初期ウィザードリィの正統派発展作と名高いウィザードリィ#5をプレイしてみたところ、噂に違わぬ「wizらしさ」「かなりのボリューム」「やり込み要素」「魅力的なNPC」等々を満喫できてかんたんしました。
これはファンが多い作品だというのも納得ですね。
タイトル絵からして雰囲気があって格好いい。
以下、攻略上の要素を含みます。
ネタバレも少しありますのでご留意ください。
#5は従来作に比べれば少しだけストーリーが厚くなっています。
おおきくは悪い魔女「ソーン」さんを討伐せよ、というものなんですが、ダンジョンの中に多くのNPCがいて、彼らと交渉したりしないと攻略を進められないんですよね。
しかもダンジョンは従来の20マス×20マスではなく、自由自在な大きさ・構造になっていて迷いやすいですし、新要素「池での水泳」とかもありますし、探索はなかなか歯ごたえがございます。
素直に攻略サイトや攻略本に頼ってもいいと思います。
ていうかリルガミン周辺、ダンジョン多過ぎませんか。
なんて治安が悪いんだ。
ストーリー終盤のテキストは、哲学的な字面がかなり多くなっていて、後の#7の地図やムンクハラマ、#8のコズミックサークル的なテイストに繋がっていくものを感じます。この時代の西洋人×SF×東洋哲学なチャンポンテキストは味わい深くていいですね。
攻略を進めていく上で、やはり大事なのは経験値・装備稼ぎです。
wizなので、1レベル、１つ強い武器、の違いはまことに大きいのであります。
おすすめの稼ぎ場所をご紹介いたしますと。
B1階のワーバットさん。問題を間違えれば何度でも戦えます。
B4階のネッシーさん。キャンプすると何度もお金を取られるので、連戦しましょう。
そういえば#6にも女王様のSM要素がありましたね。制作者の趣味だろうか。
B6階のレディーネプチューンさん。かなりいいアイテムを落としてくれます。
有名なB1の笑うヤカンさん。
強いので、挑戦するタイミングはB6踏破後頃がいいと思います。
カント寺院で蘇らせれば何度でも戦えます。
要は一回の挑戦料が6,000Gな訳ですね。
何度も殺害していると口をきいてくれなくなりますので、質問は先に済ませておきましょう。
口をきいてくれなくても戦うことは普通にできます。
ちなみにダンジョン開始地点から笑うヤカンさんへ飛ぶ座標はこちら。
そして、経験値・アイテム稼ぎのトリはB7階の火の鳥さんです。
隠しフロアを除けば、最高クラスのアイテムも手に入ります。
このフェニックスさんを乱獲し、ラスボス戦への準備を整えましょう。
ちなみに、このB7階まで辿り着ければ目の保養もできます。
おおらかな時代の作品とは言え、一般向けゲームでここまで露出して、しかも強烈に突くことができるなんていいんだろうか。
ありがとうございます。
なお、ラスボスのソーンさんのお姿はネタバレしませんが、当方を醜いカエル呼ばわりして罵ってくださる素敵な方ですよ。
そして、同じくお姿は伏せますが、裏ボスはエジプト人だそうです。
戦う前には、ウィザードリィの神々までが挨拶に来てくれる大物なんですよ。
裏ボスさんは最高のアイテムを落としてくださいますので、倒すだけの実力さえあれば、レアアイテム稼ぎはやりやすいです。
最終的なパーティはこんな感じになりました。
戦士。レベルは正義。元ネタを尊重して最も水泳レベルが高く、意外と若い。
この時代のロードは強かった。呪文取得も早い。#6以降のロードは……。
侍はロードよりやや不遇ですが、ティルトウェイト・マラーはやはり便利。
盗賊。忍者に転職してもよかったんですが、まあ必須ではないですよね。
司教①。魔術師出身の雑魚散らし係。元ネタを尊重し最も年齢が高い。
司教②。大きくは鑑定係なので名前を辰さんにしてもよかったかもしれない。
僧侶抜きでゲームを進めてみました。
#5は池でHPを回復できたりもするので、あんがい何とかなったりもします。
以上、#5攻略の感想でございました。
次はいよいよ異色作の#4に手を出してみる予定です。
楽しみ。
ウィザードリィシリーズの過去・現在・未来の三軸がこれからもファンの心を照らし続けてくださいますように。
ウィザードリィシリーズのゲートキーパーはどこにいるのでしょう。
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