久しぶりに大文字の送り火で京都に行きまして、夜の京都をふらふら散歩したんですがやはり古都ならではの景色に風情がありましてかんたんしました。
素人が遠方で燃える火をきれいに撮るのは難しいので、まあ雰囲気だけ。
近くのかがり火なんかは比較的きれいに撮れるんですけどね。
大文字の送り火は大勢の見物客が訪れますので、私のように大文字山(如意ヶ嶽)を眺めながら足利義晴・義輝父子の苦難に思いを馳せている人も10人くらいはいることでしょう。
というか大文字の送り火は確かな起源が不明ということで知られていますが、実は燃え盛る中尾城を見た町衆が思いついたというオモシロ起源説がないんですよ。
この日は出町柳界隈から送り火を見物したんですが、有名な商店街の付近を徘徊していたら山中鹿之助(幸盛)さんのお墓を偶然見つけてびっくり。
京都にもお墓があると聞いたことがあるようなないようなでしたが、こんなところにあったんですね。
鹿之介さん、そういえば京都にも来たことあるんでした。
お仕事柄、日本全国を旅したり色んな人を説得したりしているので、あんがい話し上手で見聞の広い方だったのかもしれません。
信長の野望・大志「毛利元就と毛利家(1567年天下布武)」と「山中鹿之介言行録」 - 肝胆ブログ
隠岐の島観光「島後:山中鹿之介潜伏先、水若酢神社、玉若酢神社、白島等」 - 肝胆ブログ
大文字の送り火のあと、歩きたい気分だったのでハレ婚。に出ていた岡崎神社にも参拝してみました。
こちらは子宝・安産祈願で知られている神社であります。
夜の神社って、雰囲気いいですよね(灯りと治安の確保があれば)。
子宝・安産を授けてくれるウサギさん。
子どもが欲しい方に子どもが授かりますように。
「ハレ婚。最終話まで通した感想 君はゆず派かまどか派か」NON先生(ヤンマガ) - 肝胆ブログ
そのままずーっと歩いて四条方面へ。
夜の平安神宮。
夜のロームシアター界隈。
夜の祇園界隈。
「明る過ぎない」っていうのが大事だと思うんです。
ほどよく空間に闇があって、京都らしい夜の景色に。
五山送り火の日だからか、カップルが等間隔どころかスシ詰めでいやがりました。
いいなあ。
夜の出雲阿国さん。
夜の四条河原町。
夜のTENGA。
外国人観光客に「あれは何?」って聞かれたらなんて答えているんだろう。
夜の京都はほどよく人が少なくて、でも治安はよくて、オモムキや情緒もあって、散歩するのが楽しいですね。
おすすめです。
昔に比べると四条通の歩道も広くなりましたし宿も増えましたし、オーバーツーリズムとかにも負けずに上手いこと整備を進めて引続き京都が世界中の人を惹きつける町であり続けますように。