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かんたんにかんたんします。

信長の野望・新生「1553年尾張統一 大友家攻略の感想 全勢力従属エンド、畿内制覇は不要なんですね」

 

信長の野望・新生、大友家が楽しそうなのでセカンドプレイに選んでみましたら実際楽しくてかんたんしました。

東の北条家が目立ちがちですが、今作、自分で使う分には大友家や毛利家がそうとう強い感じがいたしますね。

 

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シナリオは1553年、尾張統一。

 

大友義鎮(宗麟)さんがおすすめ勢力としてピックアップされています。

実際、この段階では島津家も竜造寺家も毛利家もまだまだ発展前、かつ大内家が陶晴賢さんのご尽力で傾いていますので、ぶっちゃけ言えば西国は大友家一人勝ちの状況であります。

 

 

難易度は引続き初級で。

 

 

 

ゲームを開始すると、1553年段階の全国情勢説明が入ります。

日本史に甚大な影響を与えた大内家の動揺。

 

 

1546年シナリオに続き、三好長慶さんの動向が紹介されるのも嬉しい。

 

天下創世の段階で三好長慶暗殺未遂事件が取り上げられていましたし、なんだかんだでコーエー社のシナリオテキスト担当者は畿内にも目配りしてくれている気はいたします。武将能力担当の方も目配りしてくれていいのよ。

 

 

さてプレイ開始。

大友義鎮さんと戸次鑑連(立花道雪)さんの会話がさっそく楽しいですね。

 

 

 

大友家は独自政策により、寺領内の寺がすべて南蛮寺になって石高に大きなボーナスが入るという特色があります。

 

大友宗麟さんのキリスト教ドハマりエピソードについては諸説あるというか逸話・伝説の類がそうとう混じって語られているんじゃないかとか最近は言われていますし、領国を富ませたり外交上手だったりというプラスの一面が注目されてきているような気もいたしますが、それはそれとして信長の野望シリーズの大友宗麟さんはいつも楽しいおじさんで独特の人気を得ているような印象がありますね。

信長の野望20XXに至っては河童コスまでしていますし。

 

 

充実した1553年大友家の面々。

 

有能人材が揃っています。

とりわけ戸次鑑連さんの特性「雷の化身」、合戦で全員の混乱をたちまち治してしまう効果は絶大でして、これには毛利元就さんも博多上陸を諦めてしまうレベルなのです。

いや、本当に便利なので、合戦に慣れてくるととりあえず立花道雪さん連れて行ったらいいんやなという気持ちになります。

 

大友家臣団、個人的には一萬田鑑実さんが渋くて好きだな。

 

 

 

プレイとしては、九州統一を手早く済ませて島津家・竜造寺家人材を吸収して、東へ東へと進んでいくシンプルな流れになります。

 

九州には島津・竜造寺以外にも魅力的な人材がごろごろいていいですね。

 

宗家、初登場効果もあるのか優秀に設定されていていい感じですね。

 

 

 

まずは島津家を滅ぼして、次に竜造寺家を追い込んでいたら、鍋島直茂さんが寝返り仕官ムーブきめてきてウケました。

 

竜造寺隆信さんを見捨てて真顔でこういうセリフを吐いても鍋島直茂さんなら許せてしまう今日この頃。

 

大志ほどのインパクトある顔グラではなくなりましたが、やっぱり見続けているとイケメンやなあとほれぼれしてしまいます。

大志直茂さんが兜を脱いで髪を束ねたらこういう感じになるんだな。

しょっちゅう色んな策を具申してきはるので、ついつい鍋島直茂さんの進言を最優先で採用してしまったりするのも楽しいの。

 

 

 

4年で九州を実質統一。

 

阿蘇、秋月、宗は従属させています。

スピードが大事なので、小勢力は従属させて後から取り込んだ方が内政開発状況も保持できていい感じみたいですね新生。

 

 

しばらくして、従属各家を吸収すると九州統一イベントを見ることができました。

 

九州は「南北朝以来」という響きが自然に聞こえますね。

 

 

 

この頃には毛利家を滅ぼすところまでいきました。

 

実際に1562年で大友家がこんな大勢力になっていたら世の中も西洋諸国も大騒ぎになっていたんだろうな。

 

 

また、戸次鑑連さんも壮年に成長あそばせて、立派なおめめひんむく立花道雪さんになられました。

 

イベント内容自体は大志や201Xと同じですが、道雪さんの新顔グラがイカついので楽しさが増していますね。

せっかくなので諫言のお礼に雷切をプレゼントしてあげました。

 

 

 

ちなみに、新生では各武将の改名イベントが多くて楽しいです。

赤松家が妙に充実しているのもいい。

 

 

 

その後、長慶さんが逝き、永禄の変が生じた混乱の畿内に雪崩込み。

 

本音が漏れ出ている松永久秀さんの切なさに目頭を熱くしつつ、

 

1567年には織田信長さんと畿内を分け合うかたちになりました。

 

 

せっかくなので三職エンドではなく、全勢力従属エンドでも目指そうということにしたのですけど、ここからの織田家・武田家・北条家との争いがただただ長かった……。

 

府内からの遠征はそろそろ限界なので、京に住まいを移し。

 

京や大和に南蛮寺を建てまくる宗麟さんを見て、公家や寺社の方々の精神が大丈夫か心配しましたが、ゲーム上は特に何もないようです。

本願寺延暦寺根来寺も普通に従ってくれます。

 

 

 

大勢力同士のバトル、上手くやらんと何年もかかっちゃいますね……

 

 

ラスボスは北条家です。

朝倉家、長尾家、伊達家、南部家は従属してくれました。

 

が、北条家の各城の兵数がすんごいことになっていますね。

 

武将の質、政策の質、大名出陣での合戦、等々で実際にはそんなに苦戦はしないのですけど、初見だとなかなかにストレスフルな数字が並んでいます。

 

 

 

5年後。

 

最後は旧相馬領まで追い込まれてしまった後北条家。

これは史実よりも過酷な展開に映ります。こうなる前に、敵方から降伏してくるような展開があったりすればこちらも心を痛めなくて済むんですけど、ゲームデザイン的にはなかなかそういう訳にもいかんでしょうしね。

 

 

ちなみに、この時点で畿内の城をひとつ朝倉家に取られてしまっているので、全従属エンドを迎えられるかじゃっかん不安だったのですが、

 

 

 

北条家最後の一城が落ちた瞬間にエンディングが始まりました。

この場合、畿内制覇は必須ではないようです。

 

なんかめっちゃ大友宗麟さんっぽいエンディングになりました。

これ、主義が「革新」の大名だとこうなるんですかね?

 

 

なんしかめでたしめでたし。

大友宗麟さんも立花道雪さんも存命で、立花宗茂さんたち新世代が出てきたタイミングでエンディングと、先行きも明るい感じで何よりです。

「大友日本」、グレートフレンドジャパンという通り名からして世界平和的ですし。

 

 

今後も信長の野望シリーズを通して、大友家の独特な魅力がますます掘り下げられていきますように。