「天下一品Walker」という頭のキレたムック本が出版されていてかんたんしました。
収録されている「こってり」をはじめとした各メニューの写真が極上過ぎて、思わず天一に行ってしまいました……なんて危険な本なんだ。
京都の某書店で平積みにされていまして、本能にあらがえず買ってしまいましたの。
表紙の写真からしてヤバいでしょう。
このムック本、やたら写真の仕上がりが素晴らしくて、異常に食欲を刺激してくるんですよ。撮影したカメラマンさんに賛辞をお送りしたい。
とりわけ巻頭の「天下一品総本店の1日」と「メニュー大紹介」の写真はマジすごい。
眺めているだけで、
- こってり食べたい……
- 2杯くらい食べたい……
- どんぶりに口つけてスープ飲みたい……
- どんぶりを揺らして踊るスープを眺めていたい……
という変なテンションになってきます。
このムック本が一冊家にあれば、
いつでも天一のこってりを眺めることができる。
いつでも天一を食べたくなれる。
さあ行こう天一へ、
明日も明後日も行こう天一へ……
みたいな幸せに浸れることができるんですよ。
こんな禁書モノなあぶない書籍が出版されるところに天下一品のコアなカルチャーと日本出版界の懐深さを感じさせられますね。
じっさい、矢も楯もたまらずにさっき天一いってしまいました。
SUGIZOさんの
「天下一品に来る時の多くはグルテン無礼講」
という託宣に従い、チャーシューメンに餃子とライスとビールをつけてやったぜ。
たまにはいいですよね腹いっぱい食べても。
私、天一のうすうすでパッサパサなチャーシュー好きなんですよね……。
いい意味で脂っ気がなくてこってりスープと相性よくて。
若かりし頃、「天一はチャーシューがいまいちだよな」などと無分別極まりないことを抜かした男と大喧嘩したことありますからね。
天一食べて仲直りしましたけどね。
その点、この本に収録されているSUGIZOさん等各界著名人の天一愛あふれるお言葉はグッとくるものばかりです。
- 「音楽と同様、人生において最良の幸福感を得られるもの」（SUGIZOさん）
- 「食べる美容点滴」（もえのあずきさん）
- 「1日の疲れを癒すセーブポイント」（岩橋淳さん）
- 「少しの罪悪感と大きな満足感」（赤羽根健治さん）
- 「スープまで飲み干しても罪悪感の少ないラーメン」（水沢史絵さん）
等々、「自分にとっての天下一品」ワードがふんだんに飛び出してくるのが同志感あって最高ですね。
まことに、友達と天下一品について語り合いながらこってりをすする時間以上の幸福は人生においてそうないんではないかなと思ってしまいます。
天一好きの方は、とりあえず最低一冊は購入して、本棚の目立つ位置に配置して自分とお客様の目と心を楽しませられるようにするといいのではないでしょうか。
知名度が増してどんどん繁盛して、天一の店舗がますます増えていきますように。
それにしても天一は相変わらずCMやグッズ展開が巧みですね。
SUIGIZOさんのCM大好き。
