肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

2019-01-01から1年間の記事一覧

「じゃりン子チエ 文庫版1巻感想 猫に泣かされる」はるき悦巳先生(双葉文庫)

じゃりン子チエの文庫版が発刊されていてかんたんしました。 「2019年度 大阪ほんま本大賞 特別賞受賞」という冠もついていますね。 漫画版の再販は久しぶりな気がします。 www.futabasha.co.jp じゃりン子チエを知らない若い方もそろそろ増えてきているかも…

信長の野望201X「星3武将の大開眼は大変(十河一存50%)」

信長の野望201X、大開眼が実装された1年数カ月前からしこしこと十河一存さんの大開眼を続けてきた結果、ようやく50%に到達したのですが想像通りまあ強いは強いけど労力に見合うかというと微妙な感じでかんたんしました。 こんな感じの仕上がりになります。 …

「スラ(スッラ)」モンタネッリ版ローマの歴史より

モンタネッリさんが描写するスラ(スッラ)さんも格好良すぎてかんたんしました。 スラさんはモムゼンさんであったりモンタネッリさんであったり割と近現代の人から高く評価されている気がしますが、じっさいワークライフバランスだとか自己実現だとか働く理…

「アクタージュ8巻 感想 山野上花子の“ようこそ 私の世界へ”」原作:マツキタツヤ先生 / 漫画:宇佐崎しろ先生(ジャンプ)

アクタージュ8巻、いろいろ見どころが多い巻でかんたんしましたが、何よりも新登場した山野上花子さん(30)がまたひとつこの作品のスケール感をグンと広げてくれた感じがしてときめきました。 www.shonenjump.com 表紙は同じく新登場の王賀美陸さんです。 …

「ローマの歴史 感想」I・モンタネッリさん/訳:藤沢道郎さん(中公文庫)

読み物として面白いと評判のモンタネッリさん版「ローマの歴史」を読んでみたところ、確かに取っつき易い歴史紹介文章とイキイキとした各登場人物の活躍がお見事でかんたんしました。 www.chuko.co.jp ローマの歴史を学んでみたいけど、文庫ベースで43巻もあ…

東京都蒲田「木村屋谷口商店の甘納豆(丹波大黒大豆/ミックス豆)」

東京の蒲田という町の名物らしい甘納豆をいただいたのですが、これが一般的な甘納豆のイメージを覆すような自然、ふっくら、豆の味、柔らかな甘さ、という斬新な食味でかんたんしました。 www.kamata-taniguchi-shoten.com (画像はオフィシャルHPより引用)…

「ウィザードリィ#3 リルガミンの遺産 初攻略の感想」PSリルガミンサーガ版

ウィザードリィの#3に初挑戦したところ、やったら雑魚敵が強くて難儀しましたが中盤から最強クラスの装備を集めることができて時間をかけたらかけただけパーティが強くなることを実感できるのにかんたんし肌に合いました。 ↓ちょっと前にプレイした#2 「ウィ…

夜の京都「大文字の送り火、岡崎神社、祇園界隈」

久しぶりに大文字の送り火で京都に行きまして、夜の京都をふらふら散歩したんですがやはり古都ならではの景色に風情がありましてかんたんしました。 ja.kyoto.travel okazakijinja.jp 大文字の送り火、通称では大文字焼き。 素人が遠方で燃える火をきれいに…

群馬県館林市「館林城、田山花袋、榊原康政・善導寺、日清製粉ミュージアム」

群馬県の館林市を訪問しまして、榊原康政さんや田山花袋さんゆかりの史跡を見学できたり、日清製粉さんのミュージアムに興奮したりと楽しい時間を過ごさせていただいてかんたんしました。 www.webgunma.com www.danrin-zendouji.com www.city.tatebayashi.gu…

青森県「恐山、堀越城、種里城」

青森県の恐山、および津軽氏ゆかりの城跡に行ってきたのですが、なかなかお目にかかれない霊場の雰囲気、また、失礼ながら意外なほどに立派な城跡の威容にかんたんいたしました。 simokita.org www.city.hirosaki.aomori.jp www.town.ajigasawa.lg.jp 恐山(…

「グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術 感想」倉持由香さん(星海社新書)

倉持由香さんというグラビアアイドルの方が書いた仕事論の新書がエッジの効いた単語が頻出する楽しい内容でかんたんしました。 www.seikaisha.co.jp 「尻職人」という帯からしてパンチ効いていていいですね。 ふだんグラビアアイドルさんを観る習慣がないた…

「孤独な散歩者の夢想」ルソーさん/訳:今野一雄さん(岩波文庫)

ルソーさんの死の直前に書かれた随想「孤独な散歩者の夢想」が、痛ましすぎる文章の端々に哀しくも美しい言葉が満ちていてかんたんしました。 www.iwanami.co.jp ルソーさんは世界史の教科書にも「啓蒙思想家」「社会契約論」というフレーズとともに登場しま…

「ハレ婚。最終話まで通した感想 君はゆず派かまどか派か」NON先生(ヤンマガ)

ハレ婚。が遂に完結、いい感じに物語を締めくくっていてかんたんしました。 yanmaga.jp 以前もうららさん編を取り上げたことがありますが、 「ハレ婚。11-12巻 松橋うらら編」NON先生(講談社) - 肝胆ブログ ハレ婚。はヤンマガでさいきんまで連載していた…

「夜桜お染 概要と見どころと若村麻由美さん」フジテレビ/映像京都

BSフジで夜桜お染の再放送をやっていたので、まとめ撮りして久々に全話見返したところ、やっぱりこの作品は面白いなあ、ちょっと早すぎたなあとかんたんしました。 わざわざ録画で観なくてもDVD持ってるんですけどね。 www.bsfuji.tv ↓このオープニング題字…

「スーパーマリオランを攻略した感想 ブラックコイン土管制覇と赤ヨッシー入手まで」(任天堂)

タブレットを買ったので買い切りのアプリゲーム「スーパーマリオラン」を入れてみたところ、思いの外ボリューミィで長期間楽しむことができてかんたんしました。 supermariorun.com リリース当時は買い切り仕様であることを叩かれていた気がしますが、オール…

信長の野望201X「大志版の鍋島直茂さん現る(爽風の熱血漢)」

201Xに大志版の鍋島直茂さんが登場していてかんたんしました。 いずれ来たらいいなとは思っていましたが、まさかこんなに早くいらしゃるとは! ↓爽風の熱血漢ガチャ実装リリース nobu201x.gamecity.ne.jp 爽風の熱血漢。 クールっぽいけど血は熱い。 言い得…

「六角定頼 感想」村井祐樹さん(ミネルヴァ書房)

六角定頼さんを天下人として位置付けて称揚している本が面白くて、研究者の溢れ出る情熱・意気込みをぶつけられたような読後感も味わうことができてかんたんしました。 www.minervashobo.co.jp 六角定頼さんのみならず、六角高頼さん~義弼さんまでの戦国期…

「仮釈放 感想」吉村昭さん(新潮文庫)

吉村昭さんの「仮釈放」が、人の善意を踏みにじる最高に読後感の悪い内容でかんたんしました。 www.shinchosha.co.jp 読者の倫理観形成に影響を与えそうな内容ですので、個人的には青少年には勧めたくない……ある程度年齢や経験を重ねた人以外は読まない方が…

「月と六ペンス 感想」モームさん / 訳:行方昭夫さん(岩波文庫)

モームさんの代表作と名高い「月と六ペンス」を読んでみたところ、一線を越えまくっている芸術家の業深さ描写のキレ味にかんたんしました。 www.iwanami.co.jp 月と六ペンスは、筆者モームさんを仮託する「僕」と、ゴーギャンさんをモデルにした「ストリック…

大相撲'19名古屋場所感想「大栄翔関が地味によかった」

大関が全員休場してどうなってしまうのかと危惧された名古屋場所が想像以上に盛り上がって千秋楽までしっかり面白かったのでかんたんしました。 www.sumo.or.jp 勝ち越した力士は次のとおりです。 14勝 鶴竜(優勝) 12勝 白鵬、照強(敢闘賞) 11勝 琴勇輝…

「筒井順慶 感想」金松誠さん(戎光祥出版 シリーズ【実像に迫る】)

戎光祥出版の実像に迫るシリーズに筒井順慶さんも登場していてかんたんしました。 筒井順慶さんの薄い本が一般書店で手に入る時代になったんですね。 www.ebisukosyo.co.jp 実像に迫るシリーズは以前も取り上げたことがありますが、歴史上の人物やトピックス…

岐阜県中津川市「松月堂の栗苞(くりづつみ)」

岐阜県の銘菓「栗苞」が美味しすぎて短期間に2回もお取り寄せしてしまうくらいかんたんしています。 www.syogetsudo.jp ※画像はオフィシャルHPより引用 ご覧の通り、栗きんとんを葛で包んだお菓子になります。 栗って美味しいじゃないですか。 天津甘栗とか…

隠岐の島観光「島後:山中鹿之介潜伏先、水若酢神社、玉若酢神社、白島等」

隠岐の島にかんたんした続きです。 隠岐の島観光「島前:後鳥羽上皇、後醍醐天皇、摩天崖トレッキング等」 - 肝胆ブログ こちらは島後。 島後には、山中鹿之介(幸盛)さんや尼子勝久さんがしばらく潜伏していたという伝承があり、城跡もいくつか残っており…

隠岐の島観光「島前:後鳥羽上皇、後醍醐天皇、摩天崖トレッキング等」

歴史ファン憧れの島である隠岐に行ってみたところ、歴史関係のロマンを存分に味わいつつ、想像以上の大自然スペクタクルにも出会えてかんたんしました。 oki-dougo.info 隠岐の島の図。 隠岐の島ってひとつの島だと思っている人が多いんですが、実は複数の諸…

「クマ撃ちの女 1巻 感想」安島薮太先生(くらげバンチ)

くらげバンチで連載している「クマ撃ちの女」の初単行本が発売されて、あらためて全話読み返したらやっぱり面白くてかんたんしました。 kuragebunch.com 小坂チアキ、職業・兼業猟師。彼女が狙うのは、“日本最強生物”エゾヒグマ……!! 北海道を舞台に描かれる…

「アクタージュ7巻 感想 天知心一氏の目的は」原作:マツキタツヤ先生 / 漫画:宇佐崎しろ先生(ジャンプ)

ちょっと遠出していて本屋さんへ行けない間にアクタージュの最新刊が発売されていて、発売日から1週間くらい経ったのに単行本が平積みされて目立つ場所で売られていてかんたんしました。 1巻2巻の頃は入手することすら大変だったのに……よかったよかった。 ww…

「青年 感想」森鴎外さん(岩波文庫)

森鴎外さんの「青年」を初めて読んだのですが、イメージとは異なる「人妻(未亡人)の虜になってしまう青年モノ」な物語にかんたんしました。 www.iwanami.co.jp ↓岩波文庫による紹介 現代社会を描きたいという希望をもって東京へ出た文学青年小泉純一が,初…

信長の野望201X「南部家ストーリー攻略 陸奥」と「中国火鍋コラボの雪女が共感を誘う」

信長の野望201Xに南部家ストーリーが実装されて喜んでいたところ、陸奥魔窟が満足度の低い「ボス1戦のみ仕様(ウエポンオンリー等限定的なプレイでないとS評価困難)」だったので面倒だなあと思っていたら中国火鍋ダンジョンがカオスに面白くてかんたんした…

「戦国京都の大路小路」河内将芳さん(戎光祥出版 実像に迫るシリーズ)

戦国時代の京都市街の様子を解説している本を入手できてかんたんしました。 前から読みたかったんですが、なかなか本屋さんに置いてなくて、webで注文するのもうっかり忘れていて、ようやく出会えた次第です。 www.ebisukosyo.co.jp 変貌する〝戦国京都〟。 …

「歴史秘話ヒストリア 三好長慶回の感想」(NHK、2019/6/19放送)

NHKのヒストリアで三好長慶回が放映されていてかんたんしました。 歴史コンテンツ界においてヒストリアはトップクラスにメジャーな媒体ですから、今後の長慶さんの知名度アップに弾みがつくかもしれませんね。 www.nhk.or.jp 放送はざっくり次のような内容で…