肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「狂恋(1946) 感想」ジョルジュ・ラコンブ監督

1946年のフランス映画「狂恋(Martin Roumagnac)」が恋愛悲劇としても裁判サスペンスとしても完成度・テンポ高く面白くてかんたんしました。 大まかなストーリーとしましては、 建築士のルーマニャックさん(ジャン・ギャバンさん)が美人の未亡人と出会い…

「じゃりン子チエ 文庫版27巻 感想 花井センセの作家論」はるき悦巳先生(双葉文庫)

じゃりン子チエ文庫版27巻。 テツが小遣い欲しさに反省日記を書き始めたところ、アドバイスを送る花井センセの中に、作家としての矜持とお金稼ぎとの間のせめぎあいを垣間見れてかんたんしました。 このおじさん、シレッと格好いいですよねいつも。 www.futa…

三重県北勢「関宿、七里の渡し&桑名城、願証寺、片樋マンボ」

三重県の北部地域を回ってみたところ、豊かな史跡等々をいろいろ見て回ることができ、旧街道地域の雰囲気にたくさん浸ることができてかんたんしました。 三重県の観光といえば神宮や志摩、あるいは伊賀や松阪、熊野等が先に思い浮かぶ(というかこれら地域は…

「三重県四日市市 笹井屋のなが餅と藤堂高虎(信長の野望・大志)」

名古屋駅でも売っている三重県四日市市の名物「笹井屋のなが餅」を初めて食べてみたところ、あんこ控えめな大変好みの味でかんたんした上に、このお餅も藤堂高虎さんのエピソードを売りにしていて驚きました。 www.nagamochi.co.jp (画像は公式HPから引用)…

「尊厳――その歴史と意味 感想」マイケル・ローゼンさん / 訳:内尾太一さん・峯陽一さん(岩波新書)

ワンピースの過去編等で破壊されがちな「尊厳」という言葉、最近耳にすることが増えたなあと思い、岩波新書の「尊厳」という本を読んでみたら思いのほかガチな哲学本で難しくて濃厚でしたが、書いてあることはいい内容でかんたんしました。 www.iwanami.co.j…

まんがで読破「雇用・利子および貨幣の一般理論 感想」ケインズさん / 漫画:Team バンミカス、トーエ・シンメさん(イースト・プレス)

図書館で何気なく借りたケインズさん漫画が予想外のおもしろさで、大学生とか新社会人とかに読ませてあげたらええんちゃうかという感じにかんたんしました。 www.eastpress.co.jp 第一次世界大戦で疲弊しきったイギリス経済は、失業率25%という大不況にあえ…