肝胆ブログ

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大相撲2023初場所感想「霧馬山関をもっと褒めて」

 

大相撲が2023年も元気に始まりまして、初場所の霧馬山関や琴ノ若関や阿武咲関の躍進にかんたんしていたのですがなぜか霧馬山関だけは相変わらずまったく話題にならないので不思議でなりません。

 

貴景勝関が久しぶりに優勝して番付秩序の重みを示してくださったのは大変喜ばしく思っているのですけど、貴景勝関が霧馬山関に負けた次の日のニュースは貴景勝関の調子とか綱取りとかを報じる内容ばかりで、なんで誰もメキメキ力をつけている霧馬山関について語らないのか不思議でならなかったですわ。

 

www.sumo.or.jp

 

www3.nhk.or.jp

 

 

幕内で勝ち越したのは次の方々です。

 

12勝 貴景勝(優勝)

11勝 霧馬山(技能賞)、琴勝峰(敢闘賞)

10勝 大栄翔、阿武咲、一山本

  9勝 若隆景、若元春、玉鷲、竜電、錦木、

      遠藤、東龍

  8勝 豊昇龍、琴ノ若、翔猿、阿炎、碧山、

      平戸海、宝富士

 

 

と、上で書いた通り霧馬山関が話題にならないことにやきもきしててもっと人気出てほしいなと思いつつ、技能賞を得ているあたり、協会の親方たちは霧馬山関の成長をしっかり評価してくれているんでしょうね。

本当に、三役で三場所連続勝ち越しってけっこうすごいと思いますし、速攻も技術も見ていて面白い、マジで見どころ多いので、話題性もついてきてほしいっす。

 

今場所、印象が良かったのは霧馬山関に加え、琴ノ若関と阿武咲関ですね。

三人ともどんどん調子が良くなっているのでまだまだ強くなっていきそう。

 

昔から推している大栄翔関が久しぶりにたくさん勝ったのも嬉しい。

若隆景関・若元春関が兄弟W三役で勝ち越したのもすごい。特に若元春関の技術面の成長も嬉しく観戦できました。

錦木関も渋く見どころ多かった気がする。

 

あと、遠藤関がどこか痛めているのか、明らかに本調子に見えないのに器用な戦術で星をしっかり上げているのに感心しましたね。本当に引き出し多い人。

 

 

残念だったのは栃ノ心関の休場、そして隠岐の海関の引退ですね……。

隠岐の海関のような存在が去っていくのは寂しくてならない。

名前は出しませんが幕内に残っているベテラン勢がさいきんあまり元気ないので(除く玉鷲関)、皆さんもうひと奮起いただきたいなあ。

 

その一方で、朝乃山関が十両で優勝したうえ連日取組動画がNHK人気ナンバーワンと期待の高さが伺えたり、私の推している武将山関がいよいよ幕内入りしそうだったりと、十両勢の充実がいまはハンパないので相撲界の先行きはとても楽しみなんですけどね。

 

 

今場所は貴景勝関の奮闘があって、三役の若手も力強くて、いい意味で番付が効いていましたね。こういう場所を今後も年の半分くらいは見せてくださいますように。