「みんなの牛乳」という名の牛乳がすこぶるおいしくてかんたんしました。
みんなの牛乳 200ml - 牛乳・乳飲料 - 商品紹介 - 東毛酪農業協同組合
(画像はオフィシャルHPより引用)
牛乳を飲んで「おぉっ」と驚いたのは久しぶりです。
柔らかい甘味と乳味、
のどごしのすべりのよさ、
後切れの香りよさ。
いずれもがハイレベルで、味音痴の私でも一口で普通の牛乳とは違うのが分かります。
牛乳のイイところだけをグングン伸ばして、クセのあるところを極力減らしたような。
これは贔屓にしたい味。
「パスチャライズド」「ノンホモジナイズド」など瓶にいろいろ難しい単語が書いてあり、なんかメッセージ性が高そうな印象だったので、家に帰ってからHP等を見てみたところ、おおきくは生乳のおいしさを保つために低温殺菌等の工夫をしているよという趣旨のようでした。
普通の牛乳よりちょっと高いくらいの値段で、かなりの手間をかけていただいているようなので頭が下がりますね。
教えてくれた人によれば、けっこうレアな牛乳ではあるものの、関東圏では探そうと思えば意外と手に入れやすいそうです。
もし見かけることがありましたら是非味見してみてください。
おいしいものを生産してはる方がきちんと評価される世の中でありますように。
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ただ、HPをいろいろ見ていると、普通の牛乳には問題があると読み取れるような記載表現もあって、その辺はどうかなあと思いました。
この「みんなの牛乳」は明らかに普通の牛乳よりおいしいんですが、私は普通の牛乳も好きですし、生産地から遠い上に高い衛生管理と厳格な品質安定と過剰な価格競争力を求める日本の消費市場特性を踏まえれば普通の牛乳の製造方法にも合理性があると思っていますので、必要以上に普通の牛乳をくさすのはうーむと。
自己アピールはおおいに結構なんですけど、その中に他者を下げる表現があると、特定の消費者を強く引き付ける一方で離れていく消費者もいると思うんです。
……生産者さんや常連さんの信念に関わることなので、イチゲンの消費者がどうこう言うのは不遜ですね。
すみません。
細かいことはさておき、この牛乳は本当においしいです。
それがいちばん大事。
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