悪魔城伝説を久々にプレイし、ラルフソロで2週、各仲間で1週ずつ、英語版グラントさんで更に1週と、満喫することができてかんたんしました。
どのキャラクターでプレイしてもそれなりの難易度になる絶妙なゲームデザインっぷりはさすがですね。
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人によってはファミコンソフト最高傑作に挙げることもあるという悪魔城伝説。
豊富なステージ数、練られたステージ難易度、個性豊かな仲間たち、そしてオーパーツと名高いBGM。
出会えてよかったと思えるゲームの一つですね。
以下、作品のネタバレもありますのでご留意ください。
Prayer。
からのBeginningは最高ですね。
このステンドグラスの背景表現も素晴らしいと思う。
悪魔城伝説、ステージはなかなかの難易度ですがボスは弱いことで知られています。
たぶんアルカードさんでも倒せるように調整しているんだと思う。
お城だけでなく、トランシルヴァニアの町全体を旅する感じがいいですね。
地味に、この頃から日本語版でも「CASTLEVANIA」の言葉が。
1週目、ラルフソロプレイですが、せっかくなので最難関ルートで進みます。
ラルフさんはさすがの総合力の高さを誇りますので、ソロでも実は難易度は高くありません。記憶さえ戻ればさくさく行けますね。
Dejavu。
お城に入ってからのVampire Killerとこのステージグラフィック、感涙したものです。
難関ステージに流れるRiddleもいいですね。
強そうで強くないボスのドッペルゲンガーさん。
ラルフさんも後に自分のフェイクがつくられてアルカードさんやジョナサンさんに襲い掛かるとは思わなかったことでしょう。
最終ステージの演出も好き。
ドラキュラさんも3段階変化で魅せてくれます。
今さらですがサブウエポンは十字架か斧が使いやすいと思います。
聖水も相変わらず理不尽に強いのですが、悪魔城伝説のボスは浮いている方が多いので活かしきる機会が少ない気がしますね。
ソロエンディング。
2週目はグラントさんを仲間にしようと思ったら。
なってくれませんでした涙。
そういえば2週目は仲間にできないんでしたっけ。完全に忘れてた。
せっかくなのでソロで2週目をクリアします。
2週目はゴーストさんがあちこちに湧いたりして、若干難易度アップ。
聖水で無理やりデス様をハメたりして遊びました。
無事に2週目をクリアすると、エンディングがキャラクター紹介からスタッフ紹介に変化します。
再び1週目からスタートして、今度はサイファさんプレイで。
難しい右手と左手の握手。
ここで手を握られてサイファさんもトゥンクきたんでしょう。
サイファさん、防御力は低いものの、杖連打が地味に強かったり、魔法3種がどれもスゲェ強かったりして頼もしいです。
サイファさん先導で進むと、なんだかラルフさんが尻に敷かれている感じがして趣がありますね。
エンディングで女性と明かされるわけですが、当時から「こいつ女なんやで」という噂はかなり流布されていた気がします。
続いてアルカードさんプレイ。
この頃は銀髪ではなく、黒髪オールバックのアルカードさん。
悪魔城伝説のアルカードさんは最弱キャラであることで知られています。
よく擦られるのは、階段で妖気弾ショットが打てない、妖気弾ショットを当ててもスライムやミイラ男を一撃で倒せない、等でしょうか。
蝙蝠変化で空を飛べますし、妖気弾ショットも至近距離で同時に当てたら攻撃力を補えますので、慣れたらそんなに苦でもないんですけどね。
蝙蝠になればこういう面倒な面もスイスイです。
デカいボスは割とかんたんに倒せます。
最大の強敵はドッペルゲンガーさん。
お互い攻撃力が低いので泥仕合になります。あんがい接近して連打したらかんたんに倒せることもあります。
かくしてアルカードさんもドラキュラ打倒に成功し、月下以降に繋がるもう一つの悪魔城伝説が幕を開けたのでした。
崩壊する城を見つめながら、たぶんリサさんの事とかを考えているのでしょう。
最後の仲間はグラントさん。
グラントさんは、仲間では一番分かりやすく強くて分かりやすく便利です。
ノーコストで壁や天井に張り付き、ノーコストで通常攻撃がナイフ投げ、そして斧も使えるので攻撃力も問題なしという。
弱点は防御力が低いことですが、敵が接近する前に倒すか逃げるかできるのでほとんど問題になりません。ずるい。
唯一の強敵は斧を投げまくってくるドッペルゲンガーさんですが、
敵の斧は当たらないけどこっちの斧は当たる位置につくことでハメ倒せます。
かくしてグラントさんも家族や仲間のリベンジをキメることができました。
最後に、英語版の悪魔城伝説もプレイします。これは私も人生初プレイ。
おお、BGMがぜんぜん違う。
噂通り、海外版の悪魔城伝説は特殊チップを積んでいないので、初期ファミコンみたいな音になっています。これはこれで味わいがありますけどね。
あと、一部の敵が差し代わっていたりもします。
海外版のプレイ目的は、グラントさんに調整が入って弱体化したと聞いていたから。
通常攻撃がナイフ投げでなく、ちくちく連打可能なナイフ攻撃に変わりました。
サイファさんの杖攻撃と似たようなテイストですが、リーチが一気に短くなっちゃいましたね。
海外版は敵が強化されていて、弾が速くなっていたり、サイクロプスが画面端まで突進してきたり、ラストステージに蝙蝠が飛んでいたり、ドラキュラビームが上にも飛んできたりするので、弱体化したグラントさんの旅はなかなか大変です。
まあグラントさんの機動力や斧投げは変わっていませんので、どうにでもなるんですけどね。
英語版グラントプレイも無事クリア。
そういう訳で、悪魔城伝説を6周もクリアしてしまいました。
令和にプレイしても面白いもんは面白いですね。
とりわけ海外版の悪魔城伝説をプレイできるのは貴重な体験ですので、往年のファンにもアニバーサリーコレクションはおすすめです。
昔からファンのあいだで渇望されてやまない話題ですけど、そのうち悪魔城伝説がリメイクされますように。