信長の野望20XX、久しぶりに実装された大型異聞のストーリーが見応えあってかんたんしました。
武田家ドラマは江戸時代から代々続くコンテンツの積み重ねがあって様々な軸で楽しませてくれるのがいいですね。
↓6周年「甲斐の虎」アップデートのリリース
以下、少しネタバレを含むのでご留意ください。
攻略に役立つ情報はありません。
今回の異聞は武田晴信(信玄)さんの信濃進出を題材にした物語で、前編では信虎さん追放が、後編では砥石崩れがメインテーマになります。
のっけから不穏なプロローグ。
天文の飢饉がなければ……という、タイミングに恵まれなかった大名も多かった気がしますね。
前編のキーパーソン、武田信虎さん。
星5になったのに格のお低いことで……と思わせてからの
甲斐国の結束を守るために恨みを自分に集めて去っていく……という非常に気高い御仁として描かれておりました。
この父子のドラマ、とても良いやつですね。
後編のキーパーソン、村上義清さん。
人生のネタバレを喰らいます。
これはそうとう残酷な処置ではないか。
詳しくは書きませんが、こうやって幽魔勢力へ与しつつも最後は格好よく決めてくださり、しかも明確に戦では武田信玄さんを二度も破った強豪として描かれています。
私は歩き巫女九尾シリーズ(R-18)を読んで以来村上義清さんが好きなので、満足度が非常に高うございました。
武田家ドラマで信濃平定とくれば、名臣たちの熱い活躍や死に様、そして信玄さんの成長ですよね。
今回の異聞でもそういった外せないポイントをクオリティ高く投入してくれていたのが嬉しかったです。
まだまだ発展途上の武田信玄さん。
存在感を増していく途上の山本勘助さん。
個人的には、格好よく戦場で活躍している場面以上に、今川家にネチネチ言われつつも信玄さんのために我慢して交渉している姿に社会人的な魅力を感じました。
ライバル会社に転職しておきながら前の会社に力を貸してちょうだいとお願いするの、すごいタフなシチュエーションだと思います。
太原雪斎さんからは「勘助殿は、すっかり武田家に染まっておるようですな」とかバッサリやられているし。
そして砥石崩れ。老臣たちの散り様が胸を熱くさせます。
20XXコラ画像なので絵面は絶妙にジワジワきますけれども、話の内容は最高です。
後の長篠の戦い等も含め、武田家臣はそれぞれの死に様に名場面が与えられているのがドラマとしての完成度を感じさせてくれますよね。
この段階では老臣たちに救われた側の馬場さんが、後に似たような行動に出て武田勝頼さんたちを逃がす、というのも熱いものがあります。
この二人の組み合わせもいいものだと思います。
また、砥石崩れといえば真田幸隆さんですが……
幼児なのにオッサングラの筒井順慶さん等、信長の野望シリーズや太閤立志伝シリーズで誰もが突っ込んだであろうことをブッ込んできたかさねさんには参りますね。
かさねさん、今回の異聞ではいままで以上に好き放題活躍していてウケました。
霊体化して幽魔を蹴り回すヒロイン。自由過ぎる。
20XXリリース当初、かさねさんがここまで面白いキャラに育つとは予想できなかったなあ。おみそれしました。
話の流れ上、霊体同士で諏訪頼重さんと仲良くなっているのも好き。
「神通力なぞ無い。」→「霊体化して活躍」という一人ボケツッコミみたいな活躍が楽しい諏訪頼重さん。
20XXのシナリオは、こうしたコメディリリーフみたいなキャラの動かし方が上手でいいなあと思っています。
また、武田家ドラマとしては信玄さんと女性(男性含む)たちとの恋愛ドラマも見ものでございまして。
当異聞でも三条の方や諏訪姫が星5で登場して彩りを添えてくれていますが、個人的には信玄さんと禰津御寮人さんのこの会話が一番よかったですね。
こうゆう、メインドラマパートを踏まえたセリフが恋愛ドラマパートでもポロッと出る演出好きよ。
後編で禰津御寮人さんが大活躍されるのも美々しいことだと思います。
かように、武田家のドラマは昔から積み重ねられてきた「型」がふんだんにあって、それを活かして20XXらしさも加えて質の高いシナリオを完成させてくれている……というのがまことに素晴らしいと思います。
こうゆうのを温故知新というのでしょう。
20XXのテイストを想えば家臣たち全員生存のハッピーエンドも選択できたのでしょうけど、そうするとドラマとしての深みとか武田信玄さん成長フラグとかが不足する気もしますし。
まとめると、今回の異聞シナリオも大変面白かったです。
イベント更新ペースが落ちている気がしないでもないのですけれど、できれば今後もレベルの高いシナリオがクリエイトされていきますように……。
雑談①:小笠原長時さん
ジャンプの「逃げ上手の若君」を意識した登場セリフなのかもしれません。
史実の小笠原長時さんはこの後同族の三好長慶さんを頼って上洛します。
でも、20XXでは私は常に三好長慶さんを使用しているので、この世界では小笠原長時さん勢力を三好長慶さんが現代兵器ぶっ放して撃破していることになるんですよね。
この異聞に限りませんが、エージェントが使用する武将たちって他家のイベントをどんな気持ちで見つめているんでしょう。話に介入しないのはマナーなんでしょうけど。
雑談②:猛虎焔砲最高やね
全体攻撃・ボス特効の猛虎焔砲。
「敵全体攻撃+ボス追撃」的なさいきんの人気スキル武将を持っていない私としては、たいへんありがたい兵器であります。
兵器特化キャラにして無理やり主力アタッカーになっていただいている長慶さんが輝く輝く。
素打ち。ボスに48万ダメージ。
連鎖&馬印130%。ボスに550万ダメージ。
連鎖&馬印130%&防御デバフ。ボスに740万ダメージ。
ボスの数や配置でジャベリンと使い分けることにしましょう。
スキルは変えれませんが、現代兵器は場面場面で変更できるのがいいですね。
雑談③:EXCつらかった
突破錬士欲しさにコンティニューしまくってクリアしました。コンティニュー貴石の数&プレイ時間と、突破錬士の価値との天秤に非常に悩みましたね……。