20XXで花蔵の乱イベントが実装され、個人的に今川家で一番好きな武将である岡部親綱さんが登場・活躍されていてかんたんしました。
↓「寿桂尼の追憶」実装リリース
以下、ネタバレを含みますのでご留意ください。
攻略に役立つ情報はありません。
オープニングが急展開過ぎてうっかり笑ってしまいました。
寿桂尼さんの愛息今川氏輝さんが突如お亡くなりになり、今川義元さんと今川良真(玄広恵探)さんによる後継者争い「花蔵の乱」が始まるという流れですね。
ストーリーはオーソドックスに20XXらしい展開で事件が解決します。
かさねさんの活躍(物理)場面も板についてきていて何より。
今川家は桶狭間や氏真さん時代が取り上げられがちで、義元さん時代の初期がゲーム等で着目されるのはレアですから嬉しいですね。
20XXにも登場できた今川良真さん。珍しい星2呪術師であります。
個人的に登場してくれて一番嬉しかったのは岡部親綱さん。
珍しい星2覇道者です。
本家から流用されている顔グラも渋くていいですね。
(本家野望での能力パラメータ、もっと評価してほしいです)
岡部親綱さんは今川家の有力家臣岡部家の方で、花蔵の乱を今川義元さん勝利に導いたことで著名です。
20XXで大人気の岡部元信さん、あるいは人質時代の徳川家康さんへ親切にしたことで知られる岡部正綱さんの親世代くらいな方だと思われますが、この頃の岡部氏系図は私にはよく分かりません。彼らいずれかの父親なのかもしれないし親戚のおじさんなのかもしれない。
花蔵の乱は細部のニュアンスに諸説あるそうでして、(当イベントと違って)寿桂尼さんが玄広恵探さん方についたとか、あるいは寿桂尼さんが玄広恵探さん方に拉致られたとかで、今川家相伝の「往書(重要書類)」が玄広恵探さん方に渡ってしまい。
このままでは今川義元さんの正統性が揺らぐ、ヤベェ、となったところ、岡部親綱さんが速攻で玄広恵探さん方を撃破し、しかも「往書」を無事に取り返してきてくれたということで。
今川義元さんの家督を見事に安定させる大活躍を遂げた岡部親綱さん、イケてるなあとほれぼれいたしますね。
「奪われた宝物を取り返す」というミッションは非常に難易度が高い(基本的に焼失したり水没したり逃げられたりする)ものですから、それだけに三種の神器を取り戻した赤松家再興軍ですとか、この岡部親綱さんですとかはロマンがあって好きです。
なお、後に岡部元信さんも今川義元さんの首を取り返してきてくれる訳でして、今川家にとって岡部一族が得難い「奪還屋(ゲットバッカーズ)」であることは言を俟ちません。
本家信長の野望でもそういう点をおおいに愛でてほしいと思っている次第であります。
イベントに戻りまして、追憶イベントの結末が余韻あってよかったですね。
いつも義元さんのことを心配している寿桂尼さん。
義元さんは寿桂尼さんの実子ではないよ説が盛り上がっていますけれども、それはそれ。寿桂尼さんはいつも今川家のことを想っていると考えたいところです。
一方、長じて案の定慢心が見られる義元さんもかわいい。
義元さんの星5グラは絶妙の表情だと思います。
この後は史実ルートを辿るのか、桶狭間異聞ルートを辿るのか分かりませんが、寿桂尼さんが「追憶……過去を思い出し、やり直したい」フォーカスは桶狭間に当たっているでしょうから、個人的には桶狭間異聞的な流れに進んで義元さんが無事に生還できたのだろうよかったね今川家、と想像しております。
小少将さんといい、追憶イベントいいですね。
短編ながら味わいに富んでいて。
信貴山城からありし日を想う「松永久秀の追憶」イベントも実装されますように。
大志イベントでも爆死しながら追憶していましたしね。