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PSPの「ディシディアフィアナルファンタジー(無印) ストーリークリアまでの攻略」スクウェアエニックス

 

 

PSPの初代ディシディアファイナルファンタジーを今更プレイし始め、思った以上に面白くてかんたんしました。

 

www.square-enix.co.jp

 


とりあえず基本ストーリーはクリアしましたが、その後のやりこみ要素プレイはこれからです。

また、PSP友達がいないので対CPU戦しかやったことがありません。


そういう初心者の感想という前提で宜しくお願いいたします。

 

 

 

以下、ストーリー攻略までのネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディシディアファイナルファンタジーはお祭りゲーで、歴代FFの主人公・ボスキャラが勢揃いして3D対戦格闘をやる内容となっております。

初代版の参加者は以下のとおりです。


 1  光の戦士(Warrior of Light:通称WOL) / ガーランド / カオス

 2  フリオニール / 皇帝

 3  オニオンナイト / 暗闇の雲

 4  セシル / ゴルベーザ

 5  バッツ / エクスデス

 6  ティナ / ケフカ

 7  クラウド / セフィロス

 8  スコール / アルティミシア

 9  ジタン / クジャ

 10 ティーダ / ジェクト

 11 シャントット(ストーリークリア時点では顔見せだけ)

 12 ガブラス(〃)

 


基本的には各作品から2名ずつですね。

続編では人気キャラが追加されたりしているようです。

 


個人的には、1から「Monk of Light」、6から「エドガー・ロニ・フィガロ」も参戦してほしかったですね。


1のWOLさんはファミコン版のパッケージ通りな戦士スタイルで、ディシディアのストーリーでも主役サイド代表格な扱いで大変格好よかったのですが。
私は「1はモンクを活躍させてこそ」というスタイルだったので、モンクを差し置いて……モンクのEXバーストが「ヘイスト! ヘイスト! ヘイスト! たたかう」だったら最高なのに……とか思ってしまったのです。
(完全に私情です)


6はティナさん参戦に何の違和感もありませんけど、回転のこぎりやオートボウガンで戦うエドガーさんもいたらゲーム的に面白いだろうな、と思いました。
イケメンだしストーリーを膨らませやすいキャラだし。

 


FFは1と3~7しかプレイしたことがなくて、2と8~は未プレイなんですが、このディシディアは問題なく面白かったです。

知らない作品のキャラクターもけっこう魅力的で、久しぶりにFFに手を出してみようかなと思いましたよ。
特にファミコンパッケージ絵を再現したフリオニールさんの姿と、10のジェクトさんなるキャラのイケてる旦那ぶりは好印象でした
2か10をプレイしてみようかしら。

 

 

 

ストーリーがまたよかった。

FF1を軸とした内容だったので、1経験者には特におすすめですよ。


タイムリープものですし。
ラスボスはカオスさんですし。


更に更に、カオスさんをやっつけ……各作品の主人公が元の世界に消えていく中……

 

最後に残った光の戦士さんの眼前には。


なんと「コーネリア城」の姿があったんです!!


FF1のオープニング再現!



FF1の前日譚だったのか……!!
光の戦士の手にはディシディア世界で手に入れたクリスタル。
「そして… たんきゅうのたびははじまった」なんだね……!!

 

という。



素直に感動してしまいました。
何このオールドゲーマー泣かせな演出。
こんなんPSP世代の若い衆が分かる訳ないやろうに。


こりゃあ、ますます1から光のモンクと光の戦士2号と光の赤魔術師が参戦してもらわないとですね。
(1の個人的ベストパーティはモ戦戦赤

 

 

 

ストーリー面のFF1リスペクトだけではないですよ。

演出面全般が各作品をリスペクトしまくっていて、「スタッフどんなけFF好きやねん」という感じです。


いちいち挙げていたらキリがないんですけど。

2は先に挙げた通りパッケージ絵再現が超かっこよかった。
3はオニオンナイトさんの「ファイガ」がファミコン版演出そっくりで嬉しかった。
4はセシルさんの「あんこく」の構え・演出がまんまで痺れた。
5はエクスデスさんの「そして わたしも消えよう 永遠に!!」に唸った。
6はケフカさんの過剰なウザさが原作通りで笑えた。
7はクラウドさんvsセフィロスさんの構図が原作最終局面どおりで感動した。


……などなど、プレイするたびに発見がある感じです。

 

 

 

攻略面

1~10までの各主人公ストーリーをクリアした後、決戦シナリオに移っていく流れになります。

各主人公ストーリーの難易度は高くありません。
決戦シナリオでは好きな主人公を使うことができますので、お気に入りの主人公を一人選抜して集中的に育てておくといいでしょう。

 


私のおすすめは5のバッツさんです。

HP攻撃の「フラッド」と「パラディンフォース」が優秀過ぎます。
ヤバい時は逃げ回ってフラッドを出しておけば大丈夫です。
パラディンフォースは陸地で一発当てれば、対CPUならばそのままパラディンフォースを連打しているだけでハメ殺せる性能です。

その他の技も、EX時の「ゴブリンパンチ」も隙がありません。

キャラクターは若干アホっぽいというかマイペースというかですけど、まあだいたい原作通りっちゃ原作通りですし。
ディシディア版の3Dグラフィックは瞳がとても澄んでいてかわいいんですよ。

 


他、主人公勢で動かしていて楽しかったキャラクターは4のセシルさんと6のティナさんでしたね。

慣れたら強そうな印象だったのは7のクラウドさんと9のジタンさんと10のティーダさんあたりです。

 


プレイに当たっては、チュートリアルなどの弱い敵を相手に「防御」「回避」の練習をしておくといいでしょう。
このゲームは「技をとりあえずぶっ放す・置いておく」ことは不利に働くことが多く、相手の攻撃を防いだ・かわした隙を狙って攻撃を入れていくのが重要です。


対CPUの立ち回りとしては、彼らは対空性能が低い印象です。
スト2で言うと昇竜拳サマーソルトキックを出せない感じ。
上空から攻撃されると上手く反応できないことが多いですので、先ほど挙げたバッツさんやセシルさんの「パラディンフォース」、ティナさんの「メルトン」なんかがとても有用です。

 


レベルはとても重要です。

このゲームは「ブレイブ攻撃」と「HP攻撃」の2種を使いこなしていく必要がありまして、基本はブレイブ攻撃、ブレイブが溜まったらHP攻撃、というセオリーなんですけど。
肝心のブレイブ攻撃が、レベルの影響を強く受ける仕様なのです。
レベルが高い敵が相手だとブレイブ攻撃を捨ててHP攻撃メインに切り替えていく必要がございますので留意ください。

当てやすいHP攻撃を持っていないキャラクターはクイックバトルでレベル上げをしておくのが無難です。

逆に言えば、レベルが高い相手でも「敵の攻撃を確実に防御・回避し」「HP攻撃を確実に入れていけば」勝つことは充分可能です。

 

 

 

おすすめのプレイパターンとしましては。

 

難易度の低いキャラクターをとりあえずクリアする。
クラウド⇒セシル⇒ティーダフリオニール

 ↓

クラウドさんで2週目をプレイして、7-2面で召喚獣「マジックポッド」を入手する。
(1周目の7-3面で手に入るマジックポッドはAUTO版という別物)

 ↓

貯まったPPで「エクスデス」「Lv(CPU)/LvCAP+●●」を優先的に開放する。
エクスデスさん(CPU)はとても弱いので、レベル上げの相手に最適なのです。

 ↓

クイックバトルでエクスデスさん相手にお気に入りキャラのレベルを60~70程度まで上げる。
メニュー画面でチョコボが空を飛んでいるタイミング(経験値up)を逃さず、召喚獣マジックポッドを活用してエクスデスさんに大ダメージを与え経験値をガッポリ貰いましょう。
(このゲームはHPダメージ比例で経験値が入る仕様です)

 ↓

クイックバトルで「レベル76のジタンさん(強さ:6)」を倒し続けて「盗賊の小手」を手に入れる。

 ↓

クイックバトルで「レベル85のクラウドさん or 皇帝さん(強さ:6)」を倒し続けて「シーフの帽子」を手に入れる。

 ↓

それぞれ装備すればアイテムドロップ率が上がる。
両方が手に入る頃にはレベルが100になる。
 
 ↓

クイックバトルで適当なレベル100のキャラクターを倒し続けてレベル100に相応しい装備を手に入れる。
(源氏装備あたりが使いやすい気がします)

 ↓

プレイに充分慣れたところで、クイックバトルのエクスデスさん相手に未攻略キャラのレベルを30程度まで上げる。

 ↓

未攻略キャラのストーリーをクリア。

 ↓

レベル100&充実装備のお気に入りキャラで決戦シナリオをクリア。

 ↓

エンディングの画質クオリティに感動する

 

 

……というところです。


レベル100と言うと大げさに聞こえますが、あまり時間はかからないです。
このゲーム、レベル上げは楽です。


どちらかと言うとアイテムドロップの方が大変です。
私の実体験ではどちらも1時間程度のクイックバトル連戦で手に入りました。
(バッツさんのパラディンフォース嵌めでやっていたので楽でしたが、そのぶん眠かったです)

無理に盗賊の小手やシーフの帽子を手に入れなくても大丈夫なんですけど、このゲームはアイテムの入手経路が「ドロップは効率的」「ショップは非効率的」という仕様ですので、早めにドロップ率を上げておくと後々が楽です。

 

 

 

 
とりあえずクリアしてからが本番のゲームっぽいので、私ももう少しプレイし続けようと思います。

最近のFFを知らない人にも昔のFFを知らない人にもおすすめできる良作だと思いますよ。
中古だと500円くらいで手に入りますし、BGMも歴代の良曲が揃っていますし。

 

 

どこかで私にも対戦友達が見つかりますように。