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「Child of Light 攻略した感想」Ubisoft(Steam)

 

Bloodstainedとコラボしていた「Child of Light」をプレイしてみたところ、西洋の絵本やおとぎ話やムーミンのセンスに通じるような柔らかい女性的世界観に浸れることができてかんたんしました。

 

store.steampowered.com

 

 

 

ジャンルとしてはRPGになります。

アクションゲーム的な2D世界を旅しながら、シンボルエンカウントで敵に接触するとFF的なアクティブタイムバトルに移行する感じ。

 

ボリュームはさほど多くなく、10時間もあればサクッとクリア可能です。

社会人的にはむしろありがたい。

 

ゲームバランスも、カジュアルモードであればそんなに難しくなく、シンボルエンカウントの敵を全滅させていけばレベルも充分上がるので稼ぎに時間を取られることもありません。

 

 

以下、ネタバレを一部含みますのでご留意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームのウリは、何といっても水彩画風の美しいグラフィック。

 

つくりこまれた世界観とビジュアルに見惚れて、主人公のオーロラさんを移動させているだけで満足感が高いですね。

 

BGMもこのイラストによく合う、落ち着きがありつつも印象的なメロディラインの曲たちばかりで、没入感をいっそう引き立ててくださいます。

個人的には戦闘曲がとても好き。通常敵もボス敵も。

 

 

 

この上に、主人公たち登場人物のセリフがいずれもポエミィで染みるものばかり。

こんなに女性受けしそうな感性を前面に出したRPGは珍しいんじゃないでしょうか。

 

直接的でないセリフの一つひとつが各キャラの個性を際立たせ、Child of Light世界の輪郭を形づくってくれている感じ。

こういう異世界感、日常の疲れを忘れさせてくれて好きだな。

 

ストーリーはオーソドックスに少女の成長・自立を描くもの。

背景となる裏設定もいろいろありそうですけど、この作品は考察よりも浸ることに脳を優先させたくなります。

 

つらい時は音楽(笛)の力で前向きになろうという精神性もイケてると思います。

 

 

 

戦闘画面はこんな感じ。

 

昔のFFを左右反転させたような感じですね。

 

大事なのは画面下のウェイト・キャストバーでして、素早さに応じてウェイトタイムが進み、行動を選択、行動内容に応じてキャストタイムが変わる。

そして、キャストタイム中に攻撃されると行動が妨害され、またウェイトタイムをやり直しに。

 

このゲーム攻略のポイントはこの仕様をいかに理解するかでして。

  • キャストタイムに攻撃を受けないよう「攻撃する」or「防御して次の機会を待つ」の選択
  • 素早さを増減させるスキルを活用
  • 二種類しかない状態異常「遅延」「マヒ」を活用
  • ホタル「イグニキュラス」さんの輝きで先制攻撃をかけたり、戦闘中に敵をひるませたり

 

を見極めれば戦闘はスイスイです。

 

 

とりわけ全キャラクターが使える「防御」は大事。

キャストタイムに攻撃を受けるリスクがあるなら、防御を選んで間違いないです。

 

このゲームの「防御」はすごい。

極めればダメージを80%カットし、次のターンのウェイトタイム速度を70%増。

普通のゲームの防御のように「1ターン無駄にした」感がありません。

 

 

 

主人公オーロラさんは物理攻撃も魔法攻撃もお強いので、基本はアタッカーにすればいいと思います。

 

他の仲間は状況に応じて使い分けましょう。

 

初めの仲間ルベラさんは、攻撃もそれなりにできますけど、最終的には素直に回復役がいいと思います。

 

 

フィンさんは魔法使いキャラなので、魔法攻撃に弱い敵へのアタッカーとして輝きます。特に終盤は雷が有効な敵が多いので大活躍。

 

 

ロバートさんは物理アタッカー。敵のスピードを遅らせられるスローシャワーが特に便利です。

 

 

リスティスさんは支援のプロ。ボス戦では「キャストタイム中の攻撃妨害無効」技が光り輝きます。アタッカーに「不動の心」をかけるだけで難易度激減。

 

 

オエンガスさんは物理攻撃のプロ。確率即死効果もあるので雑魚戦で輝きます。素直に全体を殴っているだけで強い。

 

 

ジェンさんも支援のプロ。敵味方の素早さをコントロールできますが、極めつけは敵の強制麻痺。ラスボスだろうが問答無用で麻痺らせるので凶悪です。

 

 

 

そんな感じに楽しく2週クリアしてみました。

 

 

ちなみに、2週目は敵の強さも経験値もめっちゃ上がっていますので、1週目クリア後に稼ぎをやるくらいなら素直に2週目に行った方がいいと思います。

 

 

2週目をクリアするころには、プリンセスストーンを3個合成できるくらい。

 

 

 

それにしても、Bloodstainedとのコラボ、思った以上にChild of Lightの再現性が高かったんですね。「上の上のほう」「下の下のほう」という言い回し・展開も含めて。

 

オーロラさんのイラスト、原作ではかわいらしい少女だったのには驚きましたが笑。

 

参考:Bloodstainedのメニュー画面。

 

 

 

コラボを通じて、こういう海外の素敵なゲームを知れるのはありがたいですね。

今後も未知の楽しいコンテンツとの出会いがありますように。

 

 

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