信長の野望20XXに平安編第4章が実装されまして、難易度がいっそうハードになりつつ、物語の展開も急激にシリアス度が増してきてかんたんしました。
こういった好き嫌いが分かれそうな重いシナリオを下地にしていただけるなら、戦国時代の人物が平安時代に行くより、平安時代の人物が各時代に赴いた方が話が膨らんで楽しそうな気がしないでもないですね。
↓アップデートのリリース
以下、けっこうネタバレを含みますのでご留意ください。
攻略に役立つ要素はほとんどありません。
なんとか全部S評価は取れました。
20XXになってから三好之長さんとクリスマス三好長慶さんくらいしか大規模ガチャ投資を図っていない自分としては攻略がそろそろいっぱいいっぱいです。
(しかも彼らは攻略上ほとんど役に立っていない)
之長さん副産物の芦屋道満さんや、クリスマス長慶さん副産物の塩輝さんや、たまたま手に入れた斎藤小少将さんのおかげで妖や機をなんとか倒せているような状態でこまったこまった。
「壮麗の煌」ガチャの名古屋山三郎さんに「戦国武将がよく来るキャバクラ」の青柳尊哉さん三郎ぽさを感じて思わず貴石を突っ込みかけましたが、そのうち星5三好家が来るはずという憶測を胸にかろうじて理性を保っています。
第4章の攻略面に少し触れると、第3章で出てきた強敵たちが再登場してくれまして難儀でしたね。
星熊童子さん、今度は1,000万超のダメージを与えれば倒せるようになっていたので、倒すのはかんたんなのですが1戦仕様のせいでスキルフリークとかを狙わないとS評価取りにくくて困りました。
ちなみに私の場合、なぜか耐久&兵器作戦での縦陣連鎖ジャベリンでは1,000万の壁を超えられませんでした。無属性軽減とは書いていないけど、何らかの仕様で兵器ダメージが抑えられているのかなあ? たまたま?
星熊童子さんは1例ですが、4章にもなるとボスの種族やギミックが多様化していて、自陣の構成も引き出しを多くしないとしんどいですね。
三好家縛りで全部S評価とかは私の腕では無理だす。
さて、攻略面は置いておいてストーリーです。
見どころは多く。
というか源博雅さんに星4グラが追加されていてウケました。
たぶん20XX平安編でいちばんキャラがイキイキしているのは彼なので、そのうち星5博雅さんも実装されるのかもしれません。小説陰陽師での彼の希少性や特異性を踏まえれば、星5レアでもまったく違和感ありませんし。
橋姫さんも3章に続き、何かの解釈がおかしいキャラになっていてかわいい。
源頼光さんは引続きまっすぐ格好いい勇者っぷりで。
黒田官兵衛さんも、黒田家臣を召喚することで魅力が多層化したように思います。
とりわけ栗山善助さんの渋い洞察力がよございました。
素敵な家臣がいると殿の魅力も高まる。というのはいいものですね。
かさねさんも徐々に超人化が進んでいて好感度の高い活躍をされています。
既に10万パワー程度(ビビンバさん程度)の超人強度はありそう。
個人的には、かさねさんに対する好感度がまつりさんに並んできた印象です。
引続きいい意味ではっちゃけてキャラを掘り下げていってほしいですね。
で、そんな楽しい20XXにおいて。
この第4章のストーリー、実際のところはそうとう重厚でしたね。
20XXのシナリオはおおむね「幽魔を倒せば争いは終わって平和が訪れる、登場武将は基本的にみんないい人!」というやさしい世界なのですが……。
今回は
こういう「ん?」となるプロローグで始まってからの。
怒涛の敵キャラ事情掘り下げが……
等々を大量にぶつけられた上に。
源頼光さんたちが命がけで守護している朝廷は驕りまくっており。
芦屋道満さんはそんな社会矛盾に対して怒りを露わにし。
そして、安倍晴明さんは無慈悲なまでに強大な力で鬼たちを祓うという。
こうした4章シナリオ全体の構図は(坂田金時さんや安倍晴明さんを除いて)主人公サイドの登場人物は認識しておらず、ユーザーである我々だけが両方の視点からすべてを目撃し、結末として「鬼やろう」「鬼やろう」と「人々が力を合わせて悪い鬼を祓い」「京に平和を取り戻す」という一見きれいな場景を迎えることになるのです。
美しい都、尊い平和の裏で、救いなき敗者の気持ちはいかばかりぞ。
的なやつで胸をグリグリされるんですよ。
こんなにビターでハードボイルドなトスを上げられると、今後のメインストーリーへの期待がすごい上がっちゃいました。
どう平安編を決着させていくんだろう。
長篠異聞といい関ヶ原異聞といい、シリアスに舵を切った時の20XXの爆発力は凄いものがありますので、正直とても楽しみです。
あと、今後の楽しみといえば、
初の邪ボスとして登場した茨木童子さんがガチャで仲間にできるということで
やろうと思えば、星5武将はストーリーのボスにできるということですよね。
これは新三好異聞で「邪:木沢長政」が登場する奴やわ……!
あるいは新国府台異聞で「邪:足利義明」がセルフリバイブ間違いなしっすよ。
うきうき。
どの武将を星5ボスキャラにしたいか、を考えると楽しい。
ちなみに茨木童子さん、4章橋姫さん&朱雀門イベントを見るに、100%鬼じゃないから晴明さんの祓いサーチの対象から外れて助かったんでしょうね。
よかった。
と一瞬思いつつ、彼の立場に立てば、100%鬼でないから助かったってのは救いにならないだろうなと考え直してやはり悲しいです。
傷だらけの平安時代、最後に癒してくれるのは晴明さんの呪か博雅さんの笛か。
いろいろ思うところが出てまいりますね。
あと、ユーザーからのヘイトを集めてしまっている藤原道長さん、私としてはむしろ彼が戦国時代にやって来て、窮乏している朝廷や五摂家を見てどんな気持ちになるか描いてほしいなあとかも空想しちゃいますね。
若い頃の近衛前久さんに良からぬ影響を与えちゃったりして。
同様に、源頼光さん(や平将門さん)が源平や南北朝を見てどう思うか、とか。
普通に現代カルチャーを楽しむことができる安倍晴明さん&源博雅さん、とか。
時代が古いだけに、平安時代のキャラを他の時代に送り込むと色々面白そうです。
いろいろ書き散らかしましたが、20XXのストーリーがこれからも輝きを増し続けてくださいますように。
安心してゲームや課金を楽しめるよう、サービスがサスティナブルでありますように。
信長の野望20XX「3章および源頼光&四天王絵巻 攻略の感想」 - 肝胆ブログ