肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

肥後国人一揆「田中城、城村城、山鹿城、隈部氏館、隈府城」

 

熊本県にひょいと行ってみまして、さいきん戦国武将列伝織田編を読んだこともあって佐々成政さんゆかりの肥後国人一揆関係地を巡ってみましたら現代にあっても独特のリスペクトと切なさが漂っているような雰囲気に包まれてかんたんしました。

肥後や葛西大崎一揆があったから日本全国が統一と静謐に向かったみたいな評論めいたことを言う気は起きない。感じてそして大事にしたいのは、圧倒的な力に立ち向かうことを選んだ当地の人々の心意気と、それをいまも慕う当地の人々の感情であります。

 

 

田中城

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今回まわった肥後国人一揆関係のお城で、城跡として特に見どころが多い・大きいのはこちら田中城かと思います。

 

城攻めの絵図が残っておりまして、九州版の小田原城と申しますか、西国戦国武将オールスターみたいな方々に囲まれていたそうです。小早川秀包さん、安国寺恵瓊さん、鍋島直茂さん、立花宗茂さん等々……。一万人vs九百人で、そのメンバー相手に二か月持ちこたえたというのも純粋にすごい。

 

 

お城の雰囲気。お迎えしてくださる3名の武将は和仁三兄弟とのことです。

 

きれいに整備がされていて、地元の方々が捧げる気持ちが伝わってくるようです。

比高はそこまで高くはないのですが、えぐい落差の土塁が本気の守備力を感じさせてくれますね。

訪れた日はたまたま雨模様だったのですけど、それがかえってこの地の雰囲気を増していたように思いました。お城めぐりって晴れてても雨降ってても雪の日でもいいものですわ。

 

 

 

城村城

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こちら城村城は、隈部親永さんが最後まで籠っていたことで知られています。

 

 

付近住民ふくめ総出で籠城し、激しく抵抗した地。

ここは城跡というより、地名そのものがいまも「城」と申しまして、もしかして町全体が隈部氏勢力の末裔なのでは……? 的な空気感が漂っていますのでその雰囲気ごと味わっていただきたいところです。

 

お城の入り口、車で行くにはかなり道が狭いのでお気をつけください。

 

看板を読んでいても、町全体が「秀吉軍相手に落ちなかった」という気概を保っているような気がしてしまいます。それってすごいことだと思いますし、何百年経っても讃えられ続けるべきことですよね。

 

 

 

山鹿城

 

山鹿城は山鹿市の中心部にありまして、遺構はほとんど残っておりませんが山鹿の町(この辺りは寺町っぽいです)の雰囲気を味わうにいいところです。

かつてここを治めていた名族がいて、戦国時代最終盤の荒波に呑まれていったことを思い起こすよすがになっていますね。

 

 

 

隈部氏館

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山鹿市の山深いところに位置する隈部氏館跡。

 

 

山深いからでしょうか、戦国時代後半のトレンドを受けて隈部氏は隈府城に本拠を移したそうですが、ここ隈部氏館跡が遺す空気感もまた独特の澄んだものがございます。

 

ここもよく整備されています。天気が良ければ眺めも抜群なのでしょうし、せっかく山鹿まで行くことがあるのであれば足をのばしてみてくださいまし。

 

 

 

隈府城(菊池城、菊池神社

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最後に隈府城、現代では菊池神社です。

 

南北朝ファンは菊池城と呼び、戦国時代ファンは隈府城と呼ぶ感じでしょうか。

菊池氏の武名はつとに響いていますから、隈部氏もあやかったのかもですね。

 

菊池神社菊池市の中心にあって大勢の参拝客を集めておりました。

神社の隣の広場ではフリマ的な催しが開かれていて、屋台のハンバーガーがおいしかったっす。

 

 

 

 

熊本はどこ行っても楽しいし美しいしおいしいしでいいですね。

 

熊本城はいつ見ても立派ですし(修復中なのがかえって見どころ)

 

 

天草は景色よすぎて驚きました。写真は富岡城です。

 

運転していたので写真撮っていないのですが、天草松島・五橋や、不知火かいわいのドライブは眺め最高ですので強くおすすめしますよ。

 

 

熊本に根づく力強い魅力について、復興されるべきところは復興され、継承されるべきところがこれからも継承されていきますように。