肥前のお城を回るシリーズ、佐賀県に入りまして唐津や名護屋を訪れたり、龍造寺家本拠の須古城を登ったり、将太の寿司の聖地を巡ったりしてかんたんしてきました。
あちこち旅してると現実逃避できていいですねえふふふ。
唐津城
はるばる唐津までやってきたものの
台風10号がだんだん近づいてきていたためか天気が不安定。
ちょうど唐津を訪れたときだけピンポイントで大雨でござんした。
お城の様子。
さすが、いい石を使っていて風格がありますね。
お城の看板。
悪天候のため天守閣からお外は見れませんでしたが、水に濡れた立派石垣の迫力と美しさを堪能できたので満足度の高い訪問でした。
肥前名護屋城
その城跡、めちゃくちゃ雄大。
九州の北辺に、突然めちゃくちゃ壮絶な城跡が現れるからインパクトすごいです。
当時はここに城も屋敷も立ち並んでいたわけですから、全国から集まった兵たちも地元の人たちもさぞ度肝を抜かれたことでしょう。
あっちの方向に対馬があるそうです。
説明不要かもしれませんがお城の解説。
名護屋城跡は見どころが多く、復元された黄金の茶室を見学できたり
デフォルメしきれていないマスコットおじさんイラストがかわいかったり。
その中でも私の目当てはこちら。
各武将の陣跡に、信長の野望コラボのパネルが設置されているのです。
もちろん全武将というわけではなく一部の選抜武将だけが対象なのですが、けっこうな人気武将でもパネル化されていなかったりして人選の基準が気になりますね。趣旨的には小西行長さんあたりはパネル化してあげてほしかった気もします笑
こんなコラボイベントをやっていると、この方の陣跡を訪れざるを得ません。
きゅーん。
いま名護屋にいけば鍋島直茂さんと一緒に写真が撮れちまうんだぜ!
課金してもいいから大志版の顔グラも追加パネル化してほしいくらいだわ。
須古城
海のお城めぐりとは関係ありませんが、以前佐賀県に来たときに巡りきれなかった須古城にはぜひ訪れておきたいところ。
龍造寺家の本拠地であります。
「北部九州の首都」という称え方が威勢よくていいですね。
龍造寺家ともども知名度がどんどん上がってほしいところです。
石垣あり、発掘したら瓦の出土ありと、豊臣秀吉さんの影響が及ぶ以前のお城としては非常に先進的な気配がいたします。
一方、平井経治さんが何度も龍造寺家を撃退したというエピソードの割には、山は低くすぐに主郭へたどり着ける規模感なのには驚きました。当時は現在より水堀などの備えも厚かったようですが、堅城というより立派な館という趣のほうが強かったんじゃないかなとも感じてしまいますね。そうだとすると平井経治さんが純粋にめっちゃ強かったということになるのかな。
なお、夏場に訪れてみたところ蚊も蜘蛛の巣もめっちゃ多かったので、装備や季節はよく考えていきましょう。
ショートカットしたい場合は
この「主郭へ」案内を無視して、まっすぐ直進するとすぐに主郭へ到達します。
石垣や虎口を見たい場合は素直に左へ進みましょう。それでも10分もあるけば主郭へ到達します。
主郭部の巨大な磐座。弾除け岩というそうです。
実は龍造寺隆信さんが身長3メートルくらいあって玉座にしていたという説もないんですよ。
虹の松原、からの
虹の松原を眺めながらドライブなんてしていると(大雨のため散歩は断念)、将太の寿司全国大会編をついつい思い出してしまいますね。
無意識のうちに聖地巡礼をしていたんだな私。
屋外調理の際でもお皿をあたためておくような心配りを忘れないでいたい。
そうするとお城めぐりから一転、もう一か所くらい聖地巡礼をしたくなり……
天気もぎりぎりなんとか大丈夫そうだし……
翌日。
やってきました鹿児島県指宿市砂むし温泉!
将太さんの体験レポを読んで以来、いつかは行ってみたいものだと長年思っていたので、勢いで自分も砂むしやってきました。
もう 最高やったわ……
全国の寂しい大人に強い声で言いたいのですが、人肌恋しくて心から好きでもない人と一緒に寝るくらいだったら砂むし温泉はいって熱砂にギュッとしてもらった方がぜったい身体にいいと思いますよ!
また行きたい。
阿蘇や隠岐もそうですが、カルデラ系の、植物の背が低い山っぱらを眺めながら車はしらせていると爽快エネルギーがはんぱなくてどんどん元気が出てくる気がします。
九州の旅でした。
九州楽しい。
一方でその後、上陸した台風10号がかなりのダメージをもたらしていったようです。
このよき土地の復興がスピーディに進んでいきますように。