久しぶりに六甲山を山歩きしまして、松永久秀さんゆかりの滝山城にも立ち寄りましたら見晴らしはよいわ本丸説明看板は2025年に新調されているわ布引の滝はあいかわらずきれいだわでかんたんしました。
兵庫県民でも意外と知らない人が多い新神戸駅の裏のよさ。アクセスがよいので広くおすすめしたいところであります。
↓滝山城

大和侵入前の松永久秀さんは、現在の新神戸駅界隈で西の守りを担っていたことで知られております。風光明媚な土地でもありますので、三好長慶さんをお招きして千句連歌を催したこともあるとか。
長慶さんも西宮に長く住んでおりましたし、三好家って実は兵庫県民ウケする勢力だと思うんですよね。
してこの滝山城、現地に行くと道に迷うことはほぼないくらい分かりやすいルートでたどり着けるのですが、ネットには詳しい地図があまり見当たらないこともあり、訪れるのに逡巡している人も多いかもしれません。
そういうわけでルート案内を載せておこうと思いますの。
まずは新神戸駅。登山出発口からです。駅構内の「布引の滝」看板に従いましょう。

ここから駅を出ると、布引の滝は左やでと案内があります。

ちょい歩くとこういう看板があり、


滝山城は「城山」のところです。
この看板からもうちょっとだけ歩くと

こういう石碑と看板が出てきます。
ここで布引の滝へ行く道から分かれ、滝山城方面へ向かう道に進みます。
しばらくはけっこうきつい登り坂。登山って前半がしんどいよねえ。



さすが六甲山系で、登山道はちゃんと整備されています。
登山に適した靴でさえあれば気安く登っていけますよ。
新神戸の裏山ですので、景色はとてもよろしいの。

方角的に、メリケン波止場の景色が見えてきたら

道の傾斜がマシになり、かなり歩きやすくなります。


ここからほどなくして、曲輪エリアです。


この看板からもうちょっとだけ歩くと本丸曲輪になります。




ちょうど太陽が輝きはじめる時間でまぶしかったざんす。
眺めよろしいでしょ?
しかも登ってくる途中も布引の滝・生田川上流の水のせせらぎが聞こえ続けますのよ、たいへん風雅なお城ですの。
お城の石碑には


なぜかシンガポールの50セントが供えられておりました。
おそらく松永久秀さんにお世話になった明の人の子孫あたりが訪れたのでしょう。
帰り道、せっかくなので布引の滝に寄ってまいりましょう。
引き返していく途中で下り道が二又に分かれますので、



こういう、木の階段の間隔が密な方の下り道(下りる方向に向かって左側の道)を下りていきましょう。
こっちの道も景色がよろしいの。


しばらく進むと

こういう「猿のかずら橋」があり、
渡ると

完全に舗装された歩きやすい散策路となってまいります。
もう道案内は不要なレベルですが、ここから更に下っていくと展望台やお茶屋さんや布引の滝に出会えます。
こちらが布引の滝(雄滝)。



そして、あらためて滝山城を望む。

これで新神戸駅まで戻って、ちゃっちゃか歩いた私の足で往復70分くらいでした。
初めて登る人でも休み休み歩いて2時間くらいみとけば大丈夫だと思います。
新幹線駅の裏手ということで訪れやすさは図抜けておりますので、遠方の方でもどうぞどうぞ。
昔からあった城を松永久秀さんが大改修したということですが、さすが選地のセンスがイケておりますね。
丹波や播磨との境目の地であり、三好家本拠たる四国・淡路と接続する地であり、海運および山陽道を司る経済の地であり、遠景と水の音を楽しめる風流の地であり。
いいお城だと思いますので、そのうち八王子の滝山城と同じくらいに人気が高まっていきますように。