久しぶりに餃子の王将へ行きまして、肌寒い日だったのであたたかいものを食べようと思いましたらメニューに「紹興酒」を見つけたんですよ。
ふだんお酒自体しょっちゅう飲んでいるわけではないのですけど餃子の王将も一応は中国料理屋ですし紹興酒ならまあ間違いなく合うやろなと思って値段を見たらなんと380円(小瓶・税抜)でしてね。
数分で飲み終わる生中が450円の餃子の王将で、おちょこ5-6杯分はある紹興酒小瓶が380円。あたたかい。普通においしい。これはコスパ良すぎやろとかんたんいたしましたね。
関西圏以外でも人気が定着して久しい餃子の王将。
皿洗いすれば無料でご飯を食べさせてくれる某店が最近個人店として復活したとかでも著名な王将。
かつてテンハオの乱なんてありましたがすぐに再統合された結束の強い王将。
お気に入りのメニューも人それぞれかと思います。
餃子は鉄板といたしまして。
唐揚げ。
チューリップ。
謎にうまい春巻き。
間違いのないホイコーロー。
外食の味なのにおふくろの味な肉と卵のいりつけ。
しっとり系の名峰として知られるチャーハン。
地域によって微妙に味が違う天津飯。
独特の麺が独特にうまいラーメン。
なぜか存在するシャウエッセン。
そして各店の限定メニュー。
私もいい歳なので炭水化物×炭水化物×餃子×デザートのマンゴープリンみたいなことはもう(めったに)しなくなりましたが、代わりに気の置けないお店として餃子やジャストサイズメニューをおともにしながらカフェ代わりにお酒飲んだりする機会はあったりするじゃないですか。
そいで日ごろはさらっと飲めるビールとかレモンサワーとかでぺちゃぺちゃ喋っていたんですけどね。
よく見たらメニューにある紹興酒。
よく見たら妙に安い紹興酒。
飲んでみたらまっとうにおいしい紹興酒。
べつに紹興酒の味に詳しいわけではないんですけど。
ふだん使いの味な餃子の王将に、ぴたっと嵌まるふだん使いの紹興酒でね。
餃子のタレと同じ小皿にシャラっとザラメを入れて出してくれたりしてね。
380円小瓶一本で軽く30分はいけますよね。
これはコスパいいわ。
コスパにふだんこだわっているわけでもない私がおどろくほどコスパいいわ。
紹興酒2本、料理4-5皿。
二人で3000円いかないくらい。
すげぇ。
コスパよいチェーン店のお酒と言えばサイゼリヤのワインが著名でしたが、元祖コスパ外食の王将もいやいやまったくヒケを取らんもんやなあとおどろきました。
いろんな角度から掘り下げがなされている王将ですけれども、まだまだ未知の魅力が眠っているものです。
王将でだらだらしたいときは紹興酒にも注目してあげてくださいまし。
街中華も人気の現代。
餃子の王将がこれからも身近なありがたいお店として隆盛しつづけますように。