話題作となっている学研の図鑑「超人」にきめ細かくかんたんしました。
↓表紙のリアル気味なアトランティスでもうダメだった。
キン肉マン愛が詰まっているとの評判どおり、本当に見応えのある図鑑になっていて、パラパラ読んでいるだけで嬉しいですね。
マニアックな超人も取り上げられていますし、完璧超人始祖が優遇されていますしで、昔からのファンもさいきんのファンも喜べる構成。
オモシロ起源説などのツッコミ前提特集もふんだんにあり。
実物大のロングホーンやベアクローを眺められるという学研らしさも満載。
キン肉マンファンの知性の高さが伺えようというものです。
こんな本を与えられて育った子どもは将来立派な超人を目指すことでしょう。
小ネタが多い本なので、読む人それぞれでツボに入るポイントは違うと思いますが。
※以下、図鑑のネタバレを含みます。
私の場合、次のようなところにクッときました。
- ザ・フィッシャーズとスニゲーターのうろこの違い
- ヒカルドはピラニア由来
- ガゼルマンは文才がある
- ネプチューン・キングのオーバーボディは保湿保温が目的
- カラーのザ☆農村マンがけっこう格好いい
- コクモ(180万)の超人強度はハンゾウ(147万)より高い
- 難敵BUKIボーイの超人強度が意外と低い(97万)
- 超人の中には社会の犠牲者もいるが、超人には立ち上る強さが必要
- デーク・棟梁はフィンランド出身(やはり北欧だったんですね)
- スプリングマンは4000歳
- 作画殺しのサイコロマン
- 羅刹という格好いい完璧超人。アビスマンの後継者になるのだろうか
- 不動ファイター(超人強度1800万)なる正義超人もイイね
キン肉マンはけっこう読み込んでいたつもりですが、全然知らない・記憶にない超人もたくさんいて、楽しい驚きであります。
こういう情報量が多いファンブックはいいですね。
これからもキン肉マンが長く続いて、当図鑑の増補版も発売されますように。