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かんたんにかんたんします。

「ウルトラ6兄弟 THE LIVE in 博品館劇場 -ウルトラマン編- 感想 マン兄さんが更に強い」

 

ウルトラマンのライブステージを動画配信で初めて観てみたところ、大好きな6兄弟が勢揃いで活躍する上にウルトラマンがますます強くなられるというホクホクの中身でかんたんしました。

 

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ultraman.spwn.jp

 

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以下、ネタバレをけっこう含みますのでご留意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台は前後半構成で、前半はマン兄さんとバルタン星人の少年バルルさんとの出会いが、後半はウルトラ6兄弟&ゼロ&ゼットと、ゼットン等怪獣軍団&タルタロスさんとの激闘が、それぞれ描かれます。

 

 

タイトルにウルトラマン編とある通り、全体を通した主人公はマン兄さんでして、ストーリーを通して更にお強くなられる展開が魅力的。

マン兄さん、最近はX映画のように神秘の存在方向での掘り下げが進んでいて(こっちはこっちで好き)、物語の生の人物として取り上げられる機会は逆に減っている気がしていましたので、こうして血肉やセリフを与えていただけるのも実に嬉しいですね。

セリフや声もベテラン戦士の威厳感に富んでいてよございました。

 

前半後半通じて、マン兄さんらしい投げ技や寝技、チョップ、泥臭い飛び蹴り等々をふんだんに繰り出す戦い場面が続きますのでまことに幸せです。

レッドキング戦での、腰を落とした姿勢からのクイクイ挑発とか、相手の腕を止めてからの飛びつき蟹ばさみとか、もうさいこう!

 

更に、後半のゼットンバルタン戦では新技「ウルトラスペシウム光線まで体得されてしまいました。

溜めてから放つ赤くて強いスペシウム光線で、シンプルな正統バージョンアップっぷりがとても格好いいです。

ウルトラ~という直球ネーミングも、マン兄さんにこそ相応しくていいですね。

ウルトラマンたちにとっての基本技であるスペシウム光線を、必殺技にまで磨き上げたのがマン兄さんで、更に磨き上げ続けたら二段階目の進化を遂げたという。

マン兄さん、各種ゲームではスペシウム光線に溜め演出が入ることもありましたけど、こうした場で新技として披露してくれると頬が緩みっぱなしになっちゃいます。

個人的には、マン兄さんの一番の必殺技は八つ裂き光輪だと思っていますので、いつか八つ裂き光輪もウルトラオーバーキル化してくれていいのよ。

 

 

 

マン兄さん以外の見どころも実に多く。

 

セブンとバルキー星人の殺陣ですとか。

ゼットを庇いながら戦うゼロですとか。

ちょっとだけ登場してくれる80とヒカリですとか。

ウルトラマンナイスの要所要所での活躍がナイスですとか。

バルキー・マグマ・ザラブ3星人のチンピラっぷりもよかった。

そもそもウルトラ6兄弟が揃って戦ってくれるだけで嬉しいですしね。

 

ウルトラマンのステージをちゃんと見るのは初めてだったんですけど、背景に映し出す映像効果とか音響・BGM含めた演出とか、すごいですね。

これは過去のEXPOとかも見たくなっちゃうやつだな。 

 

 

タルタロスさん、ギャラクシーファイト2での活躍に先んじる形で登場して暗躍しておられました。

各セリフから、ウルトラ6兄弟にはもともと悪者として認知されているようです。

また、タルタロスさんの方も、ウルトラ族のことを「我々の脅威になり得る存在」みたいな感じで敵視しておられましたが、「我々」と仰ってるところをみると、タルタロスさんにも仲間がいらしゃるんでしょうかね。

実はギャラクシーファイト2のアブソリュートタルタロスさんとは別人で、他にもエクセレントタルタロスさんとかアラモードタルタロスさんとかがいたりして。

 

 

最後にゾフィーさん。

舞台上でもM87光線を撃ちながら扇状にスイングしてゼットン2体撃破に貢献したり、雑に命を取り出して「普段からこの人 命を持ち歩いてはるんだろうか」感を醸し出したり、なかなかおいしい活躍を見せ続けてくださりましたが。

 

この6兄弟LIVEの続編、なんとゾフィー編なんですね。

さっき知って驚きました。

ついにゾフィーさんが主役の物語を見られるのか。

マジで嬉しい、ぜひ今後も配信をしてほしい。

特典動画を見る限り、戦士としても隊長としても魅せてくれることは間違いなさそうなので、もういまから来年2月が楽しみでなりません。

うきうき。

 

「ウルトラ6兄弟 THE LIVE in 博品館劇場 -ゾフィー編- 感想 強い兄貴だ……!!」 - 肝胆ブログ

 

 

コロナで舞台芸術関係は稽古も公演もまことに大変な状況ですが、オンライン配信の普及等、これまでになかったプラスの面もわずかに出てきていることは前向きに受け止めたいところですね。

 

どうかこれからも素敵な舞台が製作され続け、観覧し続けることができますように。