肝胆ブログ

かんたんにかんたんします。

大相撲'20.9月場所感想「コロナ対策中の2階S席も満足度高い」

 

大相撲の9月場所、再び国技館に行ってみたところ、2階S席もソーシャルディスタンスで窮屈感なく観戦を楽しめてかんたんしました。

正直、以前のぎゅうぎゅう観戦よりはるかに満足度が高いです。

 

場所の内容としましても、休場者が出まくってどうなってるんだ感はありましたけど、出場力士それぞれが魅せてくださってよございましたね。

 

www.sumo.or.jp

 

 

今場所の幕内勝ち越し力士は次のとおりです。

 

13勝 正代(優勝、殊勲賞、敢闘賞)

12勝 貴景勝

11勝 翔猿(敢闘賞)、若隆景

10勝 朝乃山、隆の勝、琴勝峰、高安、阿武咲

  9勝 霧馬山、明生

  8勝 御嶽海、琴恵光、輝、豊昇龍、逸ノ城照ノ富士

 

 

正代関おめでとうございます。

熊本勢の優勝は初めてなんですね。被災者の力になりそうで何より。

今場所の正代関は、いままで以上に体幹が力強くなっていて、スケールの大きさを感じましたね。

ベテラン勢の退潮が否めない中、相撲界を引っ張っていただきたいものです。

 

貴景勝関・隆の勝関の千賀ノ浦部屋お二人も今場所印象がよございました。

私はこの二人の押し相撲がとても好きです。

 

朝乃山関は序盤の黒星がどうしても痛かった訳ですが、それでも安定した高い実力を発揮できていたと思います。

もし場所が15日でなく20日間制だったら、この人の優勝が増えそうな気がする。

今場所の悔しさを良い糧にしていただきたいですね。

 

阿武咲関もよかった。

近年の阿武咲関のなかで一番よかった気がします。

再び幕内上位の中で暴れていただきたいです。

 

高安関は、個人的には今場所優勝するのは彼だと思っていたので、まだまだポテンシャルに比べれば成績が戻ってきていないくらいだと感じています。

来場所こそ。

 

霧馬山関もナイスファイトでしたね。

肩を痛めているのに、それを感じさせない戦いぶりに好感を抱きました。

 

 

そして、翔猿関。

新入幕の彼がこれだけ暴れてくれたおかげで、休場者続きの場所が救われました。

一番印象に残っているのは佐田の海関戦で、あのローキックばりの足払いは斬新でした。佐田の海関が精神を乱されずに落ち着いて対処したのもよかった。

彼の掻き回し様は、勝てば自分がアガるし、負けても相手がアガるという非常においしいものを感じさせられます。

来場所以降もこの調子で盛り上げていただきたいですね。

 

 

負け越した方々。

推しの大栄翔関や、愛するベテラン勢が不調なのは悲しかった。

とりわけ琴奨菊関の姿は……。

明日以降のニュースが怖いです。

 

 

 

こちらは2階S席(最前列席)で観戦した際の土俵の見え方。

チケットを買う方の参考になれば。

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上からなので鳥瞰的に取組みを見れるのが2階席の長所ですね。

火ノ丸相撲でいう「離見の見」というやつです。

 

コロナ対応のおかげで隣同士たっぷり3席分の間隔をあけて座るかたちですから、窮屈でなくてとてもよございます。

1人マス席といい、この快適さに慣れてしまうと戻れなくなっちゃいそう。

大相撲'20.7月場所感想「一人マス席最高やわ」 - 肝胆ブログ

 

 

 

あと、両国駅では千代の富士関がピックアップされていて見応えありましたよ。

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これは往年のファン的には堪らないものがありますね。

 

 

 

コロナ、休場者連続と、おつらい状況が続いておりますけれども。

大関正代関や翔猿関といったニューヒーローも加えて、来場所以降も怪我人少なく土俵が盛り上がっていきますように。

ベテラン勢が納得のいく相撲を取り切ってくださいますように。

 

 

 

定点観測:相撲界の毛利三兄弟

 

若隆景(前頭八枚目)11勝4敗

若元春(十両三枚目)6勝9敗

若隆元(幕下二十二枚目)3勝4敗

 

若隆景関の幕内定着ぶりがパない。

 

 

 

 

 

 

「共和制ローマの内乱とイタリア統合 退役兵植民への地方都市の対応 感想」砂田徹さん(北海道大学出版会)

 

表題の本に出会い、共和制ローマ末期におけるスッラさんの活躍、そしてイタリア半島全体に対する影響等について、近年の学説に触れることができてかんたんしました。

 

www.let.hokudai.ac.jp

 

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本屋さんでたまたま見かけ、「Sulla's Veteran Settlement and Its Impact in Italy」の文字に思わず驚嘆の声を上げてしまいました。

ローマ本って、小説やエッセイ風の作品はけっこう多いんですけど、スッラさんに関する研究を日本語で書いてくれている本ってなかなかないんですよね。

 

 

こちらの本では、イタリア等での最近のローマ研究、とりわけイタリア地方史等の成果をふんだんに活用しながら、スッラさんによる退役兵植民がイタリア統合(やがて帝政ローマへ)にどのような影響を与えたかを解きほぐしていく内容になっています。

 

印象に残ったのは、日本史の研究進展と似通っている点が多いところ。

一次史料や発掘成果との突合せ、

地方史研究の進展を踏まえた中央政界との関係整理、

「シンプルで分かりやすい理論・説明」からの脱皮、

「悪役」「敗者」とされていた人物たちの再評価傾向、等々。

 

学問として一つひとつ地に足の着いた研究を進めていくと、お国は違っていても似たようなことが起こるもんなんですねえ。

 

 

 

本の構成としては、

序盤でスッラさん活躍に至るまでのイタリア内乱や、スッラさんの経歴等のおさらいをした上で、

ポンペイ」「ファエスラエ」「ウォラテッラエとアッレティウム」「カプア」と、各都市における退役兵植民の影響を評価していき、

総括として「内乱がもたらしたイタリア一体化」の評価を行う、

という流れになっております。

 

 

最近のローマ史研究の中でスッラさんの評価が上がってきていると耳にしたことはあったのですが、この本でも

スッラといえば、「冷血な独裁者」あるいは「頑迷固陋な保守政治家」といったイメージで捉えられがちである。しかし彼は、古代ローマの歴史において稀有な改革者でもあった。スッラが実施した広範囲な改革の中には、カエサルアウグストゥスによって実質的に引き継がれたものも少なからずある。

カール・シュミットの「政治的なものの概念」、「独裁」論や「例外状態」論と考え併せるならば、依然としてスッラには思考を駆り立てる何かがあるといえよう。共和制から帝政への移行を考える際に鍵となる人物は、ポンペイウスカエサルではなく、やはりスッラであるように思える。

 

等と書いてくれていて私はこれだけでもうホクホクであります。

スッラさんだけでなく、近頃はキンナさんも再評価されているようで何よりですね。

 

 

 

その上で、

スッラさんの事績をおさらいする中で「マリウス兵制改革による市民軍の職業軍人化」という分かりやすい説明は果たしてどこまで有効か

ですとか、

スッラさんの植民について、定説での規模感は過大ではないか

ですとか、

スッラさんの独裁官引退は定説より2年ほど早かったのではないか

ですとか、

各都市の様相を語る中で「土着住民による自治都市とローマ人退役兵による植民市が併存していた」という従来の二重共同体説は再検討が必要ではないか

ですとか、

興味深い論点を次々と提示してくださるのであります。

 

私のようなサクッとしかローマ史を知らない素人からすれば、いままで聞いたことがあるような説明に次々とメスが入って楽しい楽しい。

ある程度この時代のローマ・イタリアに興味がある方からすれば、新鮮な指摘だらけですごく面白いと思いますよ。

 

 

個人的には、

フィレンチェの起源について、植民市としてはともかく、集落レベルとしてはスッラ植民兵の影響があるかもねという脇道話や、

ちょいちょい出てきて活躍? アピールをしまくるキケロさんの可愛さ、

等々にも興味を惹かれました。

 

 

 

そして、各都市がスッラ退役兵を受け容れる中でどのような混乱や対応があったのかなかったのかをつぶさに評価いただき、終章では

本書で考察したイタリア都市の体験を通して見えてくるのは、退役兵植民を受け入れたイタリア都市がその失地回復を求めてローマ当局との間で行った不断の交渉であり、また都市内部の状況改善に向けた粘り強い努力である。

その時々の内乱の結果として、イタリア内には勝者もいれば敗者もいた。ここで強調されるべきは、内乱への関与とそれによるイタリアの最終的な「勝利」というより、むしろ一連の内乱の結果としてイタリアに一体化がもたらされたという側面であるように思える。

従来強調されてきた同盟市戦争の結果としてのローマ市民権の付与は、制度的な面でイタリアが均質化したという事実に過ぎない。同盟者とはいえ実質的にはローマ支配に甘んじてきた人々がローマの一部となる過程は、それほど容易でも速やかでもなかったのである。そしてこのアウグストゥス時代へ向けての変化を大きく加速させることになったのが、他ならぬ一連の内乱ではなかったかと思えるのである。

 

とまとめてくださる流れがですね、非常にスケール感と納得感に富んでいて、満足度が高いんですよね。

(どことなく最近の日本の戦国時代後期研究と似通うものも感じさせられますし)

 

 

 

現時点ではニッチな領域かも知れませんが、共和制ローマ末期の面白さ(やスッラさんの魅力)はこれからますます注目を集めるポテンシャルがあると思います。

 

イタリア史ということもあって日本ではなかなか最新の研究に触れることも難しいのですけれども、これからもこうした良質な研究書が庶民向けに発刊されて、学術成果が広まっていく機会が保たれますように。

 

 

 

なお、値段を見ずにレジに持っていったら「6500円+税」で焦りました。

もっとポピュラーになって研究書がお求めやすくなると本当に嬉しいなあ。

 

 

 

麒麟がくる「第二十四回 将軍の器 感想 足利義輝の美しさ」

 

麒麟がくる」の足利義輝向井理)さんが最期まで美し過ぎてかんたんしました。

 

www.nhk.or.jp

 

 

開始早々、永禄の変が勃発。

足利義輝さんが史実通り30年の生涯を閉じられました。

 

詩経(小旻)の一節を朗々と詠じる向井理さん、

重心を落とした運歩で殺陣に臨む向井理さん、

そして地に臥し儚く散りゆく向井理さんと、

何もかもが美しいことこの上なく。

 

この「麒麟がくる」の足利義輝さんの美しさはあまりにもインパクトが強く、これから数十年間、義輝さんはこういうキャラとして扱われるんだろうなあ。

 

 

 

このドラマの中では、足利義輝さんは

  • 麒麟を呼べるほどの立派な征夷大将軍になろうとしていたが
  • 実権を奪われ、側近にも去られ、意欲を失ってしまい
  • 将軍としての値打ちはなくなってしまった
  • ただただ儚く美しい存在

 

という感じに演出されておりました。

 

 

従来イメージの義輝さんは有能で、めっちゃ強くて、最期は床に刀を何本も略、

最近イメージの義輝さんは微妙で、陰謀が得意で、剣豪だった根拠は薄くて略、

といった感じで語られることが多いように思いますが。

 

コロナ明け再開後のドラマパート、三好長慶死亡後~永禄の変(1564年-1565年)頃の義輝さんの活動に限れば、個人的にはそもそもあまり濃く印象に残っているエピソードがございません。

 

ときどき「三好長慶死後は権勢を取り戻そうと精力的に~」みたいな話も耳しますが、三好長慶死亡ニュースを義輝さんが掴んでいたかどうかもよく分からないですし。

目立った活動も……? 諸大名上洛や和睦斡旋や栄典授与は、基本的に長慶さん存命時の事績のはず。

 

あえて言えば、永禄の変直前の義輝さんの事績と言えば

  • 側室の小侍従さんとのあいだに娘が生まれた
  • 二条御所を改築しまくった(近世平城の源流のひとつとも)

 

くらいしか(あくまで浅学の者の理解ベースですが)思いつきません。

 

まあ、二条御所の改築については、「さすが天下諸侍御主に相応しい」みたいなポジティブ評価がされることもありますし、「そんな金あるなら朝廷に尽くせ」「税を取られる民衆からしたらえらい迷惑だ」「長慶死後の動揺している三好家を刺激してどうする」みたいなネガティブ評価がされることもある訳ですが、とりあえずこれだけで三好家との関係を云々言うのは難しいなあと。

義輝さんは六角家入洛時に三好義興さんと一緒に逃げたことがあるので、御所を強化する名分はつくれたでしょうし。

もしかしたら松永久秀さんの多聞山城の噂を聞いて、「じゃあ俺も!」くらいの気持ちで、足利将軍家らしい建築趣味を発揮していただけかもしれませんし。

 

 

何が言いたいかというと、「弑逆確信犯説」であれ「御所巻きからのうっかり殺害説」であれ、義輝さんの何がそんなに三好家を刺激したのか、やっぱりよく分からんなあということなんですよね。

殺害であれ御所巻きであれ、三好家側のきっかけがよく分からない。

義輝さん、よくも悪くも、何もしてないじゃん的な。

 

個人的には、永禄の変は足利義輝さん本人に原因を求めるより、もともと三好家と足利公方の間を取り次ぐ役目を持っていて変の冒頭でも「お前の娘(小侍従さん)死ねよ」と三好家に訴えかけられた「進士晴舎」さんがどうも怪しい、その後、まともに交渉もやり切らず途中で切腹してしまう経緯も含めてどうにも怪しい、義輝さんに知られていない自分の何かを三好家に暴露されそうになって腹切ったんじゃないの? とか疑ってしまったりもしまして。

一番偉くて有名な被害者が義輝さんなので変の原因も義輝さん角度から研究されがちなのですけれども、進士晴舎さんやその娘小侍従さんに関する研究ももっと進んでほしいなあなんて期待しているんです。

 

 

 

さて、本題の義輝さんに戻りまして。

 

実際の義輝さんは、向井理さんのような美青年ではなかったことは確かです。

(詳しい解説は避けます)

 

それが、麒麟がくるでこんなにも美しく描写されると、従来の「剣豪将軍」に続いて、義輝さんにますます史実離れした属性が付与されることになってよくないのではないか、と一瞬余計な心配が浮かんだりもしたんですけど。

 

 

あらためてドラマでの最期まで義輝さんを見ていると、「将軍としての実力や実績や器量がどうあれ、義輝さんはとにかく美しい」「義輝さんが死ぬととても悲しい」「義輝さんを殺害するなんて三好家という連中はなんてひどい奴らなんだ」ということが否応なく理解できる。

それが、地方出身で、教養が高くて、土岐家の歴史を背負っている、明智光秀さんの目を通してめっちゃ伝わってくるんですよね。

 

ドラマにおける義輝さんの美しさは、単純なビジュアル面の美しさというより、向井理さんの美しさを以て「一般的な武士から見た足利将軍の権威」「十三代に亘る伝統の重み」「家格というものの本質」を表現していたんだなあと得心いたしました。

歴史学の本に出てくる「権威」「家格」とか言われても、現代人には正直ピンと来ないっすもんね。

確かに、「下剋上」って「皆が好きで大事にしている人を粗末にするヨ」ということですから、「美しいものを傷つける」という感覚と似ている気がします。

 

 

逆にドラマ外のところで言えば、「あんなに美しいものを克服しようとしていた三好長慶さんや松永久秀さんってスゲェんじゃね?」「美しさの克服こそが下剋上……三好家は正統芸術に対するアバンギャルド……三好家もまた、美しい……」「こうして顕現しゆく美の多様性……そう、畿内史いいよね……」みたいな評価をしてくれる人ももしかしたら今後出てくるかもしれませんし。

 

 

何はともあれ、足利義輝さんが変にサゲられるよりは、美しく描いていただいて、界隈の登場人物たちそれぞれの魅力が咲き乱れる感じの方が好みだなあ、と思いました。

 

 

 

 

ドラマでは「和田惟政」「山崎吉家」「足利義栄」と、日ごろ表に出てこない人物たちがたくさん登場してきて歴史ファン的にはウキウキしちゃいますね。

 

松永久秀さんも、永禄の変時点で三好主流派から脱落しており、かつ、疲れて・迷っている様が描かれて何よりです。

ひたすら悪者な通説久秀さんも好きですが、三好長慶時代・三好家内乱時代・織田信長時代のすべてを通して得も言われぬ生涯の味わいを感じさせてくれようとしているのも実に嬉しいものなのです。

 

 

この「麒麟がくる」を取っ掛かりに、ますます歴史ファンの裾野が広がり研究や創作が豊かになっていきますように。

 

 

 

麒麟がくる「第二十二回 京よりの使者 感想 足利義輝=ノンマルト説か」 - 肝胆ブログ

麒麟がくる「第四十回 松永久秀の平蜘蛛 感想 久秀さんの意地と罠」 - 肝胆ブログ

 

 

 

「はしれギンガ」&「オーブとたびびとのふく」感想(あいうえお館のウルトラかいじゅう絵本より)

 

噂には聞いていたのですが、ウルトラマンシリーズの絵本の完成度がやたら高くてかんたんいたしました。

ウルトラマン愛と子どもの知育情操教育とを両立しているところがすごいですね。

 

www.aiueo-kan.co.jp

 

 

さいきん、身近に赤ん坊がいるので、読み聞かせてあげようと目についた二冊を購入してみました。

 

「はしれメロス」「きたかぜとたいよう」というメジャー物語と、ウルトラマンシリーズとがウルトラタッチした絵本。

 

冷静に考えると、これはちびっ子も大人も両方が楽しめる、いい視点ですね。

 

 

 

はしれギンガ
(ぶん:ごとう まさるさん/え:ヒカリンさん)

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「たすけてください。

 おうさまが みんなを いじめるのです」

 

おうさまはベリアル陛下です。

 

 

 

「では ギンガのかわりに

 わたしを つかまえて ください」

 

身代わりになるのは、案の定ビクトリーです。

ビクトリーは本当にそんなこと言ってくれそう。

 

なお、この後、牢屋の中で正座して待っているビクトリーが超かわいいので必見です。

 

 

 

「ここで あきらめたら

 ビクトリーが ろうやから

 でられなくなってしまう」

 

原作準拠のセリフですが、ギンガがビクトリーのために力を振り絞る展開というのはいいものですね!

 

 

 

「おれさまが まちがっていた。

 だれかを しんじるのは

 すばらしいこと なのだな」

 

反省したおうさま。

ベリアル陛下なので説得力が足りない気がします笑

 

 

 

 

オーブとたびびとのふく
(ぶん:ごとう まさるさん/え:わたなべ たかゆきさん)

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たびびとを みて

ジャグラスジャグラー

いいました。

どちらが はやく

 あの ババルウせいじんの

 コートを ぬがせられるか

 きょうそうしよう

 

のっけからキレッキレです。

 

 

 

なんだよ! あいつ!

ジャグラスジャグラー

カッとなって いいました。 

 

 なんなんだよ! 一度くらいに俺に略

 

 

 

オーブは さくせんを

かんがえます。

よし! あいての

 きもちに なってみよう

 

素晴らしい知育!

子どもに読み聞かせたい要素!

(なお直後バーンマイト

 

 

 

ジャグラスジャグラー

オーブは

せんとうで しょうぶを

ふりかえりました。

 

勝負の後は一緒にお風呂。

仲良しかよ!!

 

 

 

 

 

以上、いずれも展開やオチにシュールなものを孕みつつですが、

どちらも元の作品の良質なメッセージを充分に活かしていて、かつウルトラマンなので子どもへのヒキが強いというのがイケています。

ウルトラマンと絵本の親和性にびっくり。

もともと神秘的な存在だから、説話文学的なものと相性がいいのかもしれませんね。

 

 

お店にはなかったのですが、シリーズの「ベリアルとくものいと」や「ゼロとふしぎなおふだ」も見つけたら買ってみたいです。

 

 

全30巻が刊行済みとのことですけれども、第2期作品としてオーブの続編や、マン・ゾフィー兄さんあたりの新作もそのうち発売してくれますように。

 

 

 

 

「じゃりン子チエ番外篇 どらン猫小鉄奮戦記 感想」はるき悦巳先生(双葉文庫)

 

じゃりン子チエ本編の文庫版復刻同様、猫の小鉄を主役に据えた番外篇も復刻されましてかんたんしました。

レアな漫画が手軽に入手できるようになるのはありがたいですね。

 

www.futabasha.co.jp

 

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表紙はもちろん小鉄とアントニオジュニア。

この二本足でニヤニヤ歩いているのがじゃりン子チエ独特でかわいいですよね。

 

 

 

収録されているお話は次のとおりです。

 

  • プロローグ1 必殺タマつぶし
  • プロローグ2 ケンカは大きらい
  • あの頃のアントニオ
  • スカーフの秘密
  • 怪しい釣り大会
  • もう一人の雷蔵
  • その後の梅若
  • ジュニアの初恋【前篇】
  • ジュニアの初恋【後篇】
  • 山の中のあいつ
  • 「月の輪の雷蔵」を訪ねて
  • 輪が三ツでアメンボウ【前篇】
  • 輪が三ツでアメンボウ【後篇】
  • 特別収録 じゃりン子チエ 予告篇

 

既に本編の復刻文庫で収められている話もありますね。

 

 

以下、一部ネタバレ含みで感想を。

 

 

 

主役が猫の小鉄とアントニオジュニアになった場合、この漫画は任侠映画じみた気配をまとうことが知られております。

 

「あの頃のアントニオ」はアントニオが百合根と一緒にバクチ屋をやっていた頃のお話ですし、「怪しい釣り大会」は猫をヒロポン漬けにして毛皮をはいで売り飛ばすような外道ヤクザ猫が登場するお話だったりします。

 

少しずつ小鉄の過去、「月の輪の雷蔵」時代の活躍が明らかになっていくのも興味深いですし、見て見ぬふりできぬ悪党を小鉄やアントニオジュニアが成敗する展開が本編と違った明瞭な勧善懲悪ドラマになっていて満足度高いですね。

 

我ながら猫の話を書いているように思えませんが笑

 

 

 

私が好きなセリフは次のとおり。

 

小鉄

ゆうとくけどワシはおこってるからな

 

ヤクザ猫たちを貫目の迫力だけで圧倒する小鉄が格好いいんですよ。

こういう任侠映画や時代劇や銀魂によくある「元最強の男、現在はプラプラ」ていうのは不変の魅力がありますね。

 

 

アントニオジュニア

どこからともなく現れるような奴

どことなくヤクザっぽくてそれでどこか冷たそうで

ふん

そんな奴が神秘的に見えて女は弱いのさ

 

初恋の傷を語るアントニオジュニア。

ジュニアは小鉄と違って成熟していませんので、ときどき繊細で傷つきやすい面を出してくるのがかわいいんです。

また、さりげなくジュニアの成長を見守る小鉄の姿もあたたかくていいの。

 

 

 

こんな二匹の猫を見ていると、それぞれの過去や戦いはもちろん魅力的なんですけど、それ以上にチエちゃんや百合根のオッちゃんの世話になっている現在の暮らしがまた言葉にならないような幸せを感じられていいですね。

落ち着いたいまの豊かさがあってこその番外篇だと思いますし。

 

 

猫の世界もいろいろあるようですが、猫の世界も人間の世界も平穏な日々が続いていきますように。

 

 

 

「じゃりン子チエ 文庫版9巻感想 アントニオジュニアのボクシング」はるき悦巳先生(双葉文庫) - 肝胆ブログ

「じゃりン子チエ 文庫版10巻 感想 チエちゃん台詞キレッキレ」はるき悦巳先生(双葉文庫) - 肝胆ブログ

 

「帰って来たどらン猫(じゃりン子チエスピンオフ) 感想」はるき悦巳先生(双葉文庫) - 肝胆ブログ

 

 

「Bloodstained:Curse of the Moon2 攻略の感想 ワイワイリスペクト」(インティ・クリエイツ)

 

いつの間にか発売されていたブラステのCotM2が前作以上のボリューム・難易度・演出でかんたんしました!

 

curseofthemoon.com

 

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懐かしい悪魔城ライク2Dアクションが更に進化して、コナミワイワイワールド的な要素まで帯びたクオリティ高い作品になっておられますよ。

 

 

※Bloodstainedシリーズ作品の感想

「Bloodstained:Curse of the moon」が悪魔城伝説ライクでごっつう面白い(インティ・クリエイツ) - 肝胆ブログ

「Bloodstained:Ritual of the Night」が探索型悪魔城の集大成過ぎて感動した - 肝胆ブログ

 

 

 

以下、ネタバレを交えながら紹介や感想を。

ネタバレをそうとう含みますのでご留意ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今作も、おおきくは悪魔城ならぬ「魔塔」に殴り込んでいって悪魔をやっつけて世界を平和にしよう! というストーリーです。

 

例によって筋立てはシンプルながら、今作は前作以上に仲間が増えて、仲間との絆や関係の広がりを楽しめるようになっていたりいたします。

 

 

 

主人公は引続き斬月さん。

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前作同様、ダメージ効率の高い主人公らしいキャラクターです。

見た目はベルモンド系ですが、能力的にはワイワイワールド2の風魔さん的な。

 

 

今作ではちょいちょいお茶目な部分も出てきて、好感度が急上昇ですよ。

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オープニング早々、キャッツアイみたいな登場をするところがウケました。

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新たな仲間その1、ドミニクさん。

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エルボーやドロップキックといったプロレス技で戦うイメージの女性だったのですが、今作では槍使いになっています。

上攻撃可能で回復技使用可能と、チームの要になるキャラクターです。

仲間が犠牲になっちゃう際も、彼女はなるべく最後まで残しておくといいですよ。

 

 

RotN以来のシリアスさに加え、やはりお茶目な部分が。

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かわいいわんわんに夢中になっているのがかわいいですね。

 

 

公式イラストのおっぱいのみなぎりようも凄いものがあります。

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RotNのとき以上に人気が出てしまいそうな気がする。

どないかして今後も続投していってくださるといいですね。

 

 

 

新たな仲間その2、ロバートさん。

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悪魔城伝説でいうグラントさん枠です。

通常攻撃が飛び道具のキャラで、超便利です。

 

 

人物的にはツンデレハゲ。

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突っ張っているのに、性能的には打たれ弱いのがかわいいんですよね。

 

 

 

新たな仲間その3、ハチさん。

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魔導アーマーに乗り込んだ犬、というなかなか思い切ったキャラクターです。

超強くて超便利。

ワイワイワールドで言うとコングさんがマントを羽織った感じ。

 

 

しかもかわいい。

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かわいい!

 

 

 

更に、攻略を進めると「1」の仲間も駆けつけてくださいます。

 

「俺たちを忘れてもらっちゃ困るぜ!」的なノリのジーベルさん。

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ストーリー上の超展開に対して冷静な分析をしてくださるアルフレッドさん。

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RotNのセーブ部屋みたいなボスに対峙し、ドミニクさんを救おうとするミリアムさんというエモい展開も。

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そんなこんなで7人パーティになった斬月組

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こうした多彩な仲間をチェンジしながら攻略しよう、

アイテム収集要素もあるぞ、

二人プレイも可能だぞ、

となると、どうしても思い出すのは初代コナミワイワイワールドですね。

 

 

もちろん、ワイワイワールドと違って画面のそうとう右まで行かないと画面がスクロールしないみたいな煩わしさはございませんが。

 

 

今作の難易度は相当高く、雑魚狩りでHPを回復可能なワイワイワールドや、前作「1」、歴代の悪魔城シリーズを攻略してきた方でも、初見ではかなり苦戦することになると思います。

 

ボスも初見殺しばかりで、癒し系ボスは3面のこやつくらい。

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詳述はしませんが、1面ボスからかなり強いので気をつけましょう。

 

 

その代わりというか、グラフィックやBGMのよさは健在。

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BGMは後半に行くほど好きです。

全体的には悪魔城サウンドロックマンサウンドが融合したような印象かな。

一番好きなのはステージ5のノリのいい火山ステージBGM。

ステージ7のBGMも悪魔城伝説の「Pressure」みたいなテイストで気に入りました。

 

 

 

そして、一番驚いたのは唐突にブッ込まれるシューティングステージ。

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アイテム収集により過剰パワーアップしていく武装

地上から宇宙へと移り行くステージ構成、

取ると嬉しいオプション、

飛び交う隕石。

 

完全にワイワイワールドじゃないか笑

 

 

ファイナルステージ冒頭のこの画面なんてまさにですよ。

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なお、白血球の雑魚敵はいないので安心ください。

いなくても鬼畜難易度ですが。

 

 

そんなこんなでファイナルエピソードや斬月ソロエピソードのラスト演出は半端ないカタルシスがございますので、たいがい歯ごたえはございますがプレイする方はぜひ最後までやり遂げてくださいませ。

 

 

 

それにしても。

 

前作は悪魔城伝説リスペクト、

今作はワイワイワールドリスペクトと。

 

オールドファンを喜ばせてくださる演出が続きますね!

 

 

このままブラステシリーズが続いていくと。

 

 

そのうちブラステメモリアルとか登場するのかもしれません。

男女犬悪魔どれでも攻略可能な、性的嗜好の多様性を備えたやつが。

 

もともと悪魔城シリーズには、崩壊する城を崖の上で眺めながら愛を告白したカップルは永遠に幸せになれるという伝説(悪魔城伝説がありますからね!!

 

わたし知ってますよ。

他の攻略対象キャラを無視してヴァレファールさんに電話し続けたら、ラストで仮面を外してくれて中身は美女だったという展開なんでしょう?

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まあブラステメモリアルは冗談ですが、ブラステシリーズはとても面白いですし、いい意味で悪魔城シリーズの呪縛からも離れつつある気がしますので、まさに今作のようにかつてのよさを残しつつ新たな世界を切り開いていってくださいますように。

 

 

 

おまけ:全実績

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「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA 感想 ピュアなガイ、ナイーブなジャグラー、イケてるガイア・アグル」

 

遅ればせながらウルトラマンオーブのオリジンサーガを視聴したところ、TV本編や後続シリーズとはまるで異なるガイさんジャグラーさんのアーリースタイルにかんたんするとともに、ガイア・アグルの関係性との対比を示したところがイケてるなあとほれぼれいたしました。

 

m-78.jp

 

 

 

ウルトラマンオーブのオリサガは、ウルトラマンオーブエピソード10構想のうちの第1章「命の木」編を収録したものとなります。

「ウルトラマンオーブクロニクル(年代記) エピソード10構想」ウルトラマンオーブ完全超全集より(小学館てれびくんデラックス) - 肝胆ブログ

 

 

ガイさんが戦士の頂のリングに選ばれウルトラマンオーブとなり、ジャグラーさんが選ばれずに曇らされる。

それでもジャグラーさんはガイさんを懸命にサポートしながら、二人で命の木を巡る戦いに身を投じていく訳ですね。

 

 

以下、ネタバレを含みながら感想を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全編通して見た感想としては、「ウルトラマンネクサス」がいまなりにアップデートされたような印象が強かったですね。

 

1話完結でない、連続ドラマ構成。

爽快感や娯楽性は少なく、シリアスで考えさせられる展開。

怪獣とのプロレスエンターテインメントが少ない代わりに、際立つ「ウルトラマン」のヒーロー性と神秘性。

ところどころ気になる一部登場人物の行動やもったりしたテンポ。

 

率直にいえば少年魂が燃え立つような感じではなく、そのままTVで放送しても人気が得られるようなつくりではありません。

一方で、ネクサス同様、こうした重厚なストーリー基盤を製作しておくことで、後のウルトラシリーズの設定やドラマに活きてくるものが多いという。

 

現在放映中のウルトラマンZの蛇倉隊長も含め、「O-50」に関わる人物や設定は広がる一方ですし、さいきんのウルトラマンシリーズにハマってきた人にとっては押さえておきたい作品だと思いますね。

 

とりわけガイさんとジャグラーさんが好きな方、「ウルトラマンガイア」が好きな方には積極的におすすめいたしますよ。

 

 

 

 

個別の登場人物については。

 

ガイさんは影がまったくなく、100%ピュアな光キャラになっていて眩しいですね。

後のエピソード3やエピソード5で大事な人を失ったり傷つけたりを経て、どこか影のある風来坊なTV版クレナイ・ガイさんが誕生する訳ですが、この段階ではピュアピュアのピュアなのです。

その癖、未熟でアーリーなウルトラマンオーブオリジン・ザ・ファーストが、異常なほど飛躍的な成長を遂げて多彩な必殺技を繰り出すようになっていきますので。

たいへん無垢でたいへんお強い。

これはジャグラーさんが曇るのもやむなしやなあと納得してしまいます。

 

 

ジャグラーさんは逆に100%ナイーブで、何かあるたび曇ったり傷ついたりしている姿にキュン死に間違いなしです。

後の諸エピソードでTV版以降の闇の仕草や闇のユーモアを身に着けていったようですが、この段階のジャグラーさんはただただ繊細な青年なんですね。

その癖、戦闘面では巨大化できないのに異常に強く、巨体の怪獣たちに我が身を顧みず突貫して仕留めていく姿が実にヒロイックです。

そして、何度もガイさんたちの危機を救いながら自分の活躍は自分で認めてあげられないのに、自分がガイさんに助けてもらうとめっさ顔を曇らせているところがね。

寄り添いたくなるような弱さと激しい強さが同居していて、たまんないっす。

 

 

ダイナとコスモスは「ウルトラマンサーガ」以来の信頼関係がいいですね。

ダイナはストロングタイプも披露していてオッと思いました。

コスモスはいつもながらムサシさんの「コスモース!」が爽やかで好きです。

一方、ヒーローとして成熟しているアスカさんとムサシさんは、結果としてジャグラーさんを一層曇らせる要因になってしまっている面もあって、ドラマ的に重いものを感じさせられました。

ジャグラーさん、ウルトラマンZ段階でも根に持ってる感じがしますもんね笑

 

 

そしてガイアとアグル。

この二人が登場するという話を完全に忘れていたので、登場したときは一人でめっちゃ盛り上がってしまいました。

ドラマ面でも戦闘面でも演出面でも活躍が多く、とりわけアグルは海を割って登場するシーンやジャグラーさんと邂逅するシーンが「完璧やな」と思わず声に出てしまうくらいグッときましたよ。

かつてのガイアとアグルの関係を踏まえ、ガイさんとジャグラーさんの関係を評したりアドバイスしたりする一つひとつのセリフが、ガイアファンにもオーブファンにももう堪んないすね。

これはマイ ベスト オブ ウルトラマン客演のひとつです。

 

 

オリサガ独自の登場人物としては和泉元彌さんと榎木孝明さんなどの役割・演技がよございました。

また、独自の戦う巨人「戦神」もいい造形だと思います。

ギャラクシーファイト続編のPVに「命の木?」や戦神&ジャグラーさんにちょっと似てる「アブソリュートタルタロス」さんが映っていますが、オリサガ要素も入ってくるんでしょうか。

 

 

今後のウルトラシーズ展開も楽しみですね。

ネクサスのノア要素同様、O-50にかかわる要素がいい意味でウルトラマン世界に厚みを与え、これからの魅力的な作品づくりに繋がっていきますように。

 

 

それにしてもウルトラマンZのせいでジャグラー愛がますます高まる一方だ。

どうしてくれるんだ。

これでZ後半でジャグラーさんがなんか大変なことになったら盛り上がりすぎて死んでしまうじゃないか。

 

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