肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

「じゃりン子チエ 文庫版15巻 感想 お好み焼き屋のオッちゃん(百合根)の火力マシマシ」はるき悦巳先生(双葉文庫)

じゃりン子チエの文庫版15巻、ギャグのキレが高い巻でかんたんしました。 脂がのっている時期というやつですかね。 www.futabasha.co.jp 15巻に載っているお話は次のとおりです。 テツに客は来ない 商売繁盛ゲン直し テツの白星ホルモン さぁ勝ち越しだ エイ…

「アイデンティティが人を殺す 感想」アミン・マアルーフさん / 訳:小野正嗣さん(ちくま学芸文庫)

「アイデンティティが人を殺す」というエッセイを読んでみたところ、まこと現代世相にフィットした考察や意見が記されていてかんたんいたしました。フランス語の原文には触れていませんが、小野正嗣さんによる訳もすごくいい気がいたします。 このテキストは…

「東日本の動乱と戦国大名の発展 感想」丸島和洋さん(吉川弘文館 列島の戦国史⑤)

列島の戦国史シリーズ、丸島和洋さんの「東日本の動乱と戦国大名の発展」が最新研究の反映を含めて密度・分量たっぷりな内容でかんたんしました。 シリーズの中でも、いい意味で戦国時代についてやや詳しい人向けだと思います。 www.yoshikawa-k.co.jp 16…

信長の野望20XX「平安編第4章 朝家の守護 攻略の感想」

信長の野望20XXに平安編第4章が実装されまして、難易度がいっそうハードになりつつ、物語の展開も急激にシリアス度が増してきてかんたんしました。 こういった好き嫌いが分かれそうな重いシナリオを下地にしていただけるなら、戦国時代の人物が平安時代に行…

漫画「食の軍師とは 概要と力石」泉昌之先生(週刊漫画ゴラク)

漫画「食の軍師」、いつまでたってもゴラクに掲載されないし単行本も出ないもんだと思っていたら8巻で連載終了していたことに今さら気づき、あらためて全巻読み返してみたら力石さんあっての食の軍師やなということをひしひしと再認識できてかんたんしました…

大相撲'21春場所感想「鶴竜関との別れ、明生関の覚醒」

大相撲春場所、相変わらずコロナで東京開催が続いているのがいい加減寂しい感じもしますが、内容としては横綱たちの出場/休場騒ぎだったり鶴竜関の引退であったり高安関の奮闘であったり照ノ富士関の完全復活であったりこれまであまり目立たなかった力士た…

小説「陰陽師 生成り姫 感想 陰陽師シリーズを初めて読む人におすすめ」夢枕獏さん(文春文庫)

陰陽師シリーズ初の長編作品「生成り姫」が、シリーズを初めて読む人にもシリーズのファンにもサービスレベルが高い逸品でかんたんしました。 books.bunshun.jp 十二年前、月の明るい晩。堀川の橋のたもとに立ち、笛を吹く源博雅と一人の姫。すべては二人の…

漫画「君に届け 感想 友達のちづとやのちんがすごくいいよね」

今さらながら「君に届け」の原作漫画を全巻読みまして、全編通した丁寧な心理描写にかんたんするとともに、ちづとやのちんみたいな女友達ちょういいよねという気持ちがみなぎりました。 betsuma.shueisha.co.jp 絵の線が感じいいなあ、完結したら全部読もう…

「交易の世界史 シュメールから現代まで 感想 溢れ出る刃牙文法」ウィリアム・バーンスタインさん / 訳:鬼澤忍さん(ちくま学芸文庫)

交易の世界史という、交易の観点から世界史の流れを追った書籍のダイナミックかつ巧みなレトリックっぷりにかんたんしまして、どこかで同じようなテイストの本を読んだことがある気がするなあと考え込んだところグラップラー刃牙だわと思い至りました。 www.…

「じゃりン子チエ 文庫版14巻 感想 掛け合いが楽しい巻」はるき悦巳先生(双葉文庫)

じゃりン子チエ文庫版14巻、周センセやジャリ屋の玉ちゃんが登場してますます賑やかになるとともに、各キャラのイキイキとした掛け合いが面白い、満足度の高い巻になっていてかんたんしました。 www.futabasha.co.jp 14巻に収録されているお話は次のとおりで…

「Bloodstained:RotN クラシックモード 攻略した感想」

Bloodstained:Ritual of the Nightに懐かしい仕様のクラシックモードが実装されていてかんたんしました。 いまどきこんな2D(風)のステージクリア型アクションゲームを楽しめるなんて本当にありがたいことであります。 playbloodstained.com クラシックモー…

「東日本の統合と織豊政権 感想」竹井英文さん(吉川弘文館 列島の戦国史⑦)

東日本の戦国時代後半通史を記した当著が、最新の研究反映、視点の広さ、読みやすさ等を兼ね備えたハイレベルな一冊でかんたんしました。 www.yoshikawa-k.co.jp 16世紀後半、関東では武田・上杉・北条らの領土紛争が激化、奥羽では伊達の勢力が急拡大する…

「高村光雲 幕末維新懐古談 感想」青空文庫

青空文庫に、彫刻家高村光雲さんの懐古談が掲載されていてかんたんしました。 上村松園さんであったり、青空文庫は芸術家関係の文章を復刻してくださっているのがありがたいですね。 www.aozora.gr.jp 高村光雲さん(1852-1934)は写実的な生き物の彫刻で名…

「Bloodstained:RotN ブラッドレスモードをナイトメアで攻略完了」

Bloodstained:Ritual of the Nightにいつの間にかブラッドレス姐さんモードが実装されていてかんたんしました。 いままでの悪魔城シリーズになかったふわふわ操作感や上方向ガードが使っていてとても楽しいです。 playbloodstained.com ブラッドレスさんはブ…

「ウィザードリィ#6 久々攻略の感想および考察(王妃・レベッカ・ベラ・ゾーフィタス等)」SFC 禁断の魔筆版

ウィザードリィ#6を久々に攻略いたしまして、私はやっぱり#6~#8の雰囲気が大好きやなと再認識できてかんたんしました。 正式タイトルは「BANE OF THE COSMIC FORGE(BCF)」。 「コズミックフォージによる破滅」的な感じです。 コズミックフォージというの…

「ウルトラ6兄弟 THE LIVE in 博品館劇場 -ゾフィー編- 感想 強い兄貴だ……!!」

ウルトラ6兄弟の博品館ライブ、遂にゾフィー編が公開されました。 断言!! ゾフィー好きは絶対に観ましょう! 見逃し配信は'21/3/1までです。 他にもエースやヒカリ好きも観ましょう! ビクトリーナイトも出ますよ! トレギア要素もありますよ! 心底かん…

「じゃりン子チエ 文庫版13巻 感想 小鉄の巻き込まれ属性が板につく」はるき悦巳先生(双葉文庫)

じゃりン子チエの文庫版13巻。 大きな動きはない巻ですが、小鉄さんの扱いが徐々に悪化しているのがいじらしくてかわいいのにかんたんしますね。 www.futabasha.co.jp 収録されているお話は次のとおりです。 かなしい気分でイーライラ 友達の友達はどこまで…

実録「漫画太郎版ももたろう vs 小学生 読み聞かせ」ガタロー☆マン先生(誠文堂新光社)

漫画太郎先生の絵本「ももたろう」を子どもたちに読み聞かせてあげたところ、ゲラゲラ笑ってもらえてかんたんしました。 画太郎先生ありがとう、いつもおもしろい作品を描いてくれて……。 www.seibundo-shinkosha.net 漫画太郎版ももたろう。 ストーリーはネ…

麒麟がくる「最終話 本能寺の変 感想 世を平らかにする覚悟に果てなし」

麒麟がくる、遂に最終回が放映されましたね。 全44話を通して紡がれてきた明智光秀さんの軌跡、織田信長さんとの主従愛を超えた絆と相剋、光秀さんを見守る人々、ピュアに演出クオリティの高い本能寺襲撃描写、過ぎ去る室町幕府と新たな時代の行方等々、まこ…

「甲陽軍鑑(ちくま学芸文庫版) 感想」佐藤正英さん

武田信玄さん・勝頼さん時代の甲州武士の様子を描いたという「甲陽軍鑑」、これまで興味のある部分しか読んだことがなかったので、ちくま学芸文庫から出ている抜粋版を買ってみました。 甲陽軍鑑は、書かれていることが史実だ史実じゃないんだ一部は信用して…

「ぼくの輪廻 最終回までを通した名セリフ集」嶋木あこ先生(フラワーコミックス)

「ぼくの輪廻」の最終巻がいつの間にか発売されていまして、最後まで巨乳(とBL)への執念を貫き通していてかんたんしました。 cheese.shogakukan.co.jp 「ぼくの輪廻」は、きれいな絵柄で童貞と巨乳とBLとの三角関係をやりつつ輪廻転生を楽しんでいくような…

「毛利領国の拡大と尼子・大友氏 感想」池亨さん(吉川弘文館 列島の戦国史⑥)

列島の戦国史シリーズ6巻、毛利家の成長を中心に西日本戦国史の動向を記した書籍が、日ごろ戦国時代ものであまり目にしない視点が多くてかんたんしました。 www.yoshikawa-k.co.jp 16世紀後半、西日本では毛利氏、尼子や大友などの地域勢力が領土争いを繰…

「東京「街角」地質学 感想 この本はガチおすすめ」西本昌司さん(イースト・プレス)

東京都市部のオフィスビルや商業施設で使用されている石材を題材に、石の美しさ、石の種類と成り立ち、近代の石材利用史、石を通じた地球の歴史等々を軽妙に教えてくださる書籍にかんたんしました。 都市部での散歩が飛躍的に面白くなってしまう、散歩道の開…

大相撲'21初場所感想「まさか大栄翔関の優勝を目撃できるとは」

大相撲2021年初場所、推しの大栄翔関が初優勝を遂げられてかんたんしました。 こんな日がこようとは……! 個人的には琴奨菊関⇒豪栄道関⇒稀勢の里関の優勝以来の「まさか」「遂にやってくれた」感があって、すこぶる嬉しいです。 www.sumo.or.jp 今場所幕内の…

「笑う警官 刑事マルティン・ベック 感想」マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー / 訳:柳沢由実子(角川文庫)

1960年代のスウェーデンミステリ「刑事マルティン・ベック」シリーズの代表作「笑う警官」を初めて読んでみまして、その地道で骨太なストーリーライティングっぷりにかんたんしました。 派手なトリックやどんでん返しはありませんが、汗と足と集団戦で着実に…

「Tale of Ninja : Fall of the Miyoshi(忍者伝 三好家的隕落)攻略情報まとめ」

Hello ninja. 三好家崩壊ニンジャゲームにかんたんした続きです。 「Tale of Ninja : Fall of the Miyoshi(忍者伝 三好家的隕落)初攻略の感想 なんだこれは…たまげたなあ」 - 肝胆ブログ 初クリア後に数時間プレイし続けたところ、'21.1時点の攻略要素はほ…

「Tale of Ninja : Fall of the Miyoshi(忍者伝 三好家的隕落)初攻略の感想 なんだこれは…たまげたなあ」

Hello Ninja. Steamの海外(中国?)ゲームで、足利義輝さん配下のニンジャとなって三好家を崩壊に導く作品が登場していてかんたんしました。 store.steampowered.com インディーズゲームで、値段は500円くらいです。 現時点で3ステージが実装されていて、全…

麒麟がくる「第四十回 松永久秀の平蜘蛛 感想 久秀さんの意地と罠」

麒麟がくる第40回、松永久秀さんがとうとうお逝きになられて、なかなかえげつないものを織田家と明智光秀さんに遺されていてかんたんしました。 www.nhk.or.jp ネタバレを含みますのでご留意ください。 松永久秀さんが本願寺攻囲の陣から抜け出し、反信長方…

ウルトラマンZ「ウルトラヒーローズEXPO 2021 感想」

ウルトラマンZのEXPOを配信で拝見しまして、ウルトラ6兄弟やジャグラスジャグラーやグランドフィナーレ舞台挨拶の熱量等々、かんたんする場面がたいへん多くてとても気持ちが盛り上がりました。 なかなか遠出もできないので、今後もこうしたイベントを配信し…

「小野篁 その生涯と伝説 感想」繁田信一さん(教育評論社)

小野篁さんの評伝が出版されていてかんたんしました。 小野篁さんはお上に立てついてリアル島流しにあったのに有能なので復帰して出世したという公務員やサラリーマンの神様のような方なので、存在や事績が世間によく知られ、また、これを機に研究が蓄積して…