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肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

北極星の「チキンオムライス」と「オムライス肴に飲んでるおっさん」

 

ひさしぶりに北極星のオムライスを食べてかんたんしました。

 

オムライスの北極星(北極星産業株式会社)

 

関西ではけっこう有名なオムライス屋さんで、
一説にはオムライスを発明したお店とのことです。

東京の煉瓦亭が発祥という説もありますね。
カツ丼などもそうですが、昭和後半のグルメブーム到来以前、
明治大正期の料理史については分からないことが多いようで。

まあ起源はどうあれ、現在まで隆盛を続けているお店というのは
すごく偉大なことだと思います。



私が推す北極星のオムライスの特長は、なんといっても
「バター・油を抑えた優しい薄味」であること。

もちろん洋食なので一定量の油は使っているんですが、
昨今のトロトロ系オムライスやビーフシチュー系オムライスよりは
明らかにあっさり目の仕上がりになっています。

ガツンとうまい感じではなく、

「……うまかった。」
「おなか、あんしん……」

こころよく帰ることができる
感じ
なのです。


これは、一定年齢を過ぎた者にとっては大変ありがたいことです。

(逆に新陳代謝盛んな十代青年とかには地味に映るかもしれません)



名物はチキンオムライス。

ふわふわやわらかなめらかな卵でチキンライスを包みこんでいます。
楕円の黄色いオムレツに真っ赤なケチャップソース。
お手本のような色彩に巧みな技術と年季を感じます。


繰り返しですが、卵もチキンライスも現代外食の中では薄味な方です。

それがいい。
それがいいのです。


チキン。
昔より小さくなった気がします。
量が減ったと言いたいのではなくて、カットが小さくなったような。
お年寄りへの配慮でしょうか。

トッピングにピーマンが乗ってました。
これも昔はなかったような……。
覚えてないだけで、昔からあったのかなあ?
それとも店舗限定の付け合せだろうか。

ガリ。
お寿司についてくる、あの桜色のガリ。
口の中がスパーンとリセットされます。
個人的にはオムライスに必ずしもマッチしている訳ではないと
思うのですけど、このガリが好きなファンも多いんですよねえ。


けっこう量もあるんです。
高齢者には充分な量です。

やさしくて、おいしくて、おなかが和んで、780円('17.5月現在)。

大満足しました。

 

 

きょうは商業施設内の、カウンター中心のお店に入りました。

北極星といえば心斎橋の趣ある店舗が有名ですが、
私はカウンターのお店がお気に入りです。

なぜなら料理過程を見物できるから。
きびきびキッチンの掃除整頓に励む姿を見られるから。

たくましい男性コックさんが器用に繊細にたまごを巻いているのは
おかしとキュートみを感じます。

あくまで私の経験ベースですが、北極星の厨房で働く人は
見ていて感じのよい方が多いんですよね。
仕事ぶりが堂に入っていて。
この辺はさすが老舗というべきでしょうか。



中途半端な時間に入ったところ、カウンターの隅で
オムライスを肴にビールを飲んでいるおっさんがいました。

この飲み方も堂に入っています。
たぶん常連さんなんでしょう。
アイドルタイムにやってきて売上貢献してくれるタイプっぽい。


オムライス肴にビール……。

オムライス一皿でビール2本空けてました。
うむ、傾奇者だ。


オムライスとは立ち位置定かならぬ料理だと思います。

クラッシックなような人気者なような庶民的なようなよそ行きのような。
家庭でも気安くつくるけれど、日常光景というほどには馴染んでいない気も。


それが、おっさんが肴にしていることでぐぐぐっと親密な距離に
近づいてきた気がするのです。

関東炊きやお好み焼きや煮込みや餃子と同じところに
オムライスさんが来てくれたようで。

なんだろう、おっさんに認められることこそが土着の証といわんばかりの
奇妙な情景を目にしてしまった思いです。

食文化定着のひとつのバロメータを発見したのかもしれません。

 


そういう訳で、私は北極星のオムライスが好きです。

北極星がその名の通りオムライス界の泰山北斗として
これからも賑わい続けますように。



 

新日本風土記(NHK) 知多半島美浜町の「鵜の山」

 

何気なく見ていた新日本風土記知多半島回(6/2再放送予定)に
かんたんしました。

 

新日本風土記 - NHK

 

知多。常滑

セントレア空港ができたころ、飛行機が近くを飛ぶたびにお婆ちゃんが手を叩いて
喜んではるような土地柄でした。

久しぶりに観ましたが、この辺の人々は本当にいい笑顔をしていると思います。

 

番組では尾州廻船や愛知用水常滑焼などが紹介されていて
それぞれ見応えがあったのですが、中でも「鵜の山」が印象に残りました。


鵜の山とは川鵜の大繁殖地とのことです。

知多半島にこんなところがあったんですね。
存じませんでした。


それで何が凄かったかというと、大量の川鵜の糞がもたらした
「土壌の豊かさ」です。

川鵜の糞がついている地面を指で掘り起こしてみるシーン。

納得の栄養豊富感ですよ。

ネバネバしてそうというか、納豆みたいというか。

言葉の説明はほとんどありませんでしたけど、ひと目で養分の充実が
理解できる映像でした。

土を映しているだけという地味なカットがこんなに心に残るのだから、
土壌もカメラマンさんの腕もたいそう凄いものなのでしょう。

 

川鵜の糞にはリン分が豊富に含まれていて、よい肥料になるのだそうです。

かつては糞の採取権を入札で競っていて、その収益で学校を建てられる
くらいだったのだとか。

「糞立小学校」というとんでもないワードが出てきていましたけど、
これは当事者だから使える言葉であって、我々よその土地の人が気安く
使わない方がいいんでしょうね。

明日以降よけいなトラブルが起こらないことを祈っております。

 

鳥の糞のリンといえばナウル島……。

あれはアホウドリの糞由来ということでしたが、魚を食べて生きている鳥という
点では確かに川鵜と共通点がありますねえ。

乱獲されたアホウドリ、無事に繁殖してはる川鵜ということで
両者の明暗が分かれた形でしょうか。

 

 

それにしても相変わらず新日本風土記は良質です。
OPの「あはがり」とちびっ子がジャンプする映像だけで涙が滲んでしまいます。

これからもこういう受信料の払い甲斐がある番組が続いていきますように。

 

「ウルトラマンが台湾人気バンドのMVに降臨」ねとらぼ/福田瑠千代さん

 

ねとらぼで紹介されていた台湾のウルトラマン動画にかんたんしました。

 

ウルトラマンが台湾人気バンドのMVに降臨 心揺さぶる映像美に円谷スタッフも集結 - ねとらぼ

 

www.youtube.com

 


いい曲ですね。

こういう壮大なテーマの歌詞楽曲がポピュラーに支持されているんでしょうか。
台湾ミュージック界というのもなかなか興味深いものです。



動画のストーリーはざっくりとこんな流れになります。

ウルトラマンネオスが台湾市街地でバルタン星人と戦闘。
ネオスに「帰れ」と罵声を浴びせる市民のデモ。
デモを守りながら戦うためバルタンに苦戦するネオス。

並行して、ウルトラマンファンの少年がいじめにあっています。

ともに絶望するネオスと少年。
ネオスは傷つき倒れ、カラータイマーの輝きが消えます。

でも、最後は少年の思いを受けてネオスは立ち上がり……と。

 

とてもよい映像作品だと思いますからぜひご視聴ください。

 

 

雑感ですが……。

ウルトラマンは改造人間やミュータントやスーパーロボットなどの
「地球産」ヒーローではなくて、「たまたま地球に立ち寄った異邦人」という
味わい深い設定がございます。

そのため、「地球人とウルトラマンの距離のあり方」がしばしば重たいテーマに
なるんですよね。


初代ウルトラマンウルトラセブンの時代から、基本的に最終回になると
ウルトラマンは光の国等に帰っていってしまいます。

直接の理由はゼットンに倒されたとかダメージの蓄積とかなんですけど、
一方で科学特捜隊の皆様などが「これからは自分たちの手で地球を守る」という
決意を新たにされる訳です。

まあ、ウルトラマン終盤の科学特捜隊は異常に強くなっていましたけどね。
スパーク8の尋常でない威力を観たときはたまげましたもの。
イデ隊員天才過ぎる。


……話がそれました。
平たく言うと、ウルトラマンという「戦力」を在日米軍とかに重ねて
あれこれ語る人も出てくる訳です。


「帰ってきた」
「帰ってくれ」
ウルトラマンが助けてくれるはずだ」
ウルトラマンに頼っていていいのだろうか」


こういう声が常につきまとうヒーローなんですよ。

なかなかウルトラマンさんも色々なものを背負われていて大変です。

 

で、大人はそういう系の話を好んでやりがちなんですが、
子どもにとってはそんな小難しい話はどうでもよくて、
ウルトラマン格好いい!」「立って! 勝って! ウルトラマン!」
というのが何よりも重要であります。

この動画でも、ネオスさんが色々あって倒れてしまいますが、
やっぱりちびっ子の真っ直ぐな思いをぶつけられたら元気も湧いてきて、
細かい話はさておきよっしゃバルタンやっつけたろ! となってくれます。

これこそヒーローですよ。
悩むのも大事ですが、まずは人々の思いを受けて行動してこそです。
行動しているうちに、人々からの見え方も変わっていくのです。



そんなことを考えさせられつつ、ウルトラマンのファイトっぷりも
存分に楽しめるありがたい動画でした。

こんなよい作品をつくって公開してくれた台湾のウルトラマンファンに
ありがとうと言いたいです



それにしても、最近のウルトラマンは市街地戦の描き方がすごいですねえ。

ビルの壊れ方のバリエーションがどんどん増えています。
日中・夜・朝焼け、晴れ・雨の使い分けもグッときます。

 

そう言えばバルタン星人さんはこういうプロモーションにはよく出演していますが、
近頃はなかなか本編のストーリーに登場してくれない気がします。

そろそろバルタンの本気を見せてくださいますように。

 

 

 

「山人として生きる」志田忠儀さん(角川文庫)

 

志田忠儀さんの書籍「山人として生きる」にかんたんしました。

 

山人として生きる 8歳で山に入り、100歳で天命を全うした伝説の猟師の知恵 志田 忠儀:書籍 | KADOKAWA

 

山人といっても三角寛さんや北神伝綺的な内容ではありません。

 

志田忠儀さん。

伝説の猟師、ラストマタギ、クマ撃ち名人、磐梯朝日国立公園管理人、
朝日連峰遭難救助隊、地元猟友会会長、ブナ林保護活動家、
そして勲六等単光旭日章受章者……

山にかかわる数々の逸話に彩られた、その筋では超有名なお方です。

 

私自身は登山について素人ですが、登山をこよなく愛する方と縁があったり
修験者の方と縁があったりして、山という神秘の世界に漠然とした憧憬を
抱いております。

山登りというのは命懸けの趣味で……

家族や身内の者からすれば心配が増えるばかりなのですが。

本人にとっては趣味などではなく、生き方のようなものなのでしょう。
何千年も前から変わらず、山は人々の思念を吸ってなお泰然と鎮座しています。

 

そんな私情もあってこの本を手に取ってみました。

内容は4章構成で、

 ・第一章 クマを撃つ(クマ狩りの話)
 ・第二章 魚を捕まえ、動物を追う(釣り、クマ以外の猟、茸狩り)
 ・第三章 山に生まれ、自然とともに暮らす(人生の振り返り)
 ・第四章 岳人を助ける(山岳救助活動)

と、全部で200ページ少々。

合間合間に志田さんと動物の写真なんかも挿入されていて、
たいへん読み易い書籍です。

ちなみに2014年に出版された「ラスト・マタギ」という本の
加筆修正版になるそうで。



志田忠儀さんのお人柄か、文章は淡々と、簡潔かつ素朴でいながら、
自然に対する深い愛情と畏れが伝わってくる……不思議な情趣があります。

プロの作家やライターやブロガーとはどこか違うんですよね。

昔、やはり何かの名人のエッセイ(インタビュー?)がこんな文体だったような
気がするのですが、誰だったか思い出せません。

特定の何かを極めた人が生涯を振り返る時、おのずとこういう削ぎ落した
文章表現になるのかも?



私の感想として、印象に残ったところを少し紹介します。


一章のクマさんのところでは、現地独特の「狩り用語」が印象的でした。


「連中」……狩猟のグループ
「巻き狩り」……朝日連峰一帯で行われているクマの猟法
「巻く」……猟に出ること
「鳴込」……クマを追う役
「通切」……クマを仕留めやすい場所に誘導する役
「立前」……クマを撃つ役
「前方」……全体を仕切る役
「倉」……猟場


地方地方の祭などもそうですが、昔から続く集団行動の場には
古い日本の言葉づかいが残っていて興味を引かれます。

民俗学の学者さんなんかは古老の語りを記録して言葉の保存に努めてますもんね。


言葉は時代とともに変わるもので、実用方面はそれでいいと思います。
でも、昔の言葉にたまに触れてみるのも豊かな暮らしだと思います。



二章の中では、ウサギ猟と、ウサギ料理の話に惹かれます。


ウサギ猟の話は細々とは引用しませんけど、ウサギの習性というものも
なかなか侮れない英知だと感心しました。


ウサギ料理は志田さんの子どもの頃の話として紹介されています。

ウサギが我が家に来た時は、私は学校から帰ると骨叩きをやらされた。
まずウサギから肉をとり、その後の骨を固い平らな石の上に乗せて、金槌でとんかんとんかん頭ごとつぶす。これを何時間もやって、非常に細かくなるまで叩く。そうしたものに、同じく細かくつぶした生豆を混ぜ、団子状にまるめて大根やごぼうと煮て食べるのだ。
そのうまいこと! いつも腹いっぱい食べた。
そして、その汁を食べ、話を聞きながら、私も大人になったらそんな遠くの山や川に行ってみたいなあ、そして狩猟や釣りをしたいなあと思ったものだった。

むむ、クックパッドとかにはまずなさそうな料理ですが、
なんだかとてもおいしそうです。

牛骨粉ならぬ兎骨粉。
たぶん極めて栄養豊富で、当時の山村では貴重な食事だったことでしょう。

ジビエ料理店とかで食べられたりするのかなあ。



三章と四章のエピソードは一つひとつが濃すぎるのに数ページで片づけられて、
「えっ、これだけしか語ってくれないの? も少し詳しく!」
という気持ちになります。

戦地の話。戦後の貧困の話。ブナ林保護活動の話。数多の遭難者救助。
どう見てもエピソード1つで小説を1本書けるくらいの内容なんですよ。
ラジオの話なんて戦中世代や終戦直後生まれの涙を誘うこと間違いなしです。
ラストのエピソードは山岳写真家の人生を変えてしまいかねないと思います。

もっと知りたくなるのに筆者の志田忠儀さんは既にこの世になく……。
(2016年に百歳で大往生)

うう、もったいない。

文章を読んで飢えたような気持ちになったのは久しぶりです。



これらの他、山の中で見つけた珍しい獣や植物の話題なども豊富で、
山好き自然好きには間違いのない一冊です。



手つかずの自然、人類未踏の自然……
これからも、いつまでも存続していきますように。

 

 

装甲騎兵ボトムズ「ビッグバトル」高橋良輔監督(日本サンライズ)

 

装甲騎兵ボトムズのTV版クエント編とラストシーンの狭間に位置するOVA
「ビッグバトル」にかんたんしました。

 

ボトムズWeb

 


前作OVAの「ザ・ラストレッドショルダー」がTV版ストーリーとものすごく
フィットしていたのに比べると、この「ビッグバトル」は各キャラの行動や
ATの挙動やストーリー展開に若干の違和感を覚えます。

特にピョンピョン跳ねる敵ATの動きは……。
どんな機械構造だったらあんなアクションができるの。


まあ、OVAも2作目ですしTV版との些細な相違点をあげつらうのは
野暮というものでしょう。

ガンダムしかりマジンガーしかり、徐々に“原典”とズレていって
オールドファンとニューカマーがしょうもない口喧嘩したりするのは
自然の流れ(プロレス)ですからやむなしです。

 

以下、軽くネタバレを含みます。

 

 

 

 

トーリーをかんたんに申し上げますと、
ワイズマン打倒後のキリコがフィアナのためにヂヂリウムを求めていたら、
ロッチナの暗躍もあってバララント製PSのニーバさんとバトリングする羽目に
なったというものです。


ロッチナさん生きてたんすね。

「私が異能者であったなら!」とか絶叫してたので精神に歪みでも生じているかと
思ったら、ごく普通にキリコさん抹殺を命じていました。

粛々とバララント将校な仕事をしているのが不自然です。

ワイズマン(神様)をぶっ壊したキリコに今更喧嘩を売るとは。
それとも何か深謀遠慮でもあるのでしょうか。

 

ギルガメスでPS研究をしていたというおじさんも出てきました。

「PSを普通の人間に戻すのは不可能ではない」とか仰ったあとに
お陀仏していましたけど、これは今後の重要な伏線なんですかね。

フィアナさんが普通の人間に戻ってキリコと安らかな暮らしを送れたら
そんな幸せなことはありませんが、そんな上手い話はないのでしょう。

あるいは、未来技術に希望を託してコールドスリープに入ったのかなあ。

 

敵キャラのニーバさんはΖガンダムヤザンさんが強化されたみたいな風貌で
なかなかインパクトがありました。

戦闘中は「んんん……!」「ハァァァ!!」みたいな唸り声を
四六時中あげてはってなかなか危ない感じです。
人前で彼のモノマネするのは避けた方がよさそうです。

パーフェクトソルジャーな反応に一部機械製の身体とかなりの強敵でしたが、
いかんせんクエント編後のキリコに勝てるイメージは湧きませんでした。

サンサ編辺りで出てきてキリコ・イプシロンと三つ巴の戦いとかになってたら
面白かったと思います。

 

味方サイドのキャラでは、いつもながらキリコさんが格好良かったです。

特に地下廃墟を探索しているシーンで、ぶら下がってる遺体を見つけても
顔色ひとつ変えずに手で払うところ。

「死体なんて見飽きてる」「ミッション遂行にはなんら関係ない」という
キリコさんの姿勢がよく伝わってきて、無言ながらいい場面だなあと思いました。

 

フィアナさんは元祖パーフェクトソルジャーな活躍は一切なく、
ひたすらに不憫な役割でした。

「ヂヂリウム不足の禁断症状」とか言われてましたし、実際しんどいのでしょう。

何とかして差し上げたくなります。

 

三馬鹿トリオはいい意味で完全にいつも通りです。

終盤の戦闘シーンではけっこう活躍していて見直しました。
なんだかんだで頼りになるよねこの連中。

 

シャッコさんは渋い。

クエント編で躊躇なく足を撃ち抜いたキリコさんに対して
「俺もなんかの役に立つか」ってついてきて助けてくれるの。

黙って車のキーを渡すキリコさんも超嬉しそう。

いいですね、クラッシックな男の友情。

 


メカ関係では、今回のATバトルではローラーダッシュとターンピックに
フィーチャーしたカットが多くてよかったですね。

戦闘シーンは更に練り込まれた感じです。

個人的には、冒頭のバトリングで敗れて倒れたスコープドッグの足裏で
ローラーがむなしく回っているところに情味を覚えました。


そして地上戦艦

冷静に考えたら意味がよく分からない兵器ですけど、
ハッタリが効いていて「まさにビッグバトル!」な感じで大好きになりました。

ラストの観客席に突っ込んでいくところは「クズどもまとめて全滅しろや」な
勢いがあって半分ギャグっぽくて清々しかったです。

 

あとは、OPの映像が壊れたテレビみたいな色調に変えてあって
現代アートなテイストで面白かったですね。

DVDの調子が悪いのかと焦りました。

EDのスタッフロールがやたら高速なのも愛嬌があります。

 

 

以上、TV版からは徐々に乖離しつつも、戦闘シーンを中心に見応えのある
良作でございました。

デカ物相手の戦いってのはロマンがあります。
ロマンを感じましょう。
「ビッグバトル」というタイトルの作品に細かいことを求めてはなりませぬ

 

5分程度のPVでいいから、いつかバララントとギルガメスの総力戦映像が
観れますように。

こう、艦隊戦とAT戦が入り乱れてブワァーッと爆発しまくりで
最後は残骸と土塊の荒野が残るようなやつを。

 

 

「装甲騎兵ボトムズ(TV)」高橋良輔監督(日本サンライズ) - 肝胆ブログ

装甲騎兵ボトムズ「ザ・ラストレッドショルダー」高橋良輔監督(日本サンライズ) - 肝胆ブログ

 

 

Ruinaで使われたBGM「Fairly Tale」くまさん(デジファミ音楽堂より)

 

デジファミ音楽堂の跡地を発見してかんたんしました。

 

デジファミ音楽堂

デジファミ音楽堂(第10回) ←当該曲が掲載

 

 

Ruinaという素晴らしいフリーゲームRPGをご存知でしょうか。

廃都物語 (製作者 枯草章吉さんのサイト)


良質かつ独特なゲームバランス。
MAPを中心とした味のあるイラスト。

何より、人類の歴史への敬意、深い教養と知性、小粋なユーモアとパロディが
散りばめられた卓越したテキスト表現。


何十年もゲームで遊んでいますが、このRuinaは私のフェイバリットのひとつです。

1週目はけっこう歯ごたえがあって試行錯誤が楽しい。
2週目以降はサクサク周回できてレアアイテム掘りや会話パターン探しが楽しい。

周回を繰り返して仲間のステータスを上げていくこともできますし、
折に触れてプレイしたくなるゲームなのです。

 


今回紹介する「Fairly Tale」という曲は、そのRuinaというゲームの中でも
とりわけ印象的な場面に流れる曲です。


作曲者のくまさんは、

“強い”感じのするおとぎ話を作りたかったのですが、上手く行ったでしょうか。中世ヨーロッパが舞台のRPGを作っている方に、アクセントとして使ってもらえたらうれしいです。

と述べられております。


まさに、おとぎ話……物語に奥行きを与えるような、遠望をもたらすような。

アー●●●ムを地上に降臨させるための歌声、夢の調べ……という
物語が終局に差し掛かる場景に非常にマッチして、とても印象的なBGMでした。

 

この曲もまた、フリー素材としてエンターブレイン社のホームページ
「デジファミ音楽堂」に掲載されていたものなのです。

素晴らしいフリーゲームと、素晴らしいフリーBGM。

RPGツクールで良質なゲームが多数つくられた、本当によい時代でした。

 


今回、久しぶりにこの曲が聴きたくなって色々探しているうちに
デジファミ音楽堂跡地を発見した次第です。

いつ消えてしまうか分かりませんが、個人的にはずっと残ってほしいサイトです。
他にもいい曲たくさんありますし。

 

 

あわせて、ニコニコ動画に上がっていたBAO-FUさんという方による
アレンジバージョンにもかんたんしました。

【Ruina】デジファミ音楽堂Fairly Tale(作曲:くま、Aika Kumakiri)【リメイク】 by BAO-FU ゲーム/動画 - ニコニコ動画


こっちのバージョンも素敵です。

何人も集めて演奏されたっぽいことを書いてはりますけど、
ゲームミュージック好きな吹奏楽サークルとかでしょうか。

世の中には才能ある人がたくさんいるものですねえ。

 

 

近ごろのゲームミュージックは3分以上の緩急あるものが主流ですが、
私は昔ながらの1-2分でメロディインパクト重視な曲もいまだに好きです。


ブックオフとかで古いゲームのBGMアルバムとか見つけると
テンション上がっちゃいます。

こないだは近所の図書館が餓狼伝説SPECIALのアルバムを置いていて
びっくりしました。

 

ゲームミュージックは日本のよいカルチャーだと思いますから、
ますます市民権を得て大事にされていきますように。

 

ヤマザキの「黒糖まんじゅう」、およびシュールなAmazonレビュー

 

ヤマザキの黒糖まんじゅうがコスパ最高でかんたんしました。

 

山崎製パン | 商品情報 | 商品情報[和菓子] | 吹雪まんじゅう・黒糖まんじゅう・草まんじゅう

 

私の周辺では昔から大人気商品です。
行きつけのドラッグストアでは近所のじいさんばあさんと争奪戦に
なるくらいで、15時くらいになればいつも売り切れになってしまいます。



黒いおっぱいのようなこのおまんじゅう。

チープなサランラップ包装を剥がせば、「もふぁ……」
作り置き商品とは思えない柔らかさで私を歓迎してくれます。

大ぶりな色気。
情緒あるふわふわ感。

ひと口食べれば想像以上の甘さで抱き締めてくれるのです。
「ふほっ、あめぇ~! 疲れ取れるわ~~!」みたいな感じ。



これで一個80円程度

安い。

お昼ご飯を少なめにして、帰りにこのおまんじゅうを買い食いすれば
財布にも食欲にも優しいランチになるのです。

さすが世界のヤマザキですね。

 

愛しさのあまりネットで検索してみたら、
妙なものを見つけてしまいました。

 

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アマゾンレビューが☆1つ。

なにぃ、馬鹿な!
そこまで酷評するような代物ではないだろう。

 


憤りすら覚えてアマゾンをクリックしてみると。

 

Amazon.co.jp: ヤマザキ 黒糖まんじゅう 1個 3個以上からご注文可能: 食品・飲料・お酒

 

 

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……。

 

ご無体かよ!!

 


柔らかまんじゅうが日持ちする訳ありまへんがな。

 

どうかネタレビューでありますように。

 

まんじゅうおいしいよ。