ニッポン城めぐりというアプリを昨年の春に知りまして、この1年ちょいくらい城郭スタンプラリーを楽しんでおりましたところ、リア攻めというカテゴリでようやく銀色の異名(実績・トロフィー)を開放できてかんたんしました。
金色の異名獲得はまだまだ遠そうですが……。
以下、異名獲得条件について触れていますので、見たくない方はご留意ください。
「ニッポン城めぐり」はお城のスタンプラリーアプリでして、全国に3000ある城郭への「攻略(接近)」について記録を溜めることができるというのがメイン機能になっています。
攻略記録はパッシブには反映されず、目標のお城まで一定距離に近づいてから「城攻め」をタップする必要がある感じ。
お城は知名度や周辺城郭数によって攻略可能距離が設けられており、
例えば
姫路城は姫路駅からでは攻略不可、お城手前の広場らへんまで近づく必要、
みたいになっています。
この基本機能自体で充分楽しいのですけど、アプリインストール後しばらくして「リア攻め」という機能もあることに気づきました。
上記のような「近づいたよ」というスタンプラリーではなくて、ガチで登城し、本丸付近に接近してから「城攻め」することで、「あなたはリアルにこの城を攻めましたね」という記録がなされるというものです。
厳密な意味での城めぐりを記録できるのでこっちの機能もありがたいですよね。
で、このアプリには「異名」という各種記録に紐づく実績/トロフィー機能も実装されており、リア攻め数に応じた異名も用意されているのですよ。
異名はレア度に応じて色分けされており、かんたんな順で青→緑→銅→銀→金となっています。
リア攻め数の
青色異名は「常在戦場」、必要リア攻め数は1城、
緑色異名は「勇猛果敢」、必要リア攻め数は50城、
銅色異名は「百戦錬磨」、必要リア攻め数は100城。
ので、銀色の異名は200城くらいかなーーと思ってあちこちを旅するたびにしこしこリア攻め数を増やしていたのですが、これがなかなか解放されず。
今回ようやく解放されたのですが、
なんと500城も必要でした笑
30万人を超えるユーザー数のなかで獲得者は100人弱、なかなか難易度が高い……
もしかして金色の異名は1000城必要なんですかねえ。
ちなみに、上の「新しい異名を獲得!」画像の左側でぬぼっとした顔の武将がおりますが、こちらは当アプリにおける三好長慶さんです。
軍師設定することでお気に入り武将をトップ画面に表示できるのです。
どうでもいい情報かもですがこのゲームでは毛利元就さんや山中鹿介さん、丸毛兼利さんあたりがイケメンでおすすめですよ。
ゆかりのお城を攻略することで武将を入手・コレクションするという機能もあるのですが、有名武将はお城の通常攻略以上にお城へ接近しないと入手できなかったりしますのでお気をつけください。例えば立花父子は入手難易度が高く、立花城へそうとう接近する必要があります。
このリア攻め500城、たまたまですがリア攻め数稼ぎに摂津北部のお城を再訪して回っていて、普門寺で入手できたので謎に感慨深かったです。
きっと細川晴元さんや足利義栄さんが私に力を与えてくれたのでしょう。
普門寺もお城なんですかと思った方も多いかもしれませんが、こちらのアプリは3000城も対象にしておりますので、有名な織豊期城郭や山城に限らず、鎌倉時代の武士団の館跡、戦国時代の付城・砦跡、江戸時代の見附跡などもカウントされているんですよ。
これはこれで訪れて偲ぶ楽しさがあるので嬉しいところなのです。
この日に訪れたお城のなかでは、摂津の郡山城も印象に残りました。
はじめて行った和田惟政さんゆかりのお城跡なのですけど、
城跡は現在、なんと少年院に!
学校や役所、神社等になっているケースは多いのですが、少年院というのは初めてのパターンだったので驚きました。
(当然、写真は撮っておりません)
そういうわけで、こちらのアプリは歴史好きなら気楽に楽しめますし、記録を溜めていく喜びもひしひし感じられるのでおすすめであります。
30万人以上もユーザーがいるというのも驚き。そんなにお城好きっていたんすね。
私もぶっちゃけお城の詳細や鑑賞法に詳しいわけではないのですけど、旅の楽しみを増してくれているのでお気に入りです。その土地の雰囲気を知ることで、歴史を学ぶ楽しみも一層増していきますし。
優れたサービスを通じて、ますます歴史好きの方が増えていきますように。
それにしてもスタンプラリーあるあるで、アプリ入手前に行ったことあるお城の記録が反映されない、もっかい行く必要があるのが大変っすわ。
隠岐の島とか数年前にいったのに……!