肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

信長の野望201X三好長慶'19バレンタイン制覇記念「長慶大開眼50%」

 

遅ればせながら、2019年バレンタインで今年も長慶さんがいちばんチョコをもらっていた上、畿内2倍ガチャが1年ぶりに開催されるという運営さんの粋な計らいがなされていてかんたんしました。

 

 

 

やーー凄いですね長慶さん。

ていうか「キャプテン・ナガヨシ」さん含むってのがいいですね笑。

信長の野望201X「正邪対抗!201X学園(学園三好松永)」 - 肝胆ブログ

 

 

個人的には「太田道灌」さんへの熱い支持が気になりました。

四神イベントで入手できる強力な武将として登場してはりますが、是非太田道灌さん主演の異聞なんかが開催されてほしいです。

北条早雲さんも、引っ張れば今川氏親さんや長尾為景さんだって登場可能かもです。

来たれ長尾景春の乱異聞。

 

 

 

 

さて、せっかく大開眼実装後初の畿内ガチャ2倍が来たので、いよいよ長慶さんの大開眼に取り組もうと思い、ため込んだ貴石を惜しみなく投入してみたのですが。

 

してみたのですが……。

 

 

 

これが私の201Xプレイ史上最悪の爆死を喰らいましてですね。

 

 

 

自己を律する意思が崩れていく感覚がつらかった……もう今年はガチャ控えよう。

この戒めを忘れないためにブログに書いておきます。

 

 

 

 

 

まあそれでも何とかかんとか長慶さんを2枚確保して完成させてみましたよ。

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第二開眼特性は、お父さんから受け継いだ痺刃・弐にしてみました。

これで二天麻痺ごっこもできるようになりましたよ。

 

 

ちなみにこちらは副産物の荒木村重33%さん。

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して。

 

友人一覧を久しぶりに見てみたら、1か月以上ログインしてない方が8人くらいいはったので、恐縮ながらさようならさせていただいて、せっかくなのでこの機に友人募集させていただければと存じます。

 

'19.2.19 22:42追記

すみません、帰宅したら8名を超える方から申請頂いていたので、恐れ入りますが先着順とさせて頂きました。(昨夜~本日18時頃までに申請頂いた方々を承認)

承認できなかった方につきましては、ご期待させてしまい申し訳ありません……。申請を残しておいて頂ければ、枠が空いた都度承認させて頂きます。

 

 

使っている機種はPC(microsoftwindows)のgamecityです。

  

特にメッセージ等は送っていただかなくても大丈夫です。

むしろこのブログをご覧になったかどうか分からないような無言申請がいちばん気が楽なのでありがたいです。

今日始めたような初心者さんも歓迎です。

当方の長慶さんは上級者さんの役には立てないだろうし笑。

 

 

 

おまけ。

 

長慶50%さんのプレゼンを兼ねて、初心者が苦手そうな甲斐の躑躅ヶ崎館ラストにソロで殴り込んでみました。

 

 

雑魚戦(前列配置)

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余裕!

 

 

雑魚戦(中列配置)

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どんどん来んかーい!!

 

 

黒雷さん。

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ざまあ見さらせ!!!

 

 

まあ種明かしすると時間切れで1回コンティニューしてますし、能煎を食べてたりするんですけどね。

 

 

能煎と二天アタッカーの相性よさよ。

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調子に乗って中級者でも苦戦する、安芸の吉田郡山城stage7にもカチコんでみました。

 

 

紫獏さん。

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苦戦要素なし。

 

 

牡丹燈籠さん。

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外し忘れていたハーデスさんが粉砕してくれました笑。

長慶さんの攻撃力が上がっているので、ハーデスさんの拳も凄い威力です。

 

 

雷鬼さん。

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まだいけますね。

 

 

そして狒々さん。

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ダメでした――。

 

 

まあこんな感じの長慶さんでよければ使ってあげてください。

たぶん数値には表れない癒し効果とかもあると思います。

 

 

 

後から大開眼上限が引き上げられたりしませんように涙。

 

 

信長の野望201X「三好長慶が'18バレンタインNo.1人気に」 - 肝胆ブログ

 

 

 

信長の野望201X「長篠異聞(後編)のストーリー」※一部ネタバレあり

 

201Xで開催されていた長篠異聞のストーリーが素晴らしいもので、控えめに言っても201Xでこれまで開催されてきたイベントの中でも随一じゃないかというくらいにかんたんしました。

 

↓長篠異聞(後編)のリリース

nobu201x.gamecity.ne.jp

 

 

終わってから語るなという話ですが、ネタバレ多めのためご容赦ください。

攻略に役立つ情報はありません。

 

 

 

こちらの長篠異聞(後編)は、武田家視点での長篠の戦いを描くものになっています。

例によって幽魔が大量発生していますが、織田・徳川連合軍とも対峙している状況にありますので、武田家としては織田・徳川相手に進むか退くかという判断を迫られているのであります。

 

そんな武田家に現れた意外な人物……

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なんと史実版の勝頼さんが登場したのであります。

しっかりと長篠の戦いやその後の武田氏滅亡の記憶を引き継いだままに……。

 

 

ていうか、ベースは201X世界ですので

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今川義元さんもお元気ですし、義信事件も発生しませんしということで、武田義信さんが元気に新当主をやってはるという。

(でも徳川家康さんは独立して織田信長さんと同盟を結んではるという。
 あるいは義元さんは討死するも義信事件だけ回避した世界なんでしょうか)

 

長篠の戦いに至る前提条件がもうなんか滅茶苦茶な気がしますが、それはそれとして、この長篠異聞のストーリーはめっちゃ面白いのですよ。

本家信長の野望のような史実再現/解釈型ではなくて、if創作型、この人物がこういう状況に置かれたら、確かにこういう行動を取りそう……という意味で

史実と創作とメタのフュージョンに酔い痴れられるのです。

 

 

 

勝頼さん再評価の風潮を勝頼さんに語るまつりさん。

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「後から見つかった、同時代での評価の方が高かったみたいですよ」と一次史料研究の大切さを教えてくださるまつりさんもいいですし、「好きに言わせておけばよい」と自分から後世の評を聞いておいて泰然と流そうとする勝頼さんもイイですね。

 

 

発言力の大きい武田親族衆の描写も。

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代替わり後の武田家統制の難しさを充分に理解しつつ、名臣たちの死亡フラグをへし折っていく勝頼さんが輝いています。

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幽魔の向こうには、鉄砲大量装備&強固な陣城構えの織田・徳川軍がいらしゃいます。

幽魔追い散らしがてらに織田・徳川と戦うか、戦うならどうすべきか、どういう状況なら退くべきか、という難しい判断を武田軍は迫られている訳ですね。

 

 

そんな中、意外な人物も生存していて笑いました。

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義信事件回避の影響がこんなところにも笑。

 

 

史実を知る勝頼さんの武田氏滅亡回避の努力が胸を打ちます。

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今川家が健在なので、海もございません。

(武田家臣として岡部元信さんが目立つチャンスはなさそうです)

 

 

その後、なんやかんやで武田氏は織田・徳川と戦わずに兵を退きますが、織田信長さんと武田勝頼さんの巡り合いがまたいいんですよね。

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まさに武田勝頼さんの同時代の評価を集約したような会話がいいのです。

 

 

書籍「武田氏滅亡」のヒット等もあり、武田勝頼さんの再評価、というかシンパシー?が高まっている昨今にあって、この長篠異聞(後編)ほど素晴らしい創作コンテンツはそうそうないと思いますよ。

さすがコーエー社。

歴史ゲーム老舗の本気。

大志PKで言行録追加がほとんどなかったのは、この201Xにカロリーを注ぎ込んでいたからに違いない笑。

 

 

 

更に更に。

いちばん痺れたのは、EX:信濃路周回後のオマケストーリー。

 

武田義信さんと武田勝頼さんの会話の中、義信さんが語る父武田信玄

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会話の内容は伏せますが、武田氏ファンは絶対一読した方がいい内容です。

201Xをやっている友達を探すか、201Xを始めて復刻要望を送りまくるかした方がいいと思います。

 

コーエー社の、信長の野望シリーズの来し方を踏まえれば、ここで義信さんが語る内容は物凄く勇気の要る武田信玄像だと思うのです。

それこそ松永久秀忠臣説の採用以上に。

 

なるほどな、と。

武田信玄さんのこういう一面を踏まえて、201Xのこういう世界観を踏まえれば、確かにそういう風になるのかもな……と首肯してしまったんですけどね私は。

 

こんな奥深い考察を、201Xの、期間限定イベントの、中級者以上しか見れないようなオマケストーリーでシレッと語ってしまっているのが実にもったいない。

 

 

要は、201Xユーザーがもっと増えて、語らう人がもっと増えますように。

ちゃんと詳しい人が詳しく考察しているような場が増えたらいいなあと思いました。

 

 

「武田氏滅亡」平山優さん(角川選書) - 肝胆ブログ

信長の野望・大志「武田勝頼と武田家(1577年高城川)」&「長篠の戦い・御館の乱(運命の選択)」 - 肝胆ブログ

 

 

愛媛県土産「旬のちゅうちゅうゼリー」田那部青果さん

 

愛媛県のお土産にいただいた、みかんの「ちゅうちゅうゼリー」がすこぶるおいしくていっぺんに虜になってしまうほどかんたんしました。

 

www.e-mikan.co.jp

 

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(画像はオフィシャルHPより引用)

 

 

さいきん、愛媛県でイチ押しになっているお土産とのことです。

 

私がいただいたのは愛媛県のキャラクター「みきゃん」さんがプリントされているパッケージのものでした。

愛媛県庁/みきゃんのかんづめ

 

みきゃんさん、伊予弁がかわいいですよね。好き。

 

 

 

愛媛県名産のみかん類の果汁をゼリーにして「ちゅうちゅうしなはれ」とカタチにした直球系のスイーツであります。

 

いろんな種類の味があるそうですが、私が食べたのは「温州みかん」「清見タンゴール」「伊予柑」の三種類。

 

 

温州みかんは、みかんから食感や白スジなどを取り除いて甘味だけを抽出したらこんなに力強い味わいになるんですねという、思いの外なインパクトを楽しめます。

さすが温州みかん。基本にして頂点。

たった一つだけというのならやはり……温州みかんでございます。

 

 

清見タンゴールは、甘味は温州みかんに匹敵するくらいに強く、さらにエレガントな風味をまとったような味わいです。

リーオーとトールギスの違いみたいな感じ。

贈答品など、よそゆき仕様としてはこれがいちばん好適な気がします。

 

 

伊予柑は、打って変わって甘味控えめ酸味加えての爽やかな地平線のような味。

個人的には実はこれがもっとも気に入りました。

伊予柑ってむくのも切るのも面倒ですからね。ゼリーで純粋爽やかハピネスだけをちゅうちゅうできるのなら希少価値さんありがとうてなものです。

 

 

個人的な好みはあれど、どれもすこぶる上等においしかったです。

蓋を開けてちゅうちゅうするだけというお手軽感が、朝食(食欲がないときにありがたい)やおやつやお風呂上がり等の需要にしっかりマッチ。

何個か冷蔵庫に放り込んでおいたら頼もしいことしきりであります。

 

愛媛土産に推されている理由がよく分かりますね。

 

 

ちなみに、吸い口の大きさとゼラチン具合の関係から、ゼリーの最後のひとくちは吸って食べるのは難しいです。

吸い口が大きいので、ひっくり返す……咥えたまま天を仰ぐと、自然と出て来ますからお含みおきくださいませ。

 

 

 

愛媛物産展とかで手に入るなら自分でも買いだめしたいですね。

 

大量生産品ではないのだろうと思いますが、どうか健全に販路が広がっていきますように。

 

 

  

 

「天下普請の名城 丹波篠山城 国指定の史跡……青山忠成・忠俊の紹介等」梶村文弥さん(あいわ書房)

 

郷土史家による丹波篠山城の紹介冊子が、城の成り立ちだけでなく青山氏の人物紹介や幕末の動きなんかも書いてあり、短いながらも読み応えがあってかんたんしました。

 

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ネット上に情報がほとんどなく、流通経路が不明の本です。

平成20年第一刷、平成22年第二刷と書いていますので、たぶん現地に行けば手に入ると思われます……。

(私は古本屋さんで手に入れました)

 

 

おおまかな内容としましては、

  • 篠山城築城の経緯
  • 歴代城主一覧
  • とりわけ青山氏を詳しく紹介
  • 篠山城の設備や領内町村数・人数等
  • 幕末の世情と篠山藩
  • 廃城とその後

といったところで、全100ページ足らず。

 

コンパクトに篠山藩の歴史を学べますので、こうした郷土史紹介冊子のお手本のような逸品ではないかと思われます。

 

 

篠山城兵庫県篠山市にございまして、信長の野望等では波多野氏で有名な八上城の近所に位置します。

慶長14年(1609年)に天下普請として、松平康重さんを城主に、普請総奉行を池田輝政さん、縄張奉行を藤堂高虎さんに、西国16カ国21名の大名を助役にさせて築城。

この辺りは京都から山陰・山陽道に通じる要衝ですし、大坂城の監視も兼ねていた模様であります。

 

 

この本ではひとつの空想として、篠山城は立派な縄張ながら天守閣がなく、一方で華麗な大書院があることから、実は大坂方との交渉が上手くいき、豊臣秀頼さんと淀君さんが大坂城を明け渡した場合の、淀君の隠居所として考えていたのかもねみたいなことも書いてあったりして楽しいですよ。

 

 

篠山藩は青山氏の統治時代が長かったためか、この本でも青山氏についてはしっかり目に紹介いただけます。

 

例えば青山氏の家紋「無字銭」の由来についても、

  1. 後醍醐天皇から銀銭を賜った説
  2. 青山忠成さんの留守中、奥方が麦をついたら滑銭が出てきた説
  3. 青山忠成さんが出陣する際、具足櫃の上に銭が乗っていて、お守りに持っていったら大きな戦功を上げることができた説
  4. 庭の竹の子が銭を先端に乗せたまま生え出してきて縁起が良い説
  5. 青山忠俊さんが十一面観世音菩薩を信仰していたら庭の竹の子が(中略)説

と様々な説を紹介いただけます。

 

ちなみに青山忠成さんとは、201Xの無骨者集め@三河の副産物のあの人ですよ。

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この方は江戸入府の際に徳川家康さんから「目の届く限りの地」を太っ腹に賜ったのですが、その賜った土地が現代のセレブシティ青山であることで知られていますね。

家康さんの放鷹時の不手際で失脚したそうですが、功績の多い譜代大名なので、すぐに許されて加増を重ねたそうです。

 

 

青山忠俊さんは青山忠成さんの次男で、兄が早世したので嫡子となった方です。

小田原征伐関ケ原の戦い大阪夏の陣と戦歴を重ねた強者ですよ。

 

徳川家光さんを厳しく諫めたことで知られており、大肌脱ぎとなって家光さんに詰め寄って「言うこと聞かんなら儂のタマ取ってみいや(意訳)」とすごんだり、家光さんがファッショナブルな恰好(伊達政宗さんの影響だろうか)で外出しているのを見つけると走り寄って抱き留めて飾り立てた頭の紙を引きちぎったり、家光さんが鏡に自分の姿を映しているのを見て「それでも男ですか、軟弱者!(意訳)」と鏡を取り上げ庭へ投げ捨てたりされてたそうで。

(名将言行録等が出典のため、真偽不明)

 

家光さんには嫌われてしまって減封を喰らったそうですが、やがて赦免。

ただ、本人は意地があるのか幕閣への出仕は二度としなかったそうな。

 

 

その後も青山氏は順調に繁栄し、青山忠朝さんの頃に笹山藩主になったそうです。

篠山城には青山氏を祀る青山神社もありますね。

 

 

 

篠山城に戻って、他の話を。

 

この本では、篠山城は「桐ヶ城」とも呼ばれるが、これは一般に「桐の木が多いから」と言われているけれど、この辺りは桐があまり育たないので、「霧ヶ城の転訛だろう」と郷土史家らしい説を述べられているのが印象的でした。

確かに丹波と言えば霧なので、説得力があるように思えます。

 

また、著者の祖父(1853年生まれ)に子どもの頃聞いた話によれば、幕末の頃は篠山城でゲベール銃や大筒の実射訓練をしていたそうで、破壊力はともかく射程の長さや発射音の大きさにはとても驚いたというエピソードが紹介されているのも興味深いです。

当時を知る人への聞き取り調査っていいですよね。

 

 

取り上げればキリがありませんが、こうした様々な説明やエピソードに触れることのできるよい郷土史本だと思います。

見かけたら手にされてみてはいかがでしょうか。

 

 

各地の素敵な郷土史家さんが引続き元気に活動なさって、研究成果を書籍等の形に残してくださいますように。

 

 

 

 

おすすめのフリゲ「astlibra(アストリブラ) mini外伝 ~幻夢の洞窟~」KEIZOさん

 

アストリブラというアクションのフリゲが面白くてかんたんしました。

操作していて楽しいゲーム。

 

keizo.html.xdomain.jp

 

 

 

本編は2025年完成予定で、こちらは外伝的な位置づけの作品とのことです。

 

ゲームの特徴としては、

ブレンドしたような感じでしょうか。

 

ダンジョンに潜って、良質な装備や主人公成長要素(フォース)を集めて、主人公を強化して、より深く潜っていく、潜れば潜るほど装備も魔法も派手になっていく、楽しい、というようなやつです。

 

 

ストーリーのネタバレはせずに、かんたんに紹介を。

 

 

主人公のパン屋の娘さん。名前はまだない。

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妹の名前がコムギさんなので、おそらくコウボさんとかイースト菌さんとか名付けられているのではないでしょうか。

 

背景のグラフィック、きれいでしょう。

複層構成で背景がつくられていて、歩いているだけで満足度が高いんですよ。

BGMもいい感じにマップ・ストーリーと合っていまして、アクションゲームで大事なものをきっちり押さえてくださっている気がして嬉しい。

 

 

更に、二段ジャンプ時には魔法陣が足下に発生して土台になる等、アクション全体が触っていて楽しくて見目がよいんですよね。

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攻撃関係。

 

武器を振り回しているところ。

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格好いいエフェクトですが、振り回しているのはほうきです。

ほうきですら振り回していて楽しい。

このゲームは魔法重視のゲームバランスなのですが、私は武器の振り回しにこだわりたい派です。

 

終盤の武器になると剣速・威力ともに凄いことになってきますしね。

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とは言え、主人公のメイン戦術は魔法。

 

おすすめはストーム、

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イレイザー

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ゼウスといったところ。

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まあ、難易度:簡単モードではイレイザーやゼウスを入手する前にクリアできてしまうと思いますが。

難易度:地獄モードの終盤は、雑魚はイレイザー、ボスはゼウスが便利ですよ。

 

 

難易度の話をしますと、ゲーム開始時に選んだ難易度は変更不可です。

クリアするだけなら簡単モードがいいと思いますが、強い武器や魔法を集めようとすると、地獄モードでないとフォースという成長要素が効率よく集まらないので、やり込むつもりなら地獄モードでプレイしましょう。

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地獄モードといっても、おおきくは敵のHPと攻撃力がマシマシになっているだけですので、きちんと立ち回りや盾ブロックを使いこなしてノーダメージプレイに徹していれば何とかなると思います。

大事なのは盾。

あと、5層ではミノタウロスダッシュの不意打ちを予測しておくこと。

 

 

 

マップも軽くご紹介。

 

1層は平原。

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青空がいいですね。

 

 

2層は湿原。

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光とモイスチャーのコントラストがいいですね。

 

 

3層は火山。

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雲と煙の雄大さがいいですね。

 

 

4層は海。一番好き。

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好きな雑魚敵、チョウチンアンコウ

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好きなボス、マーメイドとお供のマーマン×2。

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5層は最終面なのでいちおう伏せておきます。

 

 

また、ゲームをクリア直前まで進めると、街の闘技場で裏ボスと戦えるオマケがあったりもしますよ。

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裏ボスやゲームクリア後等、ところどころで大きなおっぱいや特定性癖に響きそうな絵面も見れますので、そういうのが好きな人は楽しみにしておきましょう。

 

 

 

これだけ内容が詰まっていて、武器や魔法を振り回しているだけで面白いアクションゲームはなかなかございません。

フリーゲームで広く提供いただけていることに、ただただ感謝であります。

 

製作者様は大変かと思いますが、本編が無事2025年に完成いたしますように。

このクオリティなら遠慮なく課金させていただきたいです。

 

 

 

「アクタージュ5巻感想 映画と舞台の違い」原作:マツキタツヤ先生 / 漫画:宇佐崎しろ先生(ジャンプ)

 

アクタージュの5巻。

本誌では1周年巻頭カラー。

プレイボーイでは巻末グラビア。

 

集英社を挙げて盛り上げていこうとされているかのような勢いですね。

アクタージュの世界観が一層拡がり、深まりつつあるように思えます。

 

もうなんちゅーかこの作品にはかんたんしっ放し、感想を言語化するのも難しいっす。

 

www.shonenjump.com

 

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5巻の表紙は星アキラさん。

恐るべき透明感。

この透明っぷりが本編の彼に通じるようで哀しい、美しい。

 

 

5巻ではいよいよ舞台「銀河鉄道の夜」が始まりました。

 

偉大なる演出家「巌裕次郎」さん抜きに、主人公夜凪景さんと劇団天球の面々は無事に舞台を成功させることができるのか!? という流れです。

 

 

一つひとつのエピソードは語りませんが、単行本として一度に通して読むとですね。

生と死、幸いと不幸、大人サイドと若者サイド、過去とこれから……この銀河鉄道の夜編全体を通じて何層にも繰り広げられる二律背反に見せかけた止揚がですね、もう堪らんのですよ。

 

本誌の1周年記念号を読んで、この5巻読んでとやると、いい年した大人でも目頭が熱くなるんですよね。

 

 

 

裕次郎さんと黒山墨字さんの関係とか、

裕次郎さんと星アリサさんの関係とか、

七生さんの七変化(おまけ漫画)イイねとか、

星アリサさんの教育スタイル(おまけ漫画)とか、

柊雪さんは黒山墨字さんと同居してるのか(おまけ漫画)とか、

百城千世子さんのときどき見せる爬虫類みたいな瞳がスゴイだとか、

夜凪カムパネルラさんの圧倒的な高次元の存在感漂う作画がハンパネーナだとか。

 

この5巻だけでも惹かれる点は色々あるんですが。

 

 

 

個人的にいちばん印象的なのは、デスアイランド編から銀河鉄道の夜編に移って、漫画の構成・テンポも映画的から舞台的に変わったなあという点。

 

たぶん意図的な演出なのだと思うのですけど、これをジャンプ1年目のルーキーがやってはるのがごっついなあと思うのです。

 

 

あくまで私見ですが、映画と舞台って時間や演出の制約の違いから、けっこう魅せ方が違うじゃないですか。

邦画だと90分~120分くらいの作品が多くて、限られた時間を最大限に活かすために、展開はスピーディで、主役級を目立たせるような演出が多い。気がする。例外多数。

舞台だと休憩挟んで180分くらいやるのはザラで、一つひとつの場面、一人ひとりの役者にフォーカスし、じっくり掘り下げていくような演出が多い。気がする。例外多数。

 

 

デスアイランド編では、夜凪景さんと百城千世子さんの二人に焦点を当て、ミサイルや台風といった舞台装置のもとで駆け抜けるように作品が進んでいきました。

夜凪景! 百城千世子! という当作品の二枚看板の魅力をこれでもかと魅せつけてくださる演出で。

これは「アクタージュ」という作品を読者が知る上で、極めて分かりやすく、入っていきやすい構成だったと思うのです。

 

 

一方、この銀河鉄道の夜編では。

週刊誌的テンポをあえて抑え、高密度×長時間の舞台的じっくりテンポに切り替えて、亀さん→七生さん→星アキラさん→明神阿良也さん→夜凪景さん(巌裕次郎さん)と、一人ひとりの登場人物を丹念に丹念に描き、「生と死」「本当の幸い」「大人が若者を救済することで大人もまた救済される」という極めて重厚なテーマを、週刊少年漫画媒体とは思えないクオリティでぶん殴ってきてくださっていますよね。

 

宇佐崎しろ先生の作画による激烈な説得力に導かれ、

マツキタツヤ先生の抱く方向に視線と感覚を誘導させられる、

この贅沢な時間がね、まさに舞台的で、いいなあと思うのですよ。

 

本編はもうすぐ閉幕となりそうですが、いい舞台特有のね、ずっとシートに座っていたくなるような、無理に話を進めなくてもいいんだよ、ゆっくり魅せてちょうだいと思ってしまうようなあの感覚と快感をね、漫画で体感できるのがまったく幸いなのです。

 

 

この漫画を読んで、舞台芸術に興味を持つ若い人も多いんだろうなあ。

舞台芸術は演劇であれミュージカルであれハマると底なし沼ですので、みんな、落ち着いて、程よいペースで親しんで参りましょう。

 

 

銀河鉄道の夜編全体の感想は、6巻、閉幕を見届けてから書けたら書きたいです。

 

彩りを増していくアクタージュの登場人物たちが、ますます活躍の場を拡げ、表現を深めていってくださいますように。

 

 

 

「アクタージュ4巻感想 巌裕次郎の背中が大きい」原作:マツキタツヤ先生 / 漫画:宇佐崎しろ先生(ジャンプ) - 肝胆ブログ

 

 

 

「太陽のない街」徳永直さん(岩波文庫)

 

戦前、満州事変直前頃の労働争議を描いた小説「太陽のない街」が、共感はしにくいものの、胸に迫るものが多い濃厚な作品でかんたんしました。

 

www.iwanami.co.jp

 

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有名な「共同印刷争議」を、労働者側の視点で描いた作品になります。

 

舞台は東京都文京区小石川、植物園のあるあたり。

文京区と言えば高級住宅街というイメージしかありませんでしたが、こうした貧民窟・労働争議みたいな一面もあったんですね。

 

以下、内容の一部ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この小説の特徴は、何と言っても作者さん自身が労働争議当事者だったことによるリアリティとライブ感。

ストライキはおろか、経営者を襲撃したり、工場に集団で殴り込んだりと、なかなか現代人が聞けばマジすか感を振り切っているような話が続きますが、当事者たちの必死さや怒りや諦念や苦痛がヒシヒシ伝わってくる文章がお見事なのです。

 

兵糧攻めに堪え。

――それでもみんなは、都会の俺達労働者は、農村の小作人に比べれば楽なんだ。年から年中、粟やら、麦ばかり食って、小作人達はあんなに勇敢に戦っているんだ。なァいいか、みんなも「米なしデー」に参加して、争議が勝利となるまでは味噌汁は薄くしろ、菜ッ葉の代わりにおからを使え。――

 

和睦の使者を追い返し。

――おーーい、皆な出て来な、会社の廻し者が、押し掛けて来たぞゥ――。

四人の貴婦人は、すっかり度肝を抜かれてしまった。女房達の喚きに応じて、そこここの長屋から、子供や、女房や、老人達が飛び出して来た。

――どいつだ会社の廻し者は?

――溝(どぶ)に叩っ込んじまえ!

 

スキャップ(ストライキに参加しない者)をぶん殴り。

――どうして僕達が裏切りだ。僕は君らとは何の関係もないんだ。僕が自由意志で会社に雇われることは、民法でも指定されている通り、正当なんだぞ――馬鹿な。

苦学生は、見事云い負かした気であった。

――そうだとも、争議団は争議団、俺は俺だ。

失業者達は立ち上りかけた。すると、

――このスキャップめッ。

黒岩が、いきなり、その苦学生の顔面にメリケンをくれた。釣鐘マントは不意を喰らってひっくり返った。室内は総立ちになった。

 

最後は和睦派と徹底抗戦派に分かれて内部争闘に暮れるという。

――そ、そんな条件で承知するくらいなら、畜生ッ、最初ッから、目を瞑って我慢すらあい、この泥棒奴ッ。

――この屈辱的解決条項を蹴飛ばせ!

場内は騒がしくなり、殺気立った。休戦派の方から、揶揄と嘲笑が起った。婦人達は怒って座席に立ち上りながら応酬し、やがて「赤旗の歌」が唄い出された。警官が飛び込んで来た。しかし歌声はやまなかった。検束者が怒号と罵声との混乱から、場外へ引き摺り出された。

 

 

キツいことを言えば、一枚岩になり切れずに分断工作に敗れ、過激化と内部分裂の果てに世間支持を失っていくのがいかにもこの手の運動の典型に思えなくもありません。

この作品としても、労働者側に立っているにも関わらず、「争議に勝つのは難しいだろう」という諦念が色濃いですし、描写的にも経営者側の方が動じてなくて格好良かったりするんですよね。

 

 

後世、この争議については「中国進出派による国内不穏分子潰し」「当時非公認だった共産党に扇動されたもの」等々の陰謀論めいた講評が加えられるようになったそうですが、そんな大それた話でなくても、苦闘の果てに報いを得ること叶わなかった労働者の方一人ひとりは誠に気の毒です。

 

現代人からすれば共感を得にくくても、当時の労働者は……まこと奴隷と呼んでも差し支えないような、酷い環境で働いていた人が大勢いたのは事実ですからね。

労働基準法労働安全衛生法も、こうした当時の悲惨あってのものでございますし。

 

(いまも酷い職場はたくさんありますが、労働争議により会社に変革を迫る人よりも、転職や独立により会社から離れることを選ぶ人の方が多いのかな)

 

 

 

プロレタリア文学と言いつつ、理論的・インテリ的な小説ではなく、むしろ大衆的・地面の匂いがする的な小説ですので、意外と気楽に読める作品ですよ。

一種の歴史小説として捉えてもイイと思います。

 

 

人類の進歩を信じていますので、時代を経るごとに、真面目に働く人がそれだけ報われるような世の中になっていきますように。