄翔関、翠富士関、遠藤関、栃ノ心関、琴勝峰関、王鵬関、平戸海関と、台頭前夜の若手も含めた実力者ぞろいですので、いまの幕内の平均レベルってめっちゃ高いんちゃうかなという感じもいたしますね。

 

 

玉鷲関ののど輪、ますます冴えていてマジ恐怖ですね……。

あんなえげつない攻めができるのに、本人は油っ気のない爽やかなお人柄なのがずるい。

みんな推し力士がいて好き嫌いも人それぞれだと思いますけど、玉鷲関が嫌いっていう人は見たことがありません。好感度が本当に高い。

優勝インタビューの時も、観客が皆さんにっこにこで満面の笑みだったのが印象深くて、ただただいい千秋楽だったな、という満足感でいっぱいです。

 

高安関、またしても優勝逃しましたね……。

高安関が優勝していたら私は泣いたと思うし、泣く人も多いと思います。

いつかまとめて泣きたいので、必ずいつか優勝していただきたい。

 

10勝勢では、貴景勝関がなんだかんだで10勝している事実をまず愛でたい。

先場所もなんだかんだで11勝している。

みんなもっと褒めてあげていただきたいものです。

 

北勝富士関も盛り上げてくださいました。

三賞を逃したのは誠に残念。

ハズ押しに開眼された感じがしますので、これに+αがあればもっと安定しそう。

 

 

今場所、個人的に一番かんたんしたのは翔猿関、そして、白星にはまだ十分に繋がってはいませんが、琴勝峰関、王鵬関あたりの若手のパワーアップっぷり。

力強さが一回り二回り増したように映ったのは私だけでしょうか。

先んじて宇良関が増量の上で運動神経を維持して幕内で活躍してはりますが、相撲勘のよい若手が増量と敏捷性のバランス取りをこっそり進めているような印象です。

増量して、腰高になったり、膝を痛めたりするリスクもありますけれども、その辺を注意して見てくれる親方陣も今は多いので、そんなに危なっかしく感じないんですよね。

数場所後には、幕内の勢力図がもう一回転してそうな予感がいたします。

 

ベテラン勢にも長く活躍していただきたいので、ファン的には複雑な気持ちに振り回されて毎場所楽しいっす。

 

なんしか玉鷲関におかれましては少なくとも40歳まで幕内上位で活躍してくださいますように。高安関も近いうちに初優勝されますように。

 

 

 

推しの武将山関(十両4枚目)も8勝7敗で勝ち越し。

幕内に早く上がっていただきたいものです。

 

 

 

 

信長の野望・新生「1584年小牧長久手の戦い 羽柴家攻略の感想 長宗我部家の150年越しリベンジ」

 

信長の野望・新生の特典シナリオ「小牧長久手の戦い」。

PK前にもかかわらず羽柴秀吉さんの駆け上がりイベントが多数収録されているようなので挑戦してみましたが、残念ながら四国征伐までしか達成できず、九州征伐小田原評定の達成が難しすぎてかんたんしました。

イベント、鑑賞メニューから見れるようになったみたいなんですけど、実際のプレイを通じてイベントを見たい派の私としては悔しいです……!

 

信長の野望・新生「1546年信長元服 三好家攻略の感想 城下方針は忘れず設定しよう」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1553年尾張統一 大友家攻略の感想 全勢力従属エンド、畿内制覇は不要なんですね」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1560年桶狭間の戦い 今川家攻略の感想 義元の上洛を煽る松平元康イベントが最高」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1570年信長包囲網 織田家攻略の感想 信長さんの愛され包囲網」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1575年長篠設楽原の戦い 徳川家攻略の感想 信長さんマジいい人」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1582年夢幻の如く 信長生存仮想イベント後の攻略 三好咲岩(康長)無双」 - 肝胆ブログ

 

 

 

 

小牧長久手の戦いシナリオ。

 

最終盤のシナリオだけあって、勢力の統廃合がめちゃくちゃ進んでいますね。

 

 

十河存保さんなんて1城、武将2名。クリアできるもんなんでしょうか??

 

 

 

シナリオの情勢紹介。

 

佐々成政さんの雪山アウトドア魂みなぎる装束がいいですね。

 

 

小牧長久手~豊臣・徳川和睦までの一連のイベントは、まさにプレイヤーが見たいものを見せてくれる感じでいいですね。戦国時代末期っぽい腹芸が多くて。

 

最終的に「徳川家康、大儀!」「ははっ! 不肖徳川家康、今後は秀吉様のお下知に従い~」等と会見するに至りますが、家康さんは秀吉さんに臣従してくれるわけではなく、単に長期の同盟関係になるだけです。

この辺のイベントとゲーム結果の塩梅がまさに化かしあいっぽくていいんじゃないでしょうか。

 

 

 

それはそうと、四国、九州、北条という一連のイベントも用意されているのですが。

 

四国関係は起こすのもかんたん、達成もかんたんです。

長宗我部家をラスト3城までに追い詰めるだけでOK。

 

終盤のイベントは、長宗我部元親さんにとってはつらいものばかり。

イベントが実装されないのもつらいし実装されてもつらい……三好家といい、戦国時代の四国衆は同情を寄せてしまいたくなる魅力がありますね。

 

 

 

ちなみに、効率的に四国や九州へ遠征をするためにも、畿内の城のいくつかは商人町特化にして、早めに小荷駄隊配備政策をMAXにするといいと思います。

 

 

 

さて、続いては九州なのですが……

一連の九州イベントを発生させるためには、前提として大友家が豊後に健在である必要があるのですけど。

 

…………開始1年、四国を下した時点で、大友家が滅亡寸前になっていますね。

イベントを見たいがために初級でプレイしているのに!

 

ちなみに、島津家を従属させるか滅ぼすかしないと北条イベントが起きないのですが、九州イベントが始まらないので島津家を従属させることもできず、北条家と真田家が健在のうちに島津家を滅ぼしましょう的な感じになってしまいます。

 

島津家を追い詰めるにしても、毛利家とは対等同盟関係なのですぐに従属や滅亡させることもできず、長宗我部家もなかなか吸収できないので、対島津家は畿内から無理に遠征させる兵力中心の攻略になり、かなり時間がかかりますし……。

 

また、真田家を温存することは難しくはないのですが、北条家の方は……

  • 北条家が豊臣家の東北領土(元上杉家)にちょっかいを出してくる
  • 撃退する
  • 北条家の兵力が減少する
  • 徳川家が北条家の小田原城を落とす(徳川と北条、同盟してないのかよ!)

 

という展開になってしまい、小田原評定の舞台が早期に崩壊してしまうのです。

なんてこったい。

 

 

何回かプレイして、夢幻の如くシナリオで始めたら九州征伐イベントまでは見れたのですが……

 

ますます元親さんがつらくなってしまいますし、北条家の小田原城を徳川家から守るのも難しいので、もういいやという気持ちになり。

(徳川家との同盟を破棄して先に徳川家を滅ぼせばいけそうではありますが)

 

 

普通に各大名家を滅ぼすか従属させるかだけのイージープレイに切り替えました。

精神的敗退!

 

 

うっかり島津義弘さんを討ち取ってしまい、島津家を従属させることがますます無理になってしまいましたし。

 

 

 

結果、島津家滅亡時点の全国勢力図。

 

豊臣家の実力はさすがとしかいいようがなく、島津、毛利、徳川、北条を同時に相手にしていてもまったく楽勝です。

畿内の1/3くらいの城を商業特化にした結果、政策開放もどんどん進み軍団もどんどん強大に。

 

 

今回のプレイで、初めて楽市楽座をMAXにでき、1等級家宝を買って実績を開放できたのが唯一の精神的達成感ですわ。

 

商人町をしっかり敷き詰めれば、楽市楽座政策の効果ってめっちゃ大きいんですね。

勉強になりました。

 

 

 

北条家、毛利家も滅亡。

 

ラストは兵力が432まで減った徳川家。

同時に秀吉さんも体調を崩し始めたので、間に合ったというところです。

 

 

 

毛利家を滅ぼしたら、最後に黒田如水さんと小早川隆景さんのいい感じの会話イベントが見れてよございました。

 

この「仁愛の心を忘れずに物事を決めれば、たとえ当てが外れていてもそれほど悲惨なことにはならぬ」というセリフは、本当に含蓄深い、真理やなと思いますね。

当てが外れても大外れにならないオプションを常に取り続けることができる人は、まことに賢人やし人格者なんやろなと思います。

 

小早川隆景さんの名言逸話って多いですよね。

右筆さんに「急いでいるときほど落ち着いてゆっくり書け」ていう話も好き。

 

 

 

かくして、徳川家も直後に滅び。

 

 

 

豊臣家の天下が訪れました。


豊臣政権、150年後に長宗我部家等の自立運動で滅んでしまったようです……。

毛利家や島津家を滅ぼし、史実の徳川家よりも盤石の体制を築いたのに徳川幕府よりも短い政権に終わってしまうなんて。

 

確かに、徳川家よりも豊臣家の方が「経済が発展して、結果として庶民や有力大名の力をも強めてしまう」展開になってしまいそうな気もいたしますが。

 

いずれにせよ、戦国時代末期はつらいこと続きだった長宗我部家が、150年後にリベンジして時代の主役に躍り出るのであればそれはそれでけっこうなことではないかなとも思いました。

よかったね元親さん。

 

 

現代の各地方の戦国時代研究は、どうしても各地方の人口や、ライバルとなる時代の有無(古代、幕末等)の影響を受けやすい印象がございますけれども、四国の戦国時代についても着々と研究が進んで、その上で秀吉さんの大波到来というビッグイベントの味わいがさらに高まっていきますように。

 

 

 

 

信長の野望・新生「1582年夢幻の如く 信長生存仮想イベント後の攻略 三好咲岩(康長)無双」

 

信長の野望・新生、本能寺の変シナリオまでくると織田家・豊臣家だと消化試合になるし他の勢力でやると時間めっちゃかかるしどうしようかなと思っていたら、信長さんが生存する仮想イベントが実装されていたので見てみるかとプレイしてみましたところ三好咲岩さんの巧言が冴えわたり超活躍する展開をみることができてかんたんしました。

 

信長の野望・新生「1546年信長元服 三好家攻略の感想 城下方針は忘れず設定しよう」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1553年尾張統一 大友家攻略の感想 全勢力従属エンド、畿内制覇は不要なんですね」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1560年桶狭間の戦い 今川家攻略の感想 義元の上洛を煽る松平元康イベントが最高」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1570年信長包囲網 織田家攻略の感想 信長さんの愛され包囲網」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1575年長篠設楽原の戦い 徳川家攻略の感想 信長さんマジいい人」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1584年小牧長久手の戦い 羽柴家攻略の感想 長宗我部家の150年越しリベンジ」 - 肝胆ブログ

 

 

 

 

シナリオ、夢幻の如く。難易度はもう初級で。

 

功臣の追放、非情なる采配の数々。

主人公だけど手放しで褒められるわけではない信長さん、人の上に立つってのは大変なものです。

 

 

 

シナリオ情勢。

 

 

 

からの、仮想イベント「信長の予感」。

 

 

 

開始早々、おもむろに二条御所へ引っ越してみると……

 

と、西国攻略をにらんで拠点を西に移動、防備を強化しようと言い出す信長さん。

 

 

 

そして予定通り開催される本能寺の変

 

……と、めっちゃ運命を悟ったアピールをされますけれども、

 

 

 

どっこい

 

生還した信長さん。

生来の悪運強さは健在でした。

安土城を焼かれる前でよかったですね。

 

 

 

織田家諸将もうきうきです。

 

秀吉さんがじゃっかん残念そうなのが魅力的ですね。

かくして信忠さんの犠牲を出しつつ、織田家リスタートと相成ります。

 

 

 

仮想イベント信長の野望・新生」

 

信長さん討ち取りに失敗しても8城で独立した光秀さんの手腕はさすがですが、巨大織田家に勝てるはずもありません。

 

信長さんと光秀さんの最期の会話、信長さんは光秀さんのことをいまだ「分かり合える」「夢は同じ」と信じ切っているのが切ないですね。麒麟がくる味も感じます。

「お前のおらぬ織田家」なんて謀反した人にわざわざ言わないよ普通。

 

こうして……

寂寥感とともに「拾った新たな生」信長の野望・新生が始まるのでした。

 

 

 

……と言っても、本能寺の変さえ乗り越えればこの時点の織田家はクリア確定状態のようなものですから、毛利家を秀吉軍団とともに削り、東を滝川一益さんに任せておけばみるみる城数が増えてまいります。

 

3年後。

 

上杉家や長宗我部家は従属し、毛利家滅亡まであと一歩。

 

 

この間、東では伊達家父子のイベントがあったり。

 

大志は黒過ぎたのか、いつもの「わしもろとも撃て」に戻りましたね。

個人的には201Xのせいで酔っ払ってない二本松義継さんを見ると違和感があります。

 

 

西では鍋島直茂さんがひとりでお家を守っています。

 

直茂さんも大志ほど漫画的なキャラ立てはされなくなりました。

でも好き。

 

 

織田家中では滝川一益さんが倒れました。

 

この方はどのシナリオでも本当にまじめに織田家に尽くしてくださって、上司的には心強いことこの上ありません。

 

 

後任は北陸から転勤してきた柴田勝家さん。

変わらない元気さで東北攻略をし始めます。

 

 

 

さて、終盤にあって突然大活躍始めたのが三好咲岩さんです。

 

一人で十河家、筒井家、木曽家、長宗我部家へ次々と降伏を呑ませてきて、一気にクリア条件を織田家にもたらしてくれたのでした。

 

 

すごいぞ咲岩さん。

しかも、病の身体をおして。

 

この時点で79歳。

最近の研究では「三好長慶の叔父(三好元長の弟)」説は否定されつつあり、斎藤道三さんのように父子二代の業績がごっちゃにされたパターンで実際はもっと若いんじゃないかとも言われていますが、私は元長さんの時代から三好・織田・豊臣の栄枯盛衰を見守って来た老雄ロマンの立ち位置が好きなので従来説をあえて採用するのも否定しがたいスタンスです。

 

この方も本能寺の変で運命が転変した一人ですので、実際に信長さんが存命であれば四国で三好家を復興させていた可能性も充分にありますもんね。

さすれば三好家の一次史料ももっと現代に伝来したであろうに……。

 

仮想イベント「信長の野望・新生」で信長さんの次に道が拓けた人物こそ三好咲岩さんであり、新生織田家で家老にまで昇りつめ、無き三好家の残響をまといながら全国の群雄を説き伏せていった功績の大きさ。

これは新生織田時代に三好人気が沸騰すること間違いなしですわ。

 

 

それにしても、なんで三好咲岩さんがこんなに活躍し始めたんやろと思ったら。

 

織田家直轄軍団、意外と巧言持ちが少ないんですね。

羽柴秀長さんは秀吉軍団にいるし。

巧言持ちで城主格の三好咲岩さん、こんなに織田家で貴重な存在だったとは。

 

 

咲岩さんのおかげで思わぬ感動を得られて、信長さん生存後の展開を存分に楽しませていただきました。

 

三好政権崩壊後の三好家遺臣もそれぞれ豊かなドラマをお持ちですので、新生で咲岩改名イベントを入れてくれたりしたのはありがたいですね。

そのうち三好三人衆や篠原長房さんもピックアップしていただけますように。

 

 

 

評伝「世阿弥 感想 大衆性と芸術性、一過性と永遠性」北川忠彦さん(講談社学術文庫)

 

講談社学術文庫で復刊された「世阿弥」評伝を読んでみましたところ、単純な世阿弥さんアゲにとどまらない、同時代の政界・芸能界動向や世阿弥作品の批評・他の能作家作品との比較等々の多角的な視点で実像を解きほぐす内容になっていてかんたんしました。

 

bookclub.kodansha.co.jp

 

 

現存する最古の演劇といわれる、能楽
今から約600年前の室町時代に、世阿弥(1363~1443?)は、当時の大衆芸能を芸術へと昇華させ、『井筒』『高砂』『砧』『実盛』『葵上』など今も上演される名作を遺し、『風姿花伝』を始めとする世界初の演劇論を執筆しました。
これほどまでの偉業をなしえたにもかかわらず、肖像画の1枚もない。
世阿弥とは、一体どんな人物だったのでしょうか? なぜこの時期に、これほどまでの仕事をなしえたのか――。
その時代背景や彼の思想哲学を、父・観阿弥や、禅竹、金剛などライバル達との作品比較、伝書から見る芸論などから細やかに考察。
晩年、大衆に拒絶され、自身も佐渡に流された世阿弥の生涯も辿りながら、彼が求めた「老いの美学」についても検証します。

本書は『世阿弥』(1972年 中公新書)より、舞台写真、資料写真を新たに差し替え、解説を加筆、文庫化したものです。

解説「異端者としての世阿弥」 土屋恵一郎(明治大学長)

 

 

はじめに
第一章 世阿弥とその時代
一 猿楽能の誕生
寄合――観客層の拡大 物まね芸の系譜 歌舞の伝統
二 父・観阿弥
猿楽能と田楽能 天下の名望 「中初・上中・下後」の人
三 世阿弥の活躍――応永まで
生年論 同朋衆・時衆の問題 伊賀観世の系図 少年世阿弥 世阿弥二条良基 将軍義満と世阿弥 世阿弥の再出発 北山邸行幸と義満の死 第一次苦境時代 寺社猿楽への後退 音阿弥の生長 応永末年の世阿弥

第二章 世阿弥の作品
一 能の作者
能の作者 世阿弥の作品 能の分類 世阿弥の作品傾向
二 大和猿楽の伝統――劇的現在能
大和猿楽の特質 観阿弥の代表作<自然居士> 観阿弥の作品傾向 群小作家の作風 大衆作家宮増 世阿弥と劇的能
三 能の神々――脇能
脇能と歌舞性 <高砂>と<竹生島> 神の影向 先行芸能延年風流 小風流と脇能 大風流と脇能 世阿弥の脇能 非世阿弥系作者の脇能 神は鬼がかり 世阿弥の脇能改革
四 『平家物語』と能――修羅物
修羅物と世阿弥 複式夢幻能 脇能と修羅物 古修羅の世界 花鳥風月と修羅 憑き物による物狂と修羅 “金剛”の作品 『平家物語』の二つの側面
五 王朝古典の世界――女体能をめぐって
王朝女性の能への登場 憑き物と女性 物狂から複式夢幻能へ――<松風> 物着と複式夢幻能――<井筒> その他の複式夢幻能――<融><須磨源氏>等 女体能の行方 <砧>の位置づけ――準夢幻能

第三章 世阿弥の芸論
一 世阿弥の伝書
世阿弥の伝書 伝書の時代区分 前後二区分説
二 『風姿花伝
風姿花伝』のあらまし 一、年来稽古 二、物学条々 三、問答条々 『花伝』四~六 別紙口伝
三 『花習』以後
『花習』以後の代表作 物まねから三体へ 花から幽玄へ 安定→蘭位→妙所

第四章 世阿弥の流れ
一 晩年の世阿弥
能役者としての世阿弥 第二次苦境時代 十二五郎の手紙 一座の危機 次男元能の出家 長男元雅の客死 「却来」という境地 佐渡配流 佐渡よりの書状 金春禅竹と鬼の能 最晩年
二 能の流れ
観世小次郎の活躍 キリシタン能と太閤能 世阿弥の影 能の固定化

世阿弥年譜
参考文献
あとがき
解説「異端者としての世阿弥」土屋恵一郎(明治大学長)

 

 

原著は1972年発刊とのことなので、いまはもっと研究も進んでいるのかもしれませんが、素人の私的にはどこを読んでも新鮮な指摘ばかりで面白かったです。

 

世阿弥さんは少年時代から足利義満さんや二条良基さんの寵愛を受けていたことで知られています。

二条良基さんいわく「只物にあらず候」「なによりも又顔立ち、振風情ほけほけとして、しかもけなわ気(健気?)に候」。ほけほけって表現いいですね。

 

その上で「風姿花伝」「現代でも演じられる多くの能作品の作者」「教科書にも載っている」ですから、晩年に佐渡配流になったとは聞いたことあってもそんな大ごとに受け止めていなかったのですが……。

この本であらためて世阿弥さんの生涯をあらためて通読してみると、

  • 父・観阿弥さんが大衆からも京の有力者からも厚い支持を集め
  • 世阿弥さんも少年期から京の有力者に称賛されるも
  • やがて世阿弥さんの作品は大衆性を拒絶し、古典文学を題材に「知識人」向けの芸術性・幽玄を突き詰めていくようになり
  • 将軍代替わり等の影響もあり、スポンサーの贔屓も別の能役者に移っていき
  • 晩年は佐渡に配流され、人知れず死亡

 

という流れをよく理解することができ……

若い頃の大人気があったとはいえ、世阿弥さんもまた「死後に評価が高まった芸術家」というやつだったんだなあということがクリアに理解できました。

 

 

現代の能の特徴、幽玄性、シテは一人、良くも悪くも夢か現か的な世界観で眠くもなるし幻想的でもあるし謎の心地よさや不思議さを味わうことができるやつ……は世阿弥さん特有のもの。

世阿弥さん当時の能は、もっと登場人物も多かったり演出も派手だったりセリフも分かりやすかったりテンポも倍くらい早かったり勧善懲悪ものや同時代の実話を活かしたもの等素人ウケする作品が多かったりだったようで、世阿弥さん作品(≒現代の能)は同時代のなかでは浮いている側だった。

大衆性高い能は秀吉さん時代くらいまで人気があったが、江戸時代に入ると能は世阿弥さん作品寄りになっていき、大衆性の高い芝居は歌舞伎等にシフトしていった……

 

と、能というジャンルの流れも学べていいですね。

 

 

土屋恵一郎さんの巻末解説もすごく鋭くて、江戸時代に世阿弥さん的作品が能の中心になっていった理由を

一つは、能は舞台で上演されるだけではなく、謡として独立に稽古されてきたことである。文章として面白く、文学にもつながらなければ、「謡う」ことの興味につながらない。

もう一つは、世阿弥の作品が、「シテ一人主義」であったことがある。

 

と、世阿弥さん作品が「古典文学を題材にしているので文章として深く面白い」「シテ一人作品なので一人カラオケ的に稽古しやすい」ことを指摘されています。

確かに……現代でも、劇団やバンドを組まないと練習できないジャンルよりも、一人で練習できるジャンルってとっつきやすいですもんね……。

 

 

この本は北川忠彦さんの原文も土屋恵一郎さんの解説もあたたかくて、世阿弥さんの天才性や孤独性、苦難の生涯を充分に評しつつ、観阿弥さんや宮増さん等、世阿弥さんとは違う方向の当時の能関係者の魅力もいきいきと著述してくださっているのが素敵だと思います。

 

私は風姿花伝のストイックな文章がすごい好きなんですけど、あの文章は世阿弥さんが若い頃に「父・観阿弥さんの言葉を思い出しながら書いた」もので、世阿弥さんが独自性を突き詰める前段階のもの。

 

その観阿弥さんについて

観阿弥の偉かったのは、大衆への接近とともに芸術性の向上ということを忘れなった点である。それは具体的には歌舞の要素を物まね芸にとり入れるということであった。物まねオンリーでは、どうしても芸が単調になり卑俗に流れ易い。そこで観阿弥の目をつけたのが歌と舞であった。これが、能を単なるリアリズム演劇でなく、様式的な象徴劇として、幽玄の道に押し出す第一歩となったのである。

義満は和歌・連歌・蹴鞠・管弦等の教育を身につけたが、やはり育ちは育ち、いきなり王朝的な世界にひたるよりも、義満にとっては観阿弥の「幽玄的物まね」の方が、実はくつろげた場所だったのではなかったか。

義満の庇護を受けながらも、観阿弥は、やはり自らの基盤である大衆の存在ということは忘れなかったようで、晩年まで田舎や山里へも出向いて行ったらしく、至徳元年(一三八四)五十二歳で死去したのも、駿河国浅間神社の法楽能に下向して、はなやかな舞台姿で見物を魅了した直後のことであった。いかにも大衆の中から出た観阿弥にふさわしい最期の場であったと言えよう。

観阿弥世阿弥はどちらが偉いか。これは難問である。一人を選べというのはしょせん無理であるが、大きさでは観阿弥、深さでは世阿弥といっておけば、まずは当たらずとも遠からずということになろうか。

 

等とその魅力を存分に語ってくれているのがめっちゃ嬉しいです。

一大衆の私としては、観阿弥さんの生き方に一種のヒーロー性を感じてしまいますね。現代の「ビッグになってもファンやライブを大事にしてくれるアーティスト」の原型とでもいいましょうか。

 

 

その一方で、世阿弥さんの天才性評価、同時代ゆえに生々しい太平記を避け、平家物語を題材に叙情豊かな作品群をつくりあげたところなんかの指摘もグッときますね。

世阿弥の修羅物は、妄執とか憑き物とかいった古い修羅の世界を、脇能の形式を応用しながら、滅びの美学として捉え直したものと言えよう。夢幻能という構成で古典の世界を再出し、それを叙情的に描きつつ宗教的に締めくくるという、前代の修羅とはまるで違った一つの世界を創出したところに大きな意味があったのである。特にこの場合、同時代の『太平記』を避けて『平家物語』という古典の、それも叙情的側面をあざやかに捉え、主たる素材としたところに、その成功の因があったということは確認しておく必要があろう。

 

まあ、同時代の観客のニーズは「登場人物の活躍や武勇譚を観たい」ですから、あまりウケはよくなかったっぽいですけど……。

 

 

 

こうしてこの本を読んでいると、単に能の世界だけにとどまらず、「この時代に求められるもの」と「次の時代以降にも残っていくもの」の両立がいかに難しいかを思い知らされます。

世阿弥さんや能に興味のある方だけでなく、アートやものづくりに励む方であれば広く読んでいただくといいんじゃないでしょうか。

 

 

どんなジャンルも受け手のアンテナがあって初めて成立するのは間違いありませんので、真摯な作り手がよき受け手に、受け手がよき作り手に、一つでも多くの出会いがありますように。

それが大衆性であれ芸術性であれ。

 

 

信長の野望・新生「1575年長篠設楽原の戦い 徳川家攻略の感想 信長さんマジいい人」

信長の野望・新生。

信長の野望シリーズの後半シナリオはどの地方も大勢力化が進んでいるので戦が長期化したりして面倒な面もあるのですが、1575年の徳川家はほどよい難易度とほどよい達成感を味わえてかんたんしました。

 

信長の野望・新生「1546年信長元服 三好家攻略の感想 城下方針は忘れず設定しよう」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1553年尾張統一 大友家攻略の感想 全勢力従属エンド、畿内制覇は不要なんですね」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1560年桶狭間の戦い 今川家攻略の感想 義元の上洛を煽る松平元康イベントが最高」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1570年信長包囲網 織田家攻略の感想 信長さんの愛され包囲網」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1582年夢幻の如く 信長生存仮想イベント後の攻略 三好咲岩(康長)無双」 - 肝胆ブログ

信長の野望・新生「1584年小牧長久手の戦い 羽柴家攻略の感想 長宗我部家の150年越しリベンジ」 - 肝胆ブログ

 

 

 

1575年シナリオ、徳川家康さん。難易度は中級で。

 

徳川家は充分強い人材が揃っていますが、周囲が織田家、武田家、北条家と大勢力に囲まれていますので、上手いこと織田家の力を活用しながら武田家を蚕食していくようなプレイが求められます。

 

 

恒例のシナリオ紹介。

 

最近のコーエー社は上杉景虎さん好きですよね。

オープニング紙芝居に景虎さんは出るのに景勝・兼続主従が出てこないというのはなかなかすごいことではないでしょうか。

 

 

 

徳川家の錚々たる人材。

 

石川数正さんの忠誠がこの時点で黄色いのはウケますね。

 

徳川家臣団、皆さまそれぞれ推しがいるかと思いますが誰派ですか。

私は榊原康政さんと伊奈忠次さんがなんとなく好きです。

 

ちなみに井伊直政さんは後から元服してきはります。

 

隙のない能力と特性が素晴らしいですね。

 

 

 

開始時点では瀬名姫さんがご存命なので、行ってらっしゃいあなたと言ってくれるのが涙を誘いますね。

 

信長の野望の女性顔グラのなかでは、きつい系美人の瀬名姫さんは割と好きです。

時代柄、気を張ってそうな顔しているくらいの方が魅力的だと思うんすよ。

 

 

 

さて、攻略面。

徳川家なのでガチンコで合戦すればそうそう負けることはありませんので、大事なのは攻略ルートをどう描くかですね。

 

要は織田信長さんの過度な拡張を防ぐのが後々のために重要ですので、信長さんの援軍を都合よく活用しながら、信長さんが東進できないように北へ北へと戦線を伸ばしていきましょう。

 

 

 

途中で上杉謙信さんに因縁を吹っ掛けられても、信長さんが仲裁してくれます。

信長さんマジいい人。

 

 

 

途中、織田家が存在するために信康事件が起こってしまうのが玉に瑕ですが……。

 

家庭内ではぜんぜん辛抱強くない家康さんが人間臭いぞ。

 

信康事件の何が難儀かって、瀬名姫さんを失うのも悲しいのですが、徳川家が織田家に従属してしまうために北条家と結んでいた同盟がなくなっちゃったんですよね。

この時点で北条家に目をつけられてもいいことは何もありません。

 

 

でも、すでに徳川家は充分大きくなっているので、従属した瞬間に「やっぱり従属なんてよくないよね、対等同盟でいこうよ」となります。

 

信長さんマジ器大きいわ。

 

 

そうして本願寺や武田家を自ら滅ぼして実力を蓄えていくわけですが、その間も織田家の援軍を使い倒します。

 

なお、信康事件後は織田家との同盟が12ヵ月の期限付きになりますので、更新分の信用60を温存するのめんどいなと思っていたら……。

 

なんと向こうから同盟の延長を持ち掛けてきてくれました。

家康さん目線で見れば、信長さんってこんなに尽くしてくれる男性だったのか……。

「その後のことは、またその時でよい」と口では言いながら、こんなん瀬名姫さんを失った心のスキマにダメ、信長さんが入ってきちゃうやつやん。

 

 

 

そんな感じで信長さんにパパ活しながら大勢力に育っていく家康さん。

 

 

 

しかし、幸せな日々はいつまでも続かなかったのです。

 

京で不幸が起こり、信長さんが亡くなってしまいました。

存在を無視される織田信孝さんマジ哀れ。

 

 

呆然とする家康さんにも神君伊賀越えイベントが起こります。

 

大志とほぼ同じ内容ですが、酒井忠次さんの感慨深いコメントがいいですね。

 

 

 

さて、本能寺の変が起きましたが、状況を放置していると秀吉さんがイベントでどんどん巨大勢力になってしまいそうですので……。

 

誕生した勢力をすべて従属させてしまい、清須会議以降のイベントフラグをへし折ってやりました。

それにしても信長さんに謀反くれておいて家康さんにすぐ従属する光秀さんはいいんでしょうかそれで。

 

 

ただ、山崎の戦いによる明智家滅亡・羽柴家拡大は防げなかったので、すぐに秀吉さんは従属解除になっちゃいましたけどね。

 

 

 

残った巨大勢力の織田信雄さんには、尾張あたりで威風・大を喰らわせて一気にお城をいただいてしまいます。

 

三つ葉葵紋が輝くと水戸黄門感があっていいですね。

 

 

 

本能寺の変から4年後。織田家を滅ぼして柴田家を吸収いたしました。

 

 

 

更に6年。羽柴家も滅びました。

 

浜松から居城を動かさなかったこともあり、思ったより時間がかかってしまいました。

秀吉さんの巨大化を防いだので羽柴家そのものはそこまで強敵ではなかったのですが、秀吉さんと同盟している毛利家援軍が強かったんですよね。

毛利家はほとんど戦してなかったんで内政が進みまくって兵力多い多い。

 

 

この頃、柳生石舟斎さんの改名イベントも起こりました。

 

なかなか味わいあるセリフで印象に残りますね。

 

 

 

さて、あとは毛利家と東北勢力を少し削って終わりやなと思っていたら。

 

……エンディングが始まらない。

 

ここで、岸和田城を長宗我部家(従属済)に取られていたことを思い出しました。

そうでした、城を過半数取るだけでなくて、畿内制覇が必要なんでしたね。

 

 

 

気の毒ですが長宗我部家と手切れし、岸和田城を奪います。

 

イケイケの時の軍団は、本当に数の暴力で襲いかかってくれるので頼もしいっすね。

 

 

 

かくして徳川家康さんは史実通り征夷大将軍に就任いたしました。

 

めでたしめでたし。

北条家等に手を出さなかったので、この世界の徳川幕府は100年しか続かなかったようですけどね。

 

 

最近は関ヶ原の戦い大坂の陣も西軍・豊臣方の武将人気が高まってきているような気がしなくもありませんが、徳川家も魅力ある集団ですので今後も質実に愛されていきますように。

 

と書いていて思い出しましたが、徳川家康さんの大河ドラマやるんでしたっけ。

登場可能性のある人物が膨大なだけに、誰の人気が高まるのか読めないっすね。

 

 

「遺留捜査(2022)第5話 感想 会社の資金と個人情報、(無断で)お借りします!」テレ朝

 

NHKの全ウルトラマン大投票にかんたんした流れで遺留捜査(2022)第5話を観てみたら想像以上のウルトラマンオーブオマージュっぷりに腰の力が抜けるくらいかんたんしました。なんちゅうドラマをつくってくれたんや…なんちゅうもんを…。

 

www.tv-asahi.co.jp

 

 

以下、ネタバレをふんだんに含む上にウルトラマンオーブの話が9割ですので正当な遺留捜査ファンの方にはまことに申し訳ございません!

 

 

 

 

 

 

 

NHKウルトラマン大投票、めっちゃ感動したじゃないですか。

 

わたくしごとを言えば、

ウルトラマン部門で投票したオーブが7位、ガイアが12位、ゾフィーが19位。

怪獣部門ではジャグラスジャグラーが2位、モキアンとクトゥーラが圏外。

そしてメカ部門ではジェットビートルが6位と。

 

たいへんニマニマできる結果でございました。

 

 

 

そんな中、ウルトラマンオーブ周辺情報を眺めていたら「遺留捜査」という???なワードが頻繁に目につきましてね。

 

遺留捜査……たまに見たら間違いなく面白いドラマ……くらいしかイメージがなかったので、上で貼ったオフィシャルHPを見てみたら……

 

第5話ゲスト。

石黒英雄田中俊介、小宮有紗青柳尊哉 ほか

 

 

?????

 

 

!!!!!

 

 

こんなん見つけてしまったら、見逃し配信探してしまうよね……。

某サブスクで330円だったわ。

 

 

 

気になるストーリーは、思いっきりネタバレですが、

 

  • 光の輪っか的なベンチャー企業創業者が

  • 青柳尊哉さんに「お前は石黒英雄に劣る」「お前は石黒英雄を支えろ」と火の玉剛速球のデッドボールをぶつけ

  • 青柳尊哉さんは光の輪っかを恨むし、それはそれとして悪いこともいっぱいしてしまうし、屈折した闇とコンプレックスにとらわれて何がしたいのか分からなくなって追い詰められるやつ

  • 石黒英雄さんは闇も哀しみも抱いているけど本質はどこまでも光でまぶしくて目の健康にいい……厳しい経営者スタイルも若い頃の思い出スタイルもどっちも好き……まぶしい……目にいい……怒鳴られたい……

 

……という。

 

ウルトラマンZを経て「ガイさんとジャグラーはそれぞれ独立した人気キャラになったよね」「ジャグラーも吹っ切れた大人なキャラに育ったものだ」と思っていたウルトラマンファンに、「そうは言っても君たち久しぶりにガイさんとジャグラーのガチでこじれた関係性見てみたいだろ?」という否定できない遺留感情を突き付けてくる遺留捜査……!!

 

何してくれてんのテレ朝。

他局の人気特撮ベースに創作しようやとか普通考える??

本当にありがとうございます。

 

 

過去の人気作品を明らかに意識した形で配役されることが良いことなのかどうかは素人にはよく分かりませんが、遺留捜査はテンポの良さや各俳優の立て方が非常に優れたドラマシリーズなのでこういう作品に呼んでいただける時点で素晴らしいことだと思いますし、個人的にはウルトラマンオーブ時代よりも更に二人の演技が成長しているように映って嬉しい。

似たような関係性だけに、演技や演出のちょっとした違いがくっきり楽しめますよね。

 

 

いつか尊哉の部屋に石黒英雄さんが来てくれたときは、遺留捜査の収録のときにどんな話をしたのかも語ってほしいものですね。

 

 

大投票でオーブとジャグラーの確かな人気も可視化できたことですし、引続きウルトラマンシリーズでも他の作品でもこの両者が素敵な活躍をし続けてくださいますように。

 

 

「ウルトラマンオーブクロニクル(年代記) エピソード10構想」ウルトラマンオーブ完全超全集より(小学館てれびくんデラックス) - 肝胆ブログ

「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA 感想 ピュアなガイ、ナイーブなジャグラー、イケてるガイア・アグル」 - 肝胆ブログ